http://www.asyura2.com/12/hasan78/msg/746.html
Tweet |
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M6XKYQ6KLVR401.html
7月10日(ブルームバーグ):格付け会社による評価は1世紀以上にわたり政府や企業による資金調達コストの決定に役立ってきたが、もはや世界の大口投資家に信頼されなくなっている。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)の元ストラクチャード・ファイナンス責任者が指摘した。
S&Pを昨年12月に解雇されたデービッド・ジェーコブ氏はニューヨークのブルームバーグ本社でインタビューに応じ、「格付け会社があるのはなくてはならないものだからであって、信頼されているからではない」と指摘。「リテール(小口)投資家は信頼しているかもしれないが、不幸な人々だ。機関投資家は信頼していないと思う」と付け加えた。
格付け会社はサブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン債権を裏付けとした証券の格付けをつり上げ、大恐慌後で最悪の金融危機を招く一因となったことを受けて、債券市場での評判は一段と低下している。S&Pは昨年8月に米国を格下げしたものの、米国債の利回り は過去最低水準を付けた。ムーディーズ・インベスターズ・サービスによる先月の世界の大手投資銀行15行の格下げでは、金融機関の債券の保証コストは低下した。
S&Pの信認回復を図るために4年前に採用されたジェーコブ氏は、格付け会社への依存度を低下させる十分な措置を政策当局は講じていないと指摘する。
格付けビジネスは現在、S&Pとムーディーズ、フィッチ・レーティグスが優位に立っており、3社の年間総収入は合計で40億ドル(約3200億円)。3600人のアナリストが世界で43兆ドル規模の債券市場に流通する273万の証券を格付けしている。
ジェーコブ氏(53)は「格付けは神の聖なる仕事ではなく、ビジネスだ。一定の市場シェア獲得を目指すことと信頼性を失うことの微妙なバランスの上にある」と語った。
S&Pとムーディーズ、フィッチの3社はジェーコブ氏の発言についてコメントを控えている。
◆金融庁が史上初のヤバい行動に出る「S&Pは業務改善せよ。長期間にわたり誤った格付けを付与してきた」ニューヨークのウォール街に喧嘩を売った!!!日本売りで仕返しされるのではとの噂も
http://www.news-us.jp/article/307840218.html
★S&Pジャパンに業務改善命令、格付け管理体制に不備=金融庁
金融庁は14日、信用格付け大手のスタンダード&プアーズ・レーティング・ジャパン(S&P)による信用格付け付与の業務管理体制の整備が不十分で金融商品取引法に違反したとして、再発防止策の確実な実施・定着などを求める業務改善命令を出した。
証券取引等監視委員会が同日、行政処分の勧告をしたことを踏まえた措置。
金融庁による格付け会社への行政処分は初めて。先進国の格付け会社に対し、本業での行政処分が出るのも初めてと見られ、極めて異例だ。
金融庁による処分では、再発防止策を確実に実施・定着させることや、実施状況・実効性の検証結果を定期的に報告することを命じた。初回報告を1月18日とし、それ以降、四半期末経過後15日以内に報告させる。金融庁幹部は、提出された再発防止策について「一定の自浄作用発揮がみられるが、実施・定着することが重要だ」と指摘している。金融庁幹部は、日本以外のS&Pの業務体制に対する評価についてのコメントは控えたが、再発防止の取り組みには米国本社も協力する姿勢だとした。
格付会社の検査は2010年4月から順次実施しており、大手5グループ7社への検査は一巡する見込み。S&Pの体制不備は、今年5月からの監視委の通常検査の過程で明らかになった。
(ロイター 2012年 12月 14日 19:37 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE8BD05X20121214?pageNumber=2&virtualBrandChannel=0&sp=true )
***** ベガスρ ★ :2012/12/14(金) 22:35:05.69 ID:???0
監視委の検査では、S&Pが付与した信用格付けについて検証や更新を適切・継続的に実施するための業務管理体制の整備が不十分だと認定した。
同社は、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)を束ねて組成したシンセティックCDO(SCDO)を構成する参照債務のクレジットイベントの発生状況の確認や、累積損失額の把握を適切にしていなかった。このため、長期間にわたり誤った信用格付けを付与し続けていた。また、システムへの金額の誤入力によって格下げをしなかったこともわかったが、その後も対策を講じなかった。
一方、付与した格付けの公表プロセスを適切に規定しておらず、社内で決定された格付と異なる格付が公表された事例も確認された。
短期格付けを付与していないA社の格付けとしてA社の関連会社の短期格付けを公表したほか、ストラクチャード・ファイナンスに関連した格付けで旧格付け欄に誤った格付けを記載したり、CDOの格上げ公表の英語版の資料でのみ誤った格付けを公表したりした。
金融庁によれば、S&Pは公表の誤りに最短1日、最長で1カ月程度で気付いて見直し、その旨をすでに公表済み。
S&Pは同日、顧客や市場関係者に迷惑をかけたことを陳謝するとのコメントとともに、代表取締役の月額報酬の半減(3カ月間)と関係した役職員の減給処分を発表した。監視委から指摘された問題点については、再発防止策をまとめ金融庁に報告したほか、策定した再発防止策の実効性を定期的に検証するとしている。
金融庁による格付け会社への行政処分は初めて。先進国の格付け会社に対し、本業での行政処分が出るのも初めてと見られ、極めて異例だ。
長期間にわたり誤った信用格付けを付与し続けていた。
**** 名無しさん@13周年 [sage] :2012/12/15(土) 02:34:26.52 ID:6wl97y6o0
これは素晴らしいニュース
日本国債なんか格付け下げるたびに
金利下がり続けてるしな
どんどんやれ
※参考
S&P | About S&P | 会社概要 | 日本
http://www.standardandpoors.com/about-sp/companyprofile/jp/jp
スタンダード&プアーズ・レーティング・ジャパン株式会社
(Standard & Poor’s Ratings Japan K.K.)
代表取締役社長:張 毓宗
業務執行取締役:清水 健
主要事業:信用格付け業務、信用格付けに関わる附随業務
信用格付業登録番号:金融庁長官(格付) 第5号
米国のCredit Rating Agency Reform Act of 2006に従い、Standard & Poor's Ratings Servicesは米国SECによりNRSROとして登録を受けており、スタンダード&プアーズ・レーティング・ジャパン株式会社はStandard & Poor's Ratings Servicesの一構成会社です。 NRSROとは、Nationally Recognized Statistical Rating Organizationの略で、米国における登録格付機関を意味します。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。