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経営破綻した日本直販に、70億円粉飾決算が浮上した
破綻の「日本直販」、70億円粉飾情報が浮上…20年間で
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20121110/dms1211101414002-n1.htm
2012.11.10 夕刊フジ
高枝切りバサミなどのヒット商品を生んだテレビショッピング「日本直販」を手掛ける総通(大阪市、喜多俊憲社長)が9日、大阪地裁に民事再生法の適用を申請、事実上、経営破綻した。負債総額は約174億円。ジャパネットたかたなどテレビ通販間の競争激化や楽天などネット通販の拡大で業績が悪化した。同社には、20年間で七十数億円の粉飾決算をしていたとの情報が浮上している。
関係者によると、粉飾決算は今年6月ごろ、同社がメーンバンクの京都信用金庫(京都市)に借入金の返済スケジュールの変更を要請した際、京都市の監査法人が財務内容を調査して発覚したという。7月に開かれた金融機関などの会合で同社側が明らかにしていた。
回収見込みのない売掛金を算出して利益を水増ししたり、架空の在庫を資産として計上したりする手口で決算を粉飾。少なくとも70億円を超える粉飾決算をしていたとみられる。
東京商工リサーチなどによると、総通は1961年、「東洋ペン字学会」の屋号で創業、ペン習字の通信教育から事業を始め、ヒット曲を集めたレコードなどの通信販売で成長。77年からテレビやラジオで通販「日本直販」事業を開始した。
健康食品や美容器具、電化製品、家具、ファッションなど、自社企画商品を中心に多くのヒット商品を出し、1997年9月期には年商約410億円を計上した。
しかし、デフレによる消費低迷に加え、テレビ通販は有力企業や専門チャンネルが増え、さらにネット通販も急拡大したことで減収基調をたどり、2009年9月期は年商約280億円に。デリバティブ(金融派生商品)での運用失敗も重なり、資金繰りが悪化していた。
粉飾情報に関し、京都信金は産経新聞の取材に「粉飾の有無を含めて調査中」とコメント。申立代理人の弁護士側は「現段階で粉飾があったかどうかは把握していない」としている。
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