http://www.asyura2.com/12/hasan78/msg/598.html
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http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/
貿易赤字 5,490億円
輸出 −6.5% 総額5兆1,500億円
輸入 −1.6% 総額5兆6,990億円
赤字 5,490億円
報道では中国向け輸出が減少したからとされていますが、詳細は以下の通りです。
中国向け −11.6%
EU向け −20.1%
EU向け輸出が20%以上も減少しているのですが、その落ち込んだ原因は自動車輸出の減少です。
対中国向け −82%
対EU向け −43.6%
中国向けは壊滅的な打撃を受けていることがわかりますが、失業者が増え、経済がメルトダウンしつつあるEU向けも43%もの減少を見せており、ほぼ半減近い減少を見せているのです。
ここまで減少しますと、もはや人員削減は避けられませんが、そのような話は自動車産業からは聞こえてきません。
ただ、失業者がじわりじわり増えているのは確かであり、しかも職探しをあきらめた国民が行き着く先は【生活保護】です。
213万1011人もの生活保護費受給者がおり、前月から6342年増えているのです。
年率に換算しますと今後一年間で76,104人増加することになりますが、果たしてこれだけの受給者増加で留まるでしょうか?
上記の通り、輸出が減少している中、大企業をはじめ中小企業は輸出の不振から人員削減を進めるでしょうから、年末にかけて解雇されたり倒産したりして働きたくても働けない中高年が生活保護に殺到することになるかも知れません。
日本国中で今、155万5003世帯が生活保護費をうけていますが、これが200万世帯になりましても何ら不思議ではなく、その後も増え続けることになれば、今の3.7兆円の生活保護費が4兆円を突破し、税収の1割が生活保護費という状態になるかも知れません。
また、国民所得が過去5年間で45兆円も減少していると日経は報じていますが、2007年には530兆円あったものが2012年7−9月期には485兆円(年率換算)にまで落ち込んでいるのです。
それだけ日本人サラリーマンを中心に経済が縮小してきており、お金が使えなくなってきているのです。
更に、名目GDP は2000年を基準として、アメリカ1.5倍、EUは1.35倍になっている中、日本は0.9倍近くに落ち込んでいるのです。
今の日本経済は民主党が悪いのではなく、自民党が悪いのではなく、日本人が働かなくなり、その結果が経済の衰退であり、所得の減少であり、生活保護の増加なのです。
★日本衰退が急速に進んでいますが、その姿はいまだよく見えなく、大方の日本人はこのため実態を見えてていないのです。見えた時。パニックが起こるはずです。
◆恐慌ゲーム いつ来るのだろう?
http://www.asyura2.com/bbsup/up.cgi?ban=hasan78&up=1
**恐慌ゲーム
一つ方向に掛けた生き方は、時として、全資産を失い、勇気すら失う。だが今は恐慌と言う時代の始まりに掛けても良い。誰もが良い時代、どうにかなる時代は終った。大きいことが優れ、国が頂点に立つ組織は壊れる。個人を頂点した、勘定より感情が優先する社会は、三角のピラミッドからは生まれない。勘定と感情の分離、その仕分けはこれからの行き方、その必要十分条件であろうか?
**いつ来るのだろう?
来る時に来ない暴落に少しイラリ、イラリ。でも暴落すれば世界は変わる、変わる世界に希望を持つほど愚かでもないが。季節はクリスマスラリーの準備、季節要件は株が上がることになっているのだが、おかしい。何か変な予感。年末に上昇があっても上限は決まっている。そして、金の上昇が始まりそうな気配、大台を目指すのか?(松藤民輔)
(参考記事)
■ソロス氏やポールソン氏が金購入−景気刺激策で相場上昇予想・・金は政治家の愚行に対する究極のヘッジ手段
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MDRFN46JIJUV01.html
11月20日(ブルームバーグ):金相場は年間ベースで12年連続で上昇し、少なくとも過去90年で最長の上昇相場となっている。中央銀行による景気刺激策導入を背景に、ジョン・ポールソン氏やジョージ・ソロス氏らの投資家が金を購入しているため、上場取引型金融商品(ETP)を通じた金保有量は過去最高水準に膨らんでおり、2013年も相場上昇が続くとの見方が強まっている。
ブルームバーグがアナリスト16人を対象に実施した調査の中央値では、金相場は来年、全四半期を通じて上昇し10−12月(第4四半期)の平均は現在よりも12%高い1オンス当たり1925ドルになると予想されている。ヘッジファンド運営会社ポールソンは金ETPとしては最大の「SPDRゴールド・トラスト」を通じて36億2000万ドル(約2950億円)相当を保有。米証券取引委員会(SEC)への届け出によると、ソロス・ファンド・マネジメントは7−9月(第3四半期)に金の保有を49%増やした。
欧州や中国などの中央銀行は経済成長てこ入れに向け追加景気刺激策を導入する方針を示しており、インフレと通貨価値下落への懸念が高まっている。ETPを通じた投資家の金購入量は今年247トンと、米国の年間の鉱山生産量を上回っている。
★フィデュシャリー・トラスト(ボストン)の最高投資責任者(CIO)、マイケル・マレーニー氏は「われわれは金を政治家の愚行に対するヘッジ手段とみている。金のような実物資産を保有しポートフォリオを保護するのに適した時だ」と述べた。
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