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試練の中国経済 競争力低下、すさむ工場街 行き詰まる成長路線
2012.11.11 18:10 [中国]
入居する店がほとんどなく、廃虚同然のショッピングモール=10月30日、中国広東省東莞市(共同)
中国を世界第2の経済大国に押し上げた成長路線が行き詰まりを見せている。輸出で栄えた工場街は企業の撤退や倒産が相次ぐ。第18回中国共産党大会を経て発足する習近平指導部は中国が1978年に改革・開放路線にかじを切って以来最大の試練に直面する。
「街に活気が戻ることはもうないだろう」と広東省の企業幹部。世界有数の売り場面積を誇った地元のショッピングモールは、入居する店がほとんどなく廃虚同然。広東省は「世界の工場」と言われ、衣類から液晶テレビまであらゆる製品を生産。だが今、工場街を歩くと、至る所で放置された工場跡が目に入る。
中国では年20〜30%のペースで進む人件費の上昇に伴い、ここ数年で靴や衣類の輸出価格が2〜3倍に。東南アジア製より高価になり受注を奪われている。反日デモを受けて日本企業が中国以外の地域に活路を求める動きも強まり、邦銀筋は「ベトナムの支店に、日本企業から投資に関する問い合わせが殺到している」。(共同)
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中国で老人入党<宴bシュ 公務員の子息は昇進に有利とも
2012.11.11 01:48 [中国]
【北京=矢板明夫】中国共産党大会の開会に合わせ、人民日報など中国の官製メディアは共産党を賛美するキャンペーンを展開している。なかでも目立つのが70歳以上の高齢者による“入党ラッシュ”で、「美談」として報じる例が相次いでいる。腐敗などで陰りがみえる共産党の権威回復のため、党当局が指示した宣伝キャンペーンの可能性もちらついている。
浙江省の新聞「南湖晩報」などによれば、同省平湖市の復員軍人、陳照美氏(88)は党大会が開幕した8日、地元の党支部で共産党への入党宣誓を行った。これまで何度も「入党申請書」を提出し、ようやく悲願を達成した陳氏は、「きょうから私の命を党と人民にささげる」と力強く話したという。
中国メディアによると、8日には長沙市の梁石剛氏(91)も入党が認められた。党大会前に新疆ウイグル自治区の遊牧民で105歳のヤハプ・ザイティ氏が入党を果たしたことも、大きく報じられている。
インターネット上で検索すると、党大会開会前後に共産党入党を果たしたとして、中国各紙が取り上げた70歳以上の高齢者は少なくとも50人に上る。「長年の夢がかなった」といった見出しに加え、記事の構成もほぼ同じだ。
北京の改革派知識人によれば、党幹部の腐敗などで最近、共産党の求心力は急速に低下している。党大会に合わせて「高齢者の相次ぐ入党」を大々的に報道することで、党は民衆の間でいまなお根強い支持を得ている−とアピールしているようにみえる。
ただ、中国共産党は党員8200万人以上を有する世界最大の政党で、約20年前から入党のハードルは下がり、犯罪の前科などがなければ簡単に入党できるようになった。実際には、各地方の党組織は「入党に同意する非党員の高齢者」を探すのに苦労しているといわれ、党のイメージアップを目指す当局の「やらせ」ではないか−という疑問の声も上がっている。
ある党幹部は、「要請に応じて入党してくれる高齢者には、正月や中秋節などに党からカレンダーや菓子折りをもらえるメリットがある。その子らが公務員であれば、昇進する際に有利になることもある」と話している。
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