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ブラジルなどの米国債保有の増加分、中国の減少分の約2倍に
11月19日(ブルームバーグ):米国の「財政の崖」や連邦債務の法定上限をめぐる再度の対立、中国の米国債保有といった懸念材料にもかかわらず、外国投資家の米国債への需要は旺盛だ。
ブラジルとベルギー、ルクセンブルク、ロシア、スイス、台湾、香港の各国・地域は、債務上限をめぐる議論が決着した昨年8月以来、米国債の保有を合計2648億ドル(約21兆6000億円)相当増やした。16日に発表された米国債データによると、米国債の保有額で世界最大の中国は同時期に1230億ドル 相当減らし、1兆1560億ドルとなった。
海外勢による米国債保有の増加は、米国への信頼の高まりを示す。一方、中国の保有額減少により、中国の米国に対する影響力が強くなり過ぎたとの共和党の主張の根拠は弱まった。オバマ大統領と議会指導部は16日、来年1月に6000億ドル余りの強制的な歳出削減と減税失効が重なる財政の崖の回避に向け、長期的な財政計画の協議を開始することで合意した。
原題:Treasuries’ Foreign Buying Doubles China’s $123 BillionCut(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Daniel Kruger dkruger1@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Dave Liedtka dliedtka@bloomberg.net
更新日時: 2012/11/19 10:19 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MDPN3Z6K510P01.html
大手損保3社:4−9月純利益70%減158億円−有価証券評価損響く(1)
11月15日(ブルームバーグ):東京海上ホールディングス など大手損保グループ3社の4−9月期の連結純利益は合計158億円と前年同期を70%下回った。昨年3月の東日本大震災による影響がなくなったものの、株安 でNKSJ などが多額の有価証券評価損を計上した。
通期純損益見通しは3社が下方修正し、黒字幅は3社合計で740億円に縮小した。前期は2560億円の赤字だった。NKSJホールディングスが従来予想の240億円の黒字から280億円の赤字と、経営統合以来3期連続の赤字見通しとなり、自然減や希望退職(400人)などで2015年度までに人員を今年度比4800人削減する計画を打ち出した。
また、MS&AD インシュアランスグループホールディングスは120億円(従来予想800億円)、東京海上HDは900億円(同1050億円)にそれぞれ下方修正した。通期予想の下方修正の背景には、多額の有価証券評価損の発生や、10月末に米国東海岸を襲ったハリケーンの影響を織り込んだことがある。
MS&ADの梅村孝義専務は15日の記者会見で、保有株式の売却について、「相場がこのような状況なので、リスクの削減と、そのほかの観点から慎重に行っていきたい」と述べたものの、計画通り年間1000億円削減する方針を示した。
一方、4−9月期の3社合計の正味収入保険料は、自動車保険の料率改定などが寄与し、前年同期比3.5%増の3兆6300億円となったが、有価証券評価損が同2倍の2620億円に達し、各社の収益を圧迫。連結純損益は、東京海上HDが625億円の黒字を確保したものの、MS&ADが同71億円の黒字から94億円の赤字に転落、NKSJは赤字幅が同333億円から373億円に拡大した。
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中間期 中間期 中間期
純損益 (%) 正味収入保険料 (%) 純損益 (%)
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MSAD ▲94 13398 (2.8) 120
東京海上 625 (−21) 12511 (4.6) 900
NKSJ ▲373 10386 (3) ▲280
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注)単位:億円。▲は赤字、−は減少。
Editors: 持田譲二, 平野和
記事についての記者への問い合わせ先:東京 伊藤小巻 kito@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Andreea Papuc apapuc1@bloomberg.net;大久保義人 yokubo1@bloomberg.net
更新日時: 2012/11/19 17:49 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MDKMDT6K50XS01.html
MBAよりお得な1年修了ののMSコース−就職にも有利
11月19日(ブルームバーグ):ジャバリー・ウォーカー氏は2011年秋にロチェスター大学 のサイモン経営大学院入学に際して、迷っていた。2年間の「MBA(経営修士号)」コースを取るべきか、あるいはマーケティングに特化した1年間の「MS(専門)」コースを選ぶべきか。
2カ月考えた末、同氏はマーケティングの修士号を得るコースを選んだ。ブルームバーグ・ビジネスウィーク誌11月19日号が報じた。MBAコースの内容の質が低いわけではないが、卒業後自分が何をしたいかを分かっている者にとって経営学全体をカバーする2年間のコースは幅が広過ぎるからだ。
「マーケティングについて学びたかったので、株やデリバティブ(金融派生商品)について知る必要はなかった」とウォーカー氏(30)は説明した。
MSプログラムで同氏は、マーケティングについての8つの科目に基本的な経営学のクラスを幾つか加えて、1年間で卒業することができた。従来からのMBAに比べ半分の時間で学費も3分の2以下ですんだ。この夏に卒業した時には既にマーケティング専門家としての就職も決まっていた。
MBAコースへの需要はインドや中国では高まっているが、米国では低下傾向にあるようだ。世界のビジネススクールの代表で構成されるグラデュエート・マネジメント・アドミッション・カウンシル(GMAC)の2012年調査に答えた米国のビジネススクールのうち、62%がフルタイムの2年間のMBAコースへの出願が減っていると回答した。
就職に有利
トップクラスのスクールではあまり減っていないものの、ニューヨーク大学スターン校とインディアナ大学ケリー校はいずれも10%以上入学希望者が減った。MBAコースの卒業生がいかに多くの借金を背負うかが頻繁に報道される米国で、国民がしり込みするのも無理はない。
費用もさることながら、専門コースの人気の第一の理由は就職での有利さにあるようだ。マサチューセッツ工科大学(MIT)スローン校の金融工学コースの責任者、アンドルー・ロー氏は「2008年にプログラムを開始してから毎年、われわれの卒業生は全員、就職先を見つけている」と話した。
フルコースのMBAではそうはいかない。ブルームバーグ・ビジネスウィーク誌のビジネススクールランキングをまとめるための調査データの一部によれば、12年の卒業生の18%が就職先がなかった。10年の24%からあまり改善していない。
それでも、多くの経営大学院は伝統的な2年間のMBAコースがなくなるとは考えていない。ミシガン州立大学ブロード校では12年の入学希望者が18%減ったが、入学選抜責任者のポール・ノートン氏は、2年間のコースが「提供する経験は市場で評価されている。近い将来になくなるとは思わない」と話した。
ブルームバーグ・ビジネスウィークの2012年米ビジネススクールランキングは以下の通り。
2012 2010 School
1 1 Chicago (Booth)
2 2 Harvard
3 3 Pennsylvania (Wharton)
4 5 Stanford
5 4 Northwestern (Kellogg)
6 6 Duke (Fuqua)
7 13 Cornell (Johnson)
8 7 Michigan (Ross)
9 10 MIT (Sloan)
10 11 Virginia (Darden)
11 15 Carnegie Mellon (Tepper)
12 14 Dartmouth (Tuck)
13 8 UC-Berkeley (Haas)
14 9 Columbia
15 19 Indiana (Kelley)
16 18 NYU (Stern)
17 16 North Carolina (Kenan-Flagler)
18 17 UCLA (Anderson)
19 25 Texas-Austin (McCombs)
20 24 Notre Dame (Mendoza)
21 21 Yale
22 22 Emory (Goizueta)
23 23 Georgia Tech (Scheller)
24 42 Maryland (Smith)
25 37 Vanderbilt (Owen)
26 30 Texas A & M (Mays)
27 32 Ohio State (Fisher)
28 26 USC (Marshall)
29 12 Southern Methodist (Cox)
30 33 Georgetown (McDonough)
原題:MBAs Aren’t the Only Game in Town as Students SeekAlternatives(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Geoff Gloeckler ggloeckler@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Cristina Lindblad mlindblad1@bloomberg.net
更新日時: 2012/11/19 08:00 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MDKK5Y6K513T01.html
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