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私のブログからの転載です。http://blogs.yahoo.co.jp/sosui0111/37246717.html
愛と幻想のメガフロート海上都市〜日本経済につける薬〜
結論から申し上げます。ゆうちょ銀行の住宅ローン参入は市場に禍根を残して失敗します。考えていることがレッドパージ2009こと中畑のバカ畑http://paranoiawatch.jugem.jp/並みにお気楽だからです。レッドパージ2009こと中畑のバカ畑http://paranoiawatch.jugem.jp/と同レベルのバカでマヌケでアホウな行動です。これほど日本がレッドパージ2009こと中畑のバカ畑病に冒されているとなると、国民的な資金の預入先が破綻しかねません。
日本郵政は近く、2015年の上場に向けた準備に着手することになっています。現在は全株式を国が保有していますが、予定されている総株式の3分の2を市場に放出したときに想定されている、売却益の約7兆円は東日本大震災の復興財源として活用される予定でもあるようです。国家的な資金難の折、その方向への支出に組み入れられることは肯としましょう。(復興財源としてだけに活用され、きちんとした復興事業の要所に適切な資源配分がなされるのであれば、、、という前提ではありますが。。。)
JTの時もそうでしたが、上場と同時に株価が下落しかねないリスクも考慮しての売却益7兆円なのでしょうか?亀井静香をたたき出して国民新党をワタクシした下地幹郎が遊んでいる郵政民営化担当大臣職が決定に参与していることを考慮しなければなりません。レッドパージ2009こと中畑のバカ畑http://paranoiawatch.jugem.jp/程度の腐れサヨクのアタマで考えたことでは、早晩先行き不透明になりかねません。
決算書をチェックしてみましょう。(レッドパージ2009こと中畑のバカ畑http://paranoiawatch.jugem.jp/ごときにはビジネスマンの常識として財務諸表を読み解くなんてできっこありません。)
株式会社ゆうちょ銀行 平成25 年3月期 第1四半期財務・業績の概況〔日本基準〕(非連結)
http://www.jp-bank.japanpost.jp/aboutus/financial/pdf/zim2013q1_gaikyo.pdf
先ずはバランスシートの資産の部から、3月31日と6月30日で比較すると、わずかこの3ヶ月間で、現金預け金が7兆5千億円増加しており、逆に目減りした資産勘定がコールローンで1千800億円・債権貸借支払保証金が1兆9千億円・買入金銭債権が110億円・金銭の信託5千600億円・有価証券で3兆3千300億円・貸出金1千500億円と、本来の長期保有資産が目減りして流動性のみを異常なまでに積み上げています。
一方、負債の部は貯金が1兆1千億円増加した分に合わせるように、債権貸借取引受入担保金が1兆円目減りしたくらいで、負債総額は1兆6千400億円の増加になっています。ほぼ変わりません。自己資本比率は3月時点で5.01%。6月では4.94%と悪化しています。BIS基準で国内での営業が許される4%を辛うじて超えていても、国外で営業できる8%を大きく下回ったままです。
損益計算書で前年同期と比べても、経常収益で5千9億円、経常利益は6億円も下回っており、国債バブルの下でも収益が得られにくい構造となっています。
まるで、レッドパージ2009こと中畑のバカ畑http://paranoiawatch.jugem.jp/のようなテイタラクです。
この程度の経営能力で、来春から競争の激しい住宅ローン市場に打って出るなど笑止の限り。銀行業界に比べてノウハウもなく、不良債権の整理回収も今後は特段に厳しく難しくなっていくなかで、住宅ローン市場に参入して本気で銀行業界に伍して行けるつもりでしょうか?
地銀あたりは民業圧迫であると反発しています。ゆうちょ銀行は消費税増税前の駆け込み需要をあてにしているのでしょうが、金利低下競争で収益に結びつかない住宅ローンのみを武器に戦っていくためには、さらなる低金利で勝負に出るしかないのに、国債バブルがその途中で弾けた場合にすぐさま逆鞘に陥るリスクは勘案されてはいません。ただでさえ、収益構造がレッドパージ2009こと中畑のバカ畑http://paranoiawatch.jugem.jp/のように脆弱なゆうちょ銀行は、その膨大な人員を養っていくために薄利多売の方向を目指すしかありません。民業圧迫など一時的なことです。不良債権をサービサーに売却して損を出すか、整理回収に専門家を徴用して新たに人件費をかさ上げせざるを得なくなるか?つまるところ、そんなものです。
ゆうちょの個人の預入限度額の1千万円を超えた預金者に対して販売している投資信託や個人向け国債などの役務取引等収益は、前期比2億3千800万円増加していますが、そのためにかかる役務取引等費用は前期比6億円近く増加しています。住宅ローンは薄利多売を目指し、収益の柱にしたい役務取引では儲けが出ない状況です。
こんなレッドパージ2009こと中畑のバカ畑http://paranoiawatch.jugem.jp/のようにナサケナイ財務内容である一方、計画では、ゆうちょ銀とかんぽ生命の株式売却については、日本郵政株を半分以上売却した後に検討すると先送りしています。当然、JTの二の舞は避けられず、上場しても企業努力で頑張ることのできたJTとは戦う市場も市場環境も違いすぎます。果たして郵政民営化は小泉&竹中コンビの残した、日本人の資産をアメリカに貢ぐためのカラクリであったのですが、2015年の上場までに企業として生き残ることができるのか?
6月30日の残高では176兆7千281億2千7百万円を数える日本人の個人資産は、住宅ローン市場に回せることができるのか?民業圧迫などトンデモナイ!そんな目先のことよりも日本人の大切な176兆円の個人資産が大きく毀損する心配の方が大きいのです。
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