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第二次世界大戦前夜に酷似してきた世界・・・国賊都知事が人気!
(恐慌前夜のトリック・スター? 手の平の上で踊らされるのは、一回で充分です)http://green.ap.teacup.com/pekepon/931.html
■ 民間の資金需要が低迷してデフレに
日本経済はデフレである。
誰もがそう信じています。
だから政府も日銀も、1〜2%のインフレを目指し
日銀は銀行から国債を購入して、市場に通貨を供給しています。
ところが、景気が低迷する折、金融機関は優良な融資先を見つけあぐねています。
日本は大手企業の巨大な社内保留が、優良融資先の資金需要を抑圧していました。
銀行は、経営が不安定な中小企業には融資したがりませんので、
結果的に「資金需要が低い」と表現される状況が続いていました。
■ 悪い形で増えてきた民間の資金需要
先のソフトバンクのスプリント・ネクステル買収に対して、
日本のメガバンク3社は、2兆円を融資します。
これに対して、メディアや経済通は好意的な反応を示しています。
「積極的な企業戦略が資金需要を生み出した」と評価しているのです。
しかし私は、借金返済の為に勝負に出ざるを得ないソフトバンクが、
アメリカの倒産し掛けた携帯電話会社を高値で掴まされたと見ています。
要は、攻めの企業戦略では無く、攻め続けなければ企業存続が危ういので、
ソフトバンクに融資をしている銀行は、ソフトバンクの経営が破綻しない為には
ひたすら巨額の融資を継続せざるを得ない・・・これが実態では無いか?
どうも、最近日本では、同様な「悪い資金需要」が生まれてきている様です。
シャープは4000億円の資金不足に陥っている様ですが、
銀行はこれまでシャープに貸し付けた融資が倒産で回収不能に陥る事を恐れて、
シャープへの巨額融資を継続せざるを得ません。
パナソニック、ソニー、NEC、なども経営環境は厳しく、
内部保留を放出し続けています。
これらの企業は、既に金融機関の融資を頼る企業に成り下がっています。
なまじ巨大な為に、固定費も巨大です。
内部保留を食いつぶした後は、財務状態は一気に悪化するはずです。
これらの企業の後に、トヨタの名前が並ぶ日もそう遠く無いのでは・・・。
この様に、現在日本で生じている「資金需要」は決して喜ばしいものでは無く、
企業業績の悪化を補填する為の、銀行の自衛の為の融資が始まっています。
■ 特例公債法案の成立の目処が立たなくても、政府と地方をファイナンスする銀行
「貸さなければ、融資が回収できない」の最たるものが日本政府への融資です。
特例公債保安の成立の目処が立たない中、
日本の国庫は11月には空になります。
既に地方交付税などの支払いが滞り、
自治体は金融期間からの借り入れで凌いでいる様です。
特例公債法案さえ国会を通過すれば、
赤字国債が発行されて、地方交付税は支払われますから、
銀行は「優良融資先」として地方自治体に喜んで融資しています。
同様に国債発行が停滞する中で、
政府は政府短期証券の乱発で、急場を凌いでいる様です。
政府短期証券は償還期限が短いので、
銀行にとっては短期国債よりも安全な投資先です。
政府短期証券の入札に多くの金融機関が殺到している様です。
この中には、外資系の金融機関も多いのではないでしょうか?
日本から又甘い汁が流れだしているとばかりに殺到している可能性があります。
本来ならば、日本の財政に赤信号がピカピカ点滅している状態ですが、
金融機関は積極的に政府や地方をファイナンスしています。
マスコミ各社も、11月に国庫が空になるキャンペーンを展開していません。
あまり騒いで、国民を不安に陥れると、預金流出などが起こるので、
なるべく穏便に、特例公債法案の成立を待つ事にしたのでしょう
ここでも金融機関に対して、明らかに「悪い資金需要」が発生しています。
そもそも、巨大な日本の債務自体が、「悪い資金需要」の源となっています。
■ 景気が好転すれば、資金は利息が付いて帰って来るハズだった・・・
現在は「悪い資金需要」でも、景気さえ好転すれば資金は利息が付いて帰ってきます。
ですから、金融機関は政府や、巨大企業への融資にあまり躊躇しません。
とこが、前提条件が「景気回復」である所に注意が必要です。
どう見ても、世界経済は縮小しています。
今後、輸出企業の業績は、しばらくの間好転しません。
それどころか、日中、日韓関係の悪化で、企業業績は大きく悪化しています。
シャープやソニーやパナソニックがJAL化すれば、
銀行が融資した資金の一部は回収不能に陥ります。
銀行が貸し出した資金とは、それは私達の預金です・・・。
■ 既にステルスインフレが進行する日本
現在日本はデフレです。
しかし、世界的には、穀物価格が高騰するなど、
FRBやECBの量的緩和の悪影響が顕在化しています。
さらに、アメリカの干ばつが穀物価格を押し上げています。
ドルにペックするような国々では、インフレが顕著です。
韓国もウォンをドルに対して安く誘導しているので、
国民はインフレに苦しんでいます。
日本も食糧輸入価格は高騰しているので、
本来はインフレが発生しているはずですが、
円高が輸入物価の高騰を抑制しています。
さらに不景気で企業がコストの上昇を価格転嫁できない事を
インフレを抑制する要因になっています。
しかし、この所、消費財の物価が上昇しているとの統計もあり、
日本は隠れたインフレ(ステルスインフレ)が進行していると見る事も出来ます。
さらに原発停止による発電コストの上昇が、
これからジワジワと物価を押し上げていきます。
■ 中東有事で一気にスタグフレーションに突入
日本人は尖閣問題と、鬼畜女に夢中ですが、
世界の目は、シリアとイランに集中しています。
シリアは完全に内戦状態で、トルコとの国境も一発即発の状態です。
レバノンなど周辺国にも飛び火しそうな勢いです。
一方、イランは経済制裁がここに来て国民生活を圧迫しています。
どうやら、通貨マフィア達が、イランの通貨を攻撃している様で
通貨下落から、イラン国内のインフレが一気に上昇しています。
イラン国民の不満は爆発寸前で、もしこれを抑えきれなくなると、
政府は政権維持の為に、戦争という選択肢を余儀なくされます。
さらにガザ地区とイスラエルの攻撃合戦もエスカレートしています。
まさに、中東は戦争に対する準備完了といった様相を呈しています。
もし中東有事が勃発すれば、原油価格が一気に高騰します。
1バレル200ドルなどという状況になれば、
世界各国で、インフレが発生します。
しかし、世界は景気後退の真っ只中ですから、
物価上昇と景気後退が同時に進行する「スタグフレーション」が発生します。
これは第四次中東戦争で原油価格が5年で10倍に高騰した状況に似ています。
当時の日本は高度成長期だったので、単なるインフレが発生しましたが、
ヨーロッパやアメリカでは、スタグフレーションに陥りました。
■ 物価上昇が始まったら量的緩和を終了せざるを得ない
原油は全ての製品の価格の源です。
原油価格の高騰は、必ず物価上昇を伴います。
もし今の世界でインフレが発生したらどうなるでしょう。
庶民は物価高騰に敏感ですから、必ずインフレをどうにかしろという声が上がります。
そこで各国の中央銀行は、量的緩和を継続できなくなります。
出口戦略どころか、非常口からの強制退去が求められる事になります。
これで、世界の政府も中央銀行も景気回復の手段を奪われます。
さらに、金融市場に流入していた資金が枯渇します。
これで、世界経済は金融部門から崩壊が始まります。
■ 日本でスタグフレーションが発生したら
もし日本でスタグフレーションが発生したら、
景気は一気に底割れするでしょう。
税収は落ち込む一方で、金利には上昇圧力が生じます。
これで、一気に日本の財政の均衡が崩れます。
■ 第二次世界大戦前夜と状況が酷似していないか?
以前から言われてきた事ですが、
リーマンショック以降に世界の経済情勢は、
第二次世界大戦前夜に酷似しています。
1929年の世界恐慌以降、世界の国々は通貨防衛の為に金兌換制を死守しますが、
結局は金の流出を抑制する為に、金兌換制度を中止します。
これによって、通貨の価値が失われて行きました。
同時に、市場を独占する為に「ブロック化」を進め、
市場から他国を排除しました。
この動きは、現在の米中関係に似てきています。
アメリカが今後、中国封じ込めを強化すれば、
少なくとも、アジアと環太平洋というブロック経済圏が出現します。
第二次世界大戦の時は、各国の様々な試みに反して景気は回復せず、
次第
に戦争によって、国民の不満を外に向けさせる政策を各国が取り始めます。
■ 石原(売国)都知事が新党を立ち上げて国政に復帰!
昨日、突然、石原東京都知事が都知事を辞任しました。
新党を立ち上げて、国政に打って出ると宣言しました。
私はTBSのネットニュースでTVニュースを見ているのですが、
TBSの報道は、石原氏の勇ましさを強調していました。
「中国・韓国と対決する為に、石原都知事が立ち上がる!!」的な報道です。
しかし、真相は、自民党総裁選で石原伸晃氏が敗れたので、
石原氏が国政に出ざるを得なくなった・・・そんな感じがします。
「若い奴がしっかりしないから・・」って、
「オレに息子が不甲斐ないから」と言い換えた方が良くないですか?
さらに、橋本大阪市長の支持率の低下も影響しているでしょう。
石原氏は、アメリカのジャパンハンドラー達の指示に従って、
東アジアの緊張状態を散々煽ってゆくことでしょう。
■ 悲しいかな、国賊石原を支持する国民
現在の日本の不景気に拍車を掛けているのは中韓との関係悪化です。
その元凶を作ったのは、石原氏です。
ところが、ニュースは石原氏に好意的な街頭インタビューをタレ流しています。
これは、はっきり言って正気の沙汰ではありません。
ところが国民の多くはコロリと騙される。
メディアが石原新党を持ち上げれば、支持率も上がります。
ここに、最近ボロが出始めた橋本氏を絡めて報道し、
あたかも日本の救世主二人が手を組んだ様に報道するでしょう。
自民、民主の古い政党と、官僚機構と戦う政治家というイメージをでっち上げます。
■ 悲しいかな、世界中から戦争の足音が響いてきた
戦争は何の為に起きるのか・・・・
多分、それは、経済の失敗をウヤムヤにする為に起きるのでしょう。
あるいは、戦争を起す口実として、経済を破綻させるとも見る事も出来ます。
もし、世界の金融システムは破綻するならば、
戦争によって経済の失策を隠蔽すると同時に、
新しい世界経済の枠組を強引に作る過程で、
戦争は便利な代物です。
中東と東アジアに戦争の足音が近づいている様に感じます。
私達はアメリカに踊らされて、中国と韓国と対立を深めていいのでしょうか?
福島の放射線は、人の命を奪いませんが、
戦争は確実に人の命を損ないます。
確かに中国や韓国の人達も、激情にかられて日本と対立しています。
しかし、それは彼らの首を同時に絞めています。
確かに日本国内でロスチャイルドが在日勢力を上手に使っている様に見えます。
しかし、在日の方達も、同じアジアの同胞です。
★欧米諸国の手の平の上で踊らされるのは、一回で充分です。
そろそろ皆さん、冷静になる頃合ではないでしょうか?
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