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ユーロ圏:10月景況感指数、8カ月連続低下
−景気低迷の兆候
10月30日(ブルームバーグ):10月のユーロ圏景況感 指数は8カ月連続で低下し、3年余りで最低となった。景気低迷が10−12月(第4四半期 )に入っても続いていることが浮き彫りになった。
欧州連合(EU)の欧州委員会が30日発表した10月のユーロ圏景況感指数(速報値)は84.5と、9月の85.2を下回り、2009年8月以来の低水準となった。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト27人の予想中央値では84.4が見込まれていた。
ハイ・フリークエンシー・エコノミクス(HFE)のチーフエコノミストのカール・ワインバーグ氏はブルームバーグラジオとの24日のインタビューで、「入手可能な全ての指標は欧州の景気悪化を示している」とし、「欧州はわれわれの世代が目にした景気循環の中で最も大恐慌に近い事態へと向かっている」と語った。
欧州委によると、10月のユーロ圏製造業景況感指数はマイナス18.0と、前月のマイナス15.9から悪化。サービス業の指数はマイナス12.1と11.9から低下した。建設業景況感指数も前月から悪化した。
同時に発表された10月の消費者信頼感指数改定値はマイナス25.7。9月はマイナス25.9だった。
原題:Euro-Area October Economic Sentiment Falls to Three-YearLow (1)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:チューリッヒ Simone Meier smeier@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Craig Stirling cstirling1@bloomberg.net
更新日時: 2012/10/30 20:03 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MCPARB6TTE2E01.html
UBS:ロンドンでトレーダー100人を特別休暇に−投資銀縮小
10月30日(ブルームバーグ):スイスの銀行最大手UBS は30日、ロンドンで債券トレーダー約100人を特別休暇扱いにした。同行が投資銀行事業を縮小する計画について説明を受けた関係者が明らかにした。
退社に向けた面談の期間で有給休暇の扱いになるという。関係者が匿名を条件に述べたところによると、従業員らは同日朝の出社時にこれについて伝えらえた。UBSロンドン支店の行員はコメントを控えた。
UBSは30日、収益力目標を引き上げるとともに約1万人を削減する計画を発表。セルジオ・エルモッティ最高経営責任者(CEO)は投資銀行事業を縮小しウェルスマネジメントへの集中を強化する方針だ。同CEOはこの日の電話会議で雇用削減について、業務再編の「痛みを伴う結果だ」と述べた。
UBSは投資銀行の中で必要資本の大きい債券トレーディングなどからの撤退を進め、ウェルスマネジメントを重視することで、株主へのリターン向上を目指そうとしている。
原題:UBS Is Said to Place About 100 Fixed-Income Traders onLeave(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ロンドン Ambereen Choudhury achoudhury@bloomberg.net;チューリッヒ Elena Logutenkova elogutenkova@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Edward Evans eevans3@bloomberg.net;Frank Connelly fconnelly@bloomberg.net
更新日時: 2012/10/30 20:59 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MCPEO76TTDVP01.html
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