http://www.asyura2.com/12/hasan78/msg/652.html
Tweet |
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-ME3QFE6KLVRM01.html
11月26日(ブルームバーグ): 欧州中央銀行(ECB)が3年物オペで供給した流動性はこの融資が満期となる2014、15年に世界経済の混乱要因となるだろう。世界銀行のチーフエコノミスト、カウシク・バス氏がこのような見方を示した。
バス氏は26日ヘルシンキでのセミナーで、「債務の壁がわれわれに迫ってくる」として、「世界経済は14、15年に次の混乱に直面することになるだろう」と語った。
1兆ドルを超える3年物資金のシステム注入は域内景気てこ入れの決め手となるはずだったが、危機は悪化し、ドラギECB総裁はユーロを守るためにいかなる措置も辞さないと表明することになった。バス氏はECBの銀行支援は「時間を稼いだだけ」で、「亀裂の解消」にはならないと指摘した。
バス氏は当時の状況に照らせば「ECBには他に選択肢がなかったと思うが、稼いだ時間が使われなければ危機は戻ってくる」と指摘。
さらに、欧州の債務危機が長引く中で世界経済へのリスクは増しているとして、「世界経済の下振れリスクは今もなお極めて高い」と述べた。「欧州では2年−2年半は悪い状況が続くだろう、減速は新興国・地域の状況に影響を与えるだろう」と語った。
◆プラート理事:ECBの金融政策ができることには限界がある
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-ME48UR6KLVRH01.html
11月26日(ブルームバーグ):欧州中央銀行(ECB)のプラート理事は、ソブリン債危機を食い止めるためにECBができることには限界があるとの考えを示した。
プラート理事は26日のベルリンでのスピーチで、「金融政策ができること、しっかりと行うべきことには限界がある。現時点で公式に付託されている権限の範囲外にある問題の解決を金融当局に期待することはできない」と語った。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。