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株式日記と経済展望
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ワタクシは昨年のうちから中国バブルがはじける、と声を大にして申し上げて
きましたが、なかなか相手にしてもらえませんでした(現役金融マン ぐっちーさん)
2012年11月7日 水曜日
◆中国バブル崩壊にいまさら気づいても遅い!(現役金融マン ぐっちー氏) 11月5日
http://nikkan-spa.jp/322007
長年大幅な経済成長を続けてきた中国。ここにきて経済成長が急減速してきていることが報道されている。しかし、こうなることは早い段階からわかっていたと、ぐっちー氏。中国がバブル崩壊に向かう道筋を改めて説明する。
◆中国バブル崩壊にいまさら気づいても時すでに遅し
(現役金融マン ぐっちーさん)
尖閣問題で突如クローズアップされた日中経済問題ですが、中国経済自体は完全にピークアウトしているというしかありません。
実は中国の労働賃金は最早安くはなく、上海などでは月間7万〜8万円と日本でアルバイトを雇うのとほぼ変わりません。さらに時間通り来ない、すぐやめる、暴動を起こす、となれば中国に工場を出している理由はないとなり、世界中の企業が中国を去っていっています。
また「中国で商売をやるならカネを払え」と言わんばかりに、昨年11月からすべての外国人従業員に社会保険の支払いを義務付け。失業保険、家族保険など、外国人が受け取る可能性のないものまで払わせ、その料率は地域によっては全所得の40%にも及ぶそうです。
これは事実上、外国人は出ていけ、と言っているような制度です。このことや欧州危機もあり、欧州企業は素早く逃げましたが、これをあり得ない高値で買っていたのが日本企業。今年の対中海外投資はマイナス3.4%と完全に失速するなか、日本企業の投資だけがプラス16%というテイタラク。
では、中国のバブル崩壊はどのくらいの規模になるか、というのが問題です。
◆中国から445兆円が失われる!?
アメリカの株価が上昇している。これで景気も回復の兆しを見せるのかと思いきや、そんなことはないという。アメリカ国民の多くがまだまだ苦しい生活を送り、オバマ大統領の政策に否定的だというが、いったいなぜ?
◆株価が上がっただけで景気回復と言えるか?答えはNOです!【後編】
(現役金融マン ぐっちーさん)
中国の統計はあてにならないので、香港、台湾などの統計を合わせて類推するしかありません。例えば比較的正しく捕捉できる貸出残高は’10年時点で40兆元(1元=12.78円換算で約500兆円)と言われています。日本がバブルで100兆円、アメリカがリーマンショックで200兆円吹っ飛ばしたということなので、この500兆円の半分が不良債権化すると(日本はほぼ60%が不良債権化した)、それらを軽く上回る250兆円相当が不良債権となる可能性があります。その規模はすさまじい額です。
因みに世界を席巻したヘッジファンドのレバレッジ後の総額がせいぜい13兆元(2兆ドル相当)ですから、この数字がどれだけ影響の大きいものかご想像に難くありませんね。中国で’11年に行われた年収2000万円以上稼ぐ人々への調査結果は実におもしろく、80%もの人が中国以外への移住を希望。更に1000万元以上の資産家人口が96万人。その平均値が6000万元(約7億5000万円!!)で、うち60%は既に海外移住手続きを進めている、というのです。
約60万人分の6000万元がなくなるということは36兆元、日本円では445兆円の損失!! 海外企業が脱出し、日本のGDPにも相当しようかという金額が国外に流出。これでバブルがはじけないほうがおかしい。ワタクシは昨年のうちから中国バブルがはじける、と声を大にして申し上げてきましたが、なかなか相手にしてもらえませんでした……時すでに遅し。
しかし、このお金持ちのほんの一部でも日本に来てもらえば消費税なんて上げなくても楽勝なんだがね、というお話はまた今度!
【今週の数字】
中国の貸出残高
64兆6600億元(’12年9月現在)
現在ニュースなどで出ている中国の貸出残高はさらに額が大きい。このまま経済成長が減速していき、中国バブルが崩壊するような事態になれば、ここから多くの不良債権が生まれることとなるのだ
(私のコメント)
昨日は韓国のバブル崩壊について書きましたが、中国についても同じ新興国としての共通した現象が見られます。同じ中華文化圏であり中国人も韓国人もプライドは非常に高くて、謙虚さに欠ける国民性であり、日本に対しても非常に攻撃的なところが似ています。個人的には非常にいい人も多いのですが、集団となると凶暴性を発揮して暴力的になります。
非常に感情的になりやすく、一度興奮しだすと止まらなくなり、現在の韓国の李大統領や中国の温家宝首相のように国際会議でも非礼な態度を取るようになります。このように書くと中国人も韓国人も日本人だって疎じゃないかと言ってきますが、程度レベルの話であり日本人もしつこく攻撃されれば反撃もします。中国人は面子が服を来ているような人間だから面子を汚されると半狂乱になりますが、尖閣も今となっては引っ込みがつかないのでしょう。
人も国家も冷静さを失えば判断を誤るのであり、日本も70年前にアメリカの挑発に乗って判断を誤った。戦争をしてもアメリカに勝てないことが分かっていても、軍部は面子を潰されるのがいやだから戦争に踏み切った。中国との戦争も中国の挑発に乗ってしまって引っ込みが付かなくなって中国からの撤退が出来なかった。戦争を始める以上は勝てる見込みが無ければやってはならない事であり、バカは死ななきゃ治らないように多くに人が大戦で戦死した。
大戦前にして現在にしても中国の挑発には乗らないことが肝心であり、外交的にも様々な手を打って日本の正当性を主張していかなければなりません。そうしていれば中国の異常性が世界各国に認識されれば問題解決の糸口がつかめるでしょう。しかし最悪の事も考えておかなければなりませんが、感情的になると最悪の事が考えられなくなります。
竹島も尖閣も何の役にも立たない岩礁に過ぎないのですが、中国人や韓国人にとっては日本に勝利する為に面子の問題となってしまっている。冷静に見れば棚上げにしておくしかないのですが、韓国政府は警備隊まで送り込んで実効支配してしまっている。中国も巡視船を送り込んで虎視眈々と狙っていますが、引っ込みが付かなくなって自分の手足を縛ることになる。
中国や韓国は、新興国ブームに乗って経済発展してきましたが、欧米の経済の変調によって徐々に影響が及んで来ていますが、欧米企業が徐々に中国から撤退しつつあるのに日本だけが中国への投資を大幅に増やしている。世界経済から見れば新興国ブームが終わろうとしているのは明らかなのに、日本企業の経営者にはそれが分からないのだろうか? 冷静に見ても中国への投資は人件費やコストの上昇で割に合わなくなって来ている。
中国政府は、外資系企業に対して様々な嫌がらせをして来ていますが、日本のマスコミはこのような事を詳しくは報道しません。現地で取材すれば分かる事なのでしょうが、特派員は現場に乗り込んでは取材はしていないようだ。現地企業にいた人にも聞けば分かるのでしょうが、自分の企業批判になるような事は言わない。とにかく日本の経営者は中国の13億人の巨大市場という幻想に洗脳されてしまっている。
中国の経済統計はあてにならないのですが、中国の不良債権の額は相当な額になるらしい。バブルは早めに潰すのがいいのですが、金融支援すれば先送りに出来るからアメリカもヨーロッパも中国もそうしている。しかしいずれ限界が来て手の打ちようが無くなる。日本は早めにバブルは潰したものの金融緩和の規模が小さくてなかなかデフレから抜け出せない。
中国の大企業は多くが国営だからバブル崩壊も政府が救済するのでしょうが、それが更なるバブルの拡大を生んでしまう。中国国営銀行が不良債権を抱えても政府が肩代わりして消してしまいますが、政府に不良債権が残る事になる。アメリカにしてもFRBが不良債権を買い込んで梃入れしていますが、FRBが不良債権を抱え込めばどうなるのだろうか? 税金で埋め合わせるのだろうか?
クリントン国務長官が講演したように、中国は共産党幹部ですら海外に逃げる準備をしており、アメリカやカナダには中国幹部の町が出来るほどになっている。韓国でも海外で働きたいと言う労働者が増えていますが、一部の幹部だけが豊かな暮らしを謳歌して利権政治が蔓延っている。中国や韓国では賄賂政治が当たり前であり、日本の政治家も買収されてしまって彼らの言いなりになっている。マスコミの記者も同じだ。
現役金融マン ぐっちー氏は、アメリカのバブル崩壊も崩壊する半年前から指摘してきた人であり、中国のバブル崩壊も様々なデーターから類推すれば確実らしい。経済運営は独裁国家の強権政治でもソ連崩壊のようにどうする事もできない。経済は信用が崩壊してしまえば通貨はただの紙切れになりジンバブエのようになってしまう。中国もおそらくそれに近いことが起きるのだろう。中国政府自らゴールドを買い込んでいますが、人民元が紙幣乱発で紙切れになることも考えられる。
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