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● 気になったニュース ●
・日本
金融緩和強化で足並みを揃える3野党=村上尚己
★中国の大手金融グループ:日本で預金などのリテール業務に参入
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・米国
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・EU他
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・中国・アジア
★[FT]中国経済を4倍以上にした胡錦濤氏の失敗
・中東
米上院、核開発続けるイランに対する経済制裁強化策を検討へ 超党派議員が法案提出
パレスチナを「国家」に格上げ、国連総会が決議案採択
● メモ ●
北朝鮮が長距離ロケット発射準備、来週にも打ち上げ可能に
★〔アングル〕安倍発言でデフレ脱却に賭ける海外勢、実現には懐疑的見方も
英銀は資本バッファー不足の可能性=イングランド銀行金融監督委
G7財務相・中銀総裁会議、英国で5月10〜11日開催−英財務省
〔情報BOX〕ユーロ圏債務危機をめぐる今後の主な日程
欧州はバズーカの用意あると表明を−スペイン救済でOECD
アルゼンチンに対し、債務再編拒否した債権者への支払いを猶予
◆.ユーロ圏はすでに恐慌状態
http://www.eagle-hit.com/
ユーロ圏の失業率が11.7%と、前月より0.1ポイント上昇し、1995年以降の最悪を記録した。
特にスペインが26.2%(+0.4)、イタリア11.1%(+0.3)と大幅に悪化した他、ポルトガル、キプロスと南欧圏が拍車をかけている。(ギリシャは非公表で直近の8月で25.4%)
ドイツ、フランスが横ばいで何とか全体の失業率を抑えているようだが、
もはや、これは世界恐慌といってよい情勢である。
(世界恐慌は金融市場だけでなく、実体経済、国民の生活を破壊する広範な経済状態を指す)
さらに悪いことに、ユーロ圏の11月の消費者物価がさらに2.2%上昇した。
上げ幅は縮小しているものの、エネルギー分野は5.8%上昇と高水準である。また食品も3.0%上昇となっている。
これは紛れもなくスタグフレーションの最悪の状況を呈している。
ユーロ圏の国民の生活が破壊されつつあり、デモ、暴動、掠奪が起きるのは当たり前の状況である。
80年前と比べ"静かなる大恐慌"と言われているが、80年前と同様、欧州から本格的な恐慌が世界に広がっていったように、すでに先進国はその金融大津波に呑まれ、徐々に水嵩が増しており、いつの間にか水没しかねない経済状況にあるといえる。
日本ではデフレ脱却が叫ばれているが、一気に物価上昇の波が訪れる危険性があるのだ。
すでに平時の時代は終わり、今後、非常時の生活を余儀なくされていくことになろう・・・。
◆過去最悪を更新したユーロ圏失業率
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/
10月のユーロ圏失業率が過去最悪の11.7%に悪化しておりますが、この一ヶ月で17万3000人の失業者が生まれ、総計で失業者数が1900万人となっています。
今後さらに経済が悪化し、失業者が増加することは避けられず、失業者数2,000万人突破も時間の問題かも知れません。
ECBは年内にも利下げするかも知れませんが、金利引き下げ・金融緩和はかえって景気を悪化させるだけであり、本当に景気を引き上げようと思えば利上げを行い、利息を国民に返し、それを使って消費を持ち上げる必要がありますが、膨大な国債を発行してきた国としては、利上げなどとんでもない話であり、結果、景気は悪化し続けます。
いつまで金融緩和で市場をもたせることができるかどうかという次元となっていますが、失業者2,000万人で果たしてヨーロッパ社会が維持できるでしょうか?
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