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オバマVSロムニー、どちらが勝ってもOKな投資シナリオ・・最悪の場合「米国デフォルトか」2013年2月―3月にかけて
http://www.asyura2.com/12/hasan78/msg/355.html
投稿者 墨染 日時 2012 年 11 月 02 日 10:35:58: EVQc6rJP..8E.
 

http://moneyzine.jp/article/detail/205877

****米国大統領が誰になるかに加えて、同日の米国議会選挙にも注目!
 オバマ大統領再選なら「財政規模維持・増税」「ドル安誘導」「融和外交」、ロムニー氏が大統領になれば「歳出削減・減税」「ドル高回帰」「対外強硬策」となると考えられています。

 また、量的緩和でドル安・リフレ政策を進めてきたFRBの議長人事について、ロムニー氏は「バーナンキ議長の続投なし」としているようです。このため、大統領がどちらになるかで、為替相場や金利はすぐに動きそうです。

 一方、法律の制定が必要な政策実現に関してはそう容易ではありません。大統領選と同時に行われる上院・下院が、上院が民主党、下院が共和党が過半数をとるという「ねじれ状況」になる可能性が高いからです。
 その場合、どちらが大統領になっても妥協が必要で、「決まらない政治」になることも考えられます。

★最悪の場合は、妥協が成立しないで行政に支障を来たし、2011年のような「米国デフォルトか?」といった事態が2013年2月から3月にかけて再び起こることもありえます。


****選挙シナリオ1(可能性やや高):オバマ大統領再選、上院民主党、下院共和党
 接戦であるもののオバマ有利で、上院は民主党過半数、下院は共和党過半数の現状維持となる可能性がやや高いようです。この場合、ドル安政策継続とみて為替相場は「若干のドル安」か「変わらず」となると思われます。株価も現在のドル安政策を織り込んで上がって来ているので、それほど動きはないと思われます。しかし、議会のねじれで大統領はつらい立場のままです。

★このシナリオでの投資を考えるなら、ドル安政策継続と、大統領と下院共和党との対立による来年2月から3月にかけての「財政の崖」懸念から、金コール、金ETFや金トラッカーへの投資、NYダウプット買いが効果的と思われます。


****選挙シナリオ2(可能性中):大統領ロムニー氏、上院民主党、下院共和党
 スイング州といわれる趨勢が決まっていないところで勝てば、ロムニー氏が大統領になるという見方も残ります。また、仮に有効投票数が同程度であっても、選挙区の区割りが共和党に有利になっているという分析もあるようです。

 このシナリオなら、FRB議長のバーナンキ氏再選がないとみてドル高・米金利上昇はありそうです。米国株全体への影響は、上院・下院のねじれ状況のため政策方針変更の影響は限定的で、シナリオ1と同様に来年2月から3月にかけての財政の崖問題に注目が集まり、「ややマイナス」と思われます。ただ、セクター別では規制緩和で金融株にはプラスとなりそうです。

 なお、ドル高円安となれば米国経済の復調基調もあり、日本株にはプラスといえるでしょう。このシナリオであれば、★米国金融株コール、日本株コール、ドルコールなどへの投資が有効と思われます。


****選挙シナリオ3(可能性低):大統領ロムニー氏、上院、下院ともに共和党
FX月間取引高第1位 ロムニー新大統領誕生で、上院でも共和党が逆転して過半数を握れば、行政・立法ともに共和党の時代がやってくることになります。この場合は、大幅な方針転換が行われ、★大幅減税、規制緩和、財政支出削減、医療保険制度見直し、リーマンショック後の金融機関への規制方針転換、対中国・対イランでの強硬外交、ドル高政策などが打ち出されるものと思われます。

 ただ、実際には財政支出の削減がGDPを押し下げる一方、減税・規制緩和による景気浮揚効果もあるので、株式市場への中長期的な影響は読みにくいといえます。
★また、量的緩和を推し進めて来たFRBが方針転換するなら、これも株価と景気にはマイナス要因です。しかしながら、行政・立法ともに共和党となれば、財政の崖という最大のリスクは大きく後退するでしょう。

 以上を勘案すれば、少なくとも選挙直後は米国株上昇要因と見てもよいかもしれません。なお、日本株にはドル高・米国での富裕層・企業減税でプラス、人民元は通貨切り上げを求められるので中国株にはマイナスと思われます。

 このシナリオで投資を考えるなら、NYダウコール、日経平均コールとハンセン指数プット、米金融株コールや米ドルコールへの投資が考えられます。

決めかねたら……
 上記のいずれのシナリオにも絞り難いのであれば、「休むも相場」です。一旦手仕舞いしてトレンドが出るまで待つのがセオリーでしょう。また、米ドルニアピンの上下両端の銘柄を同時に購入して、相場が上下どちらかに大きくことを予想した投資法も一案です。

 (念のため付言しますと、上記は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません)
 

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