http://www.asyura2.com/12/hasan78/msg/770.html
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メガソーラー。
何だか物凄い発電量のようだが、実際の発電量は乗用車10台分にしかならない!
天気まかせの太陽光発電は実質稼働率はあまりにも低く、代替エネルギーとしてはお話にならない。
(「東京で地熱発電」清水 政彦・著)
風力発電も全く同じ。「反原発」の広瀬隆氏も指摘するように、風力発電は、補助金にぶら下がり、環境破壊を繰り返す。
(「風力発電の不都合な真実」武田恵世・著)
これら再生可能エネルギーで原子力発電所並の発電量を確保しようとしたら、日本中の平地に太陽パネルを並べたり、高層ビル並みの風力発電機を何千機も建設しなければならない。
風力発電でも現実には電力供給が不安定すぎて送電線に供給されず、ほとんど捨てられている。太陽光も電力会社にしてみれば誤差の範囲だ。
しかし、こんなモノが補助金目当てに日本中で建設されたら、高度に管理された系統電力システムはどうなるのか?
千葉の送電線に船が接触し、連鎖して大規模停電が発生したのを忘れたのだろうか?
原発の問題でクローズアップされた揚水発電も太陽光発電や風力発電が増えれば、不安定なそれらが発電する電力を蓄えるための専用発電機となってバカ高いコストにさらに上乗せしなければならない。
従来、お金持ちの「自己満足」に過ぎなかった太陽光発電。これを「金のなる木」に変えた悪党達がいた。
電力買取制度で、金のある人間やファンドが遊休地にガンガンメガソーラーを建てて大儲けし、コストは一般庶民につけ回す。
ヨーロッパでは財政危機で制度は破綻寸前。環境大好きなドイツ国民も高コストに押しつぶされそうだ。
エコエコ詐欺の首謀者達は、やれ大規模な蓄電池システムが必要だ!スマートグリッドだ!と大騒ぎするが、スマートグリッドは、「電力自由化」のせいで供給が元々不安定な欧米で必要な装置に過ぎず、日本では電力会社が系統電力をコントロールしているので必要ない。
パネルや発電機で日本に雇用が増えるという人もいるかもしれないが、電池パネルはほぼ中国が独占。風力発電の機械もヨーロッパ製で故障しても修理に1年かかる代物だ。
日本には全くメリットがない。
代替エネルギーは長いスパンで考えるべきもので、拙速な判断は禁物だ。
このままでは、エコエコ詐欺で電力急騰し、日本から製造業がいなくなる日も近い。
儲けるのは補助金・買取制度に群がるファンドだけという事態になってしまう。
<参考リンク>
◆清水弁護士に献本いただいた「東京で地熱発電」の感想
http://matome.naver.jp/odai/2134538203635675701
この本が読んでいて気持ちがいいのは、2点。一点目は弁護士らしいデータと経緯の積上げを元にした現状分析。そして、もう一点は短期間な解決策と中長期的な目標を例示することで水掛け論になりがちな従来型の二元論的な思想を脱却しようと試みていること・・・
◆日本に巨大風車はいらない
http://no-windfarm.asablo.jp/blog/2011/04/07/5782443
現在、日本では風力発電で発電した電気は、開閉器、変圧器などを介して電力会社の電力系統に直接入れられています。
日本全国の電力会社は、強い風が吹いて風力発電所が稼働すると、火力発電所の出力をその分落とすという運用はしたことがありません。
また、火力発電所が廃止されたこともありません。電力系統に大量の電気が急に入ったり、入らなくなったりすると電力系統全体が不安定になり、停電することもあるのですが、まだ風力発電所からの電気は系統全体の1〜2%以下で誤算の範囲なので不安定にはならないので何もしていません。
風力発電所が結構増えた北海道電力、東北電力では、風力発電所の発電量が増えると、既存の火力発電所の出力は落とさずに、風力発電所からの送電を止めています(接続制限)。なぜかというと、風は一定の強さで吹き続けるものではないので、それに合わせて火力発電所などの出力を調整するのは難しいからです。
つまり、現状では、風力発電所ができたことで、火力発電所の出力も、数も減らしてはいないので、化石燃料の消費量をまったく減らしてはいないのです。//(37ページ)
・・・
◆広瀬隆さんセミナーにて〜「風力発電」の弊害
http://blog.goo.ne.jp/tokyo_1/e/0fd7280240a5d8d48dd73d6fb7ab5cca
【風力発電】
風力発電を設置した伊豆の熱川では、
風車から800メートル以内に生活する人の88%が
騒音被害を訴えているそうで、
その他、不眠、頭痛、肩こり、胸の圧迫感、歯、鼻、耳の痛みと出血
手の震え、歩行困難、立ちくらみ、血圧上昇など、
健康被害もかなりあるのだそう。
風量発電は、原子炉1基分の電機を発電しようとすれば、
東京の山手線内側面積の3倍の広さを
確保しなければならないそうで
これを、日本の海岸線や山の稜線に敷きつめられば、
健康被害ばかりでなく、野鳥の激減など自然破壊、
自然の景観破壊などをもたらすということ。
(“景観破壊”という考えは、私には全然なかったので、
これは意外でした。)
・・・
【太陽光発電】
太陽光発電は、10年単位の歳月をかけて
各家庭の屋根などに普及すべきであって、
原発1基分の発電をしようとすれば、
東京山手線の内側とほぼ同じくらいの面積に
太陽電池パネルを敷き詰めなければならなず、
メガソーラーのような大規模発電所は、
恐ろしい自然破壊につながる。
よく引き合いに出される、ドイツのソーラー発電は
総発電量の2%にすぎず、ドイツの大半のエネルギーは
石炭火力ということ。
・・・
◆ドイツ:再生エネ普及で電気代高騰、戸惑う国民 野党批判、首相「想定外」と釈明 / 毎日新聞
http://www.asyura2.com/12/hasan78/msg/769.html
◆電気料金値上げ 中小企業に大打撃 各地から上昇抑制を要望(会議所ニュース12/11号)
http://www.jcci.or.jp/news/jcci-news/2012/1214113242.html
◆電気料金値上げ 製造業への影響を懸念
http://www.zaikei.co.jp/article/20121211/119978.html
帝国データバンクは11月の企業倒産(負債総額1000万円以上)が938件、負債額で2495億400万円と前年同月に比べ、件数では3.4%減少したものの、負債額では30.9%の大幅増になったと10日、発表した。
帝国データバンクは今後、電気料金値上げの影響など、特に製造業への影響が懸念されるとしている・・・
◆再生エネ業者は儲け、国民は電気代値上げで苦しむ?
http://okwave.jp/qa/q7444190.html
◆トリウム核エネルギー発電が日本を救う
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/36420
◆【エネルギー】温泉をくみ上げない地熱発電 室蘭工業大とグンゼが開発中 大分・別府温泉で実験開始
http://kininarudenngeki.doorblog.jp/archives/17852445.html
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