http://www.asyura2.com/12/hasan78/msg/709.html
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http://japanese.ruvr.ru/2012_12_04/eikoku-jinmingen/
英国は人民元のオフショア取引拡大に関心を持っている。すでに中国国外で行われる人民元決済の約30%を英国は占めている。
今日、ロンドンのシティは人民元取引において香港に続く第二の地位を占めている。しかし英国政府および銀行家の目標は野心的なもので、近いうちに人民元での取引をさらに増大させようとしている。サウス・チャイナ・モーニング・ポスト紙は、シティの政策金融センター委員会のマーク・ボリト議長を引用して伝えている。それによれば、最近中国との取引をもつ英国企業はますます人民元での決済への移行を望むようになってきているという。
VOR「ロシアの声」とのインタビューのなかで、「ロシア金融コーポレーション」社長を務め、元ロシア経済相のアンドレイ・ネチャエフ氏は人民元の国際化が速いテンポで進んでいることを指摘している。これは中国経済の成長を反映するものだという。
−最近の傾向として、国別通貨での決済が拡大しており、その1つに人民元があります。中国と取引を持っている企業には、人民元の購入および売却のための金融基盤が必要となります。そのような基盤の1つになることをロンドンのシティは目指しています。これによってシティは取引高の拡大という大きな利益を達成することができるのです。
アンドレイ・ネチャエフ氏によれば、人民元のオフショア取引の拡大は中国にとっても利益のあることだという。中国政府は人民元をまずアジアの国際通貨として、そして世界の国際通貨として成長させる戦略を持っている。それゆえ、中国を取引をもつ欧米企業、中国の金融当局、そしてロンドンのシティという3者の利益が一致することになる。
また英国政府の利益も考慮されている。人民元と「仲良くする」ことは、ユーロ圏での危機も背景としている。英国官僚および専門家の多くは、英国経済を堅調に成長させるためには欧州大陸だけでなく、成長する中国を含めたほかの地域と協力することが重要だと考えている。ロンドンの王立国際関係研究所によれば、人民元決済の取引総額は2020年までに1兆ドルに上ると見られている。
◆ニュージーランド国民の大半が秘密TPP交渉を終わらせたいと考えていることが世論調査で判明
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/tpp-65e5.html
2012年12月2日
報道発表 ジェーン・ケルシー教授
“TPP反対派で、世論調査を委託したジェーン・ケルシー教授によると、11月中旬に行われたコンシューマー・リンク世論調査で、環太平洋戦略的経済連携協定案を巡る秘密主義は圧倒的に拒否された。”世論調査は、大半のニュージーランド国民が、政府にTPPA交渉の秘密主義を止めるよう望んでいることを示している。
TPP反対派で、世論調査を委託したジェーン・ケルシー教授によれば“11月中旬に行なわれたコンシューマー・リンク世論調査で、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)案を巡る秘密主義は圧倒的に拒否された”。
ニュージーランド国民のほぼ三人に二人は、交渉が完了し、協定に署名する前に、最新かつ最大の自由貿易協定の内容を公表すべきだと考えている。
意見を述べた人々の中では四倍もの人々が、ニュージーランドが環太平洋戦略的経済連携協定に向け他の十ヶ国と交渉中の文書を、事前に公開することに賛成だった。
コンシューマー・リンクが行った世論調査では、65%のニュージーランド国民が、政府は交渉が完了し、条約が署名される前に条約内容を公表すべきだと考えており、14%はそうならなくともかまわないという意見で、21%は意見無しであることが分かった。
ケルシー博士は、交渉担当者達に対し、月曜日、スカイ・シティで秘密裏に今回の会合で集まる際に、これら交渉の秘密主義的手法は、民主的な正統性に欠けていることを認め、選挙で選ばれた我が国の指導者達が提案している文書と関連書類を、国民が読み、分析し、議論できるよう、公開することを要求している。
“交渉担当者達の主張に反して、これに前例がないわけではありません。大いに批判されている世界貿易機関(WTO)でさえ、TPPと比べれば透明性の星です。”
草案文書の公開要求は再三拒否されてきた。
“こうした要求は、市民社会団体からのみならず、交渉担当者達は、協定の影響を受けるであろう何千万人もの人々を代表する、あらゆるTPP加盟諸国の組織からも要請を受けています。”
“ニュージーランドの野党各党も、政府を将来無期限に束縛するようなルールに関する秘密交渉によって自分達の民主的な機能が侵害されることに反対しています。”
カナダ、オーストラリアとニュージーランドの緑の党は、TPPは“根本的に非民主的で、不透明だ”と烙印を押した。ニュージーランド・ファースト党のウィンストン・ピーターズは、ニュージーランド国民が主権に対する影響について議論できるよう、交渉を保留するよう要求しており、マナ党は、あらゆる詳細の公開を要求した。
重要なことに、先月の労働党大会で圧倒的多数で採択された付託は“協定文書草案の通常の一般公開を含む、全面的な公開協議”を条件として、TPPを支持している。
米議会は更に強く主張している。過去四ヶ月間、オバマ大統領はTPPを可決するのに支持が必要な民主党と共和党からの手紙で責めたてられている。
今年3月、ロン・ワイデン上院議員は、アメリカの交渉上の立場の開示や、知的財産権に対する提案や、インターネットに関する提案を入手可能にすることを要求する法改定を提出した。文書が開示されない限り、国家安全保障上の脅威となる。これは極めて意義深い。ワイデンは過去のあらゆるアメリカの自由貿易協定を支持してきた保守派の自由貿易支持派指導者で、上院の国際貿易・税関・ グローバル競争に関する小委員会委員長だ。
“世論調査は、ニュージーランド国民は、TPPが闇から出て、民主的な精査をしっかり受けることを望んでいることを示しています。ニュージーランド政府も、他のTPP加盟十ヶ国の政府も耳を傾けるべきです”とケルシー教授は話を結んでいる。
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情報源はscoop.co.nz
記事原文のurl:www.itsourfuture.org.nz/poll-shows-most-nzers-want-to-end-secret-tppa-negotiations/
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