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19日の米国株式市場は急落し、ダウ工業株30種平均株価は前日比205.43ドル安の1万3343.51ドルで取引を終えた。
ブラックマンデーからちょうど25年が経過した「10月19日」、グーグル、マイクロソフトなどのハイテク関連の主要銘柄の業績発表が事前の市場予想に届かなかったことなどもあり、心理的な要因が引き金となり、4カ月ぶりの大幅な下げに見舞われた。
ナスダック総合指数は67.25ポイント安の3005.62だった。
◆米国株:続落、6月以来の大幅安−マイクロソフト決算で
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MC5PZZ6S972D01.html
10月19日(ブルームバーグ):19日の米国株式相場 は続落。6月以来で最大の下げをつけた。ソフトウエア最大手マクロソフトや複合企業ゼネラル・エレクトリック(GE)の決算が予想を下回ったほか、欧州首脳会合でスペイン救済をめぐる協議がなかったことが嫌気された。
マイクロソフトは2.9%下落。同社の四半期利益は予想に届かなった。GEは3.4%安。7−9月(第3四半期)の売上高が予想を下回った。外食産業最大手マクドナルドは4.5%下落。米国で売上高の伸びが鈍化したことが響いた。パソコン(PC)用プロセッサーメーカー2位、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)は17%急落。同社は従業員を15%削減すると発表した。
S&P500種株価指数が前日比1.7%安の1433.19。ダウ工業株30種平均は205.43ドル(1.5%)安の13343.51ドル。
プルデンシャル・ファイナンシャルの市場ストラテジスト、クインシー・クロスビー氏は、「期待値が十分低かったことを考えると、投資家は企業決算で前向きなサプライズを望んでいた。このほか欧州問題を解決しなくてはいけないとの見方もある。欧州は今も主要なリスクだ」と述べた。
S&P500種株価指数は年初から14%上昇している。経済統計の内容が予想を上回っているほか、予想以上に良好な企業決算、さらに米金融当局による量的緩和第3弾などが影響してい
・企業決算
前日の引け後以降に決算を発表したS&P500種採用企業18社のうち半分は1株当たり利益がアナリスト予想を下回った。ブルームバーグがまとめたデータによると、今期の決算発表シーズンでこれまで発表した117社のうち約69%がアナリスト予想を上回った。
フランスのオランド大統領によると、欧州連合(EU)首脳会議では首脳らはスペインへの追加支援を議論しなかった。
9月の米中古住宅販売は前月比で減少した。供給不足で価格は上昇している。全米不動産業者協会(NAR)が発表した中古住宅販売件数(季節調整済み、年換算)は、前月比1.7%減少の475万戸。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト調査の予想中央値と一致した。
S&P500種産業別10指数はいずれも下げた。テクノロジー株や素材株、資本財株は大きく下げた。
・マイクロソフトが安い
マイクロソフト は2.9%安。7−9月(第1四半期)決算はパソコン(PC)販売減が基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」の売り上げに響き、利益と売上高がアナリストの予想を下回った。
純利益は44億7000万ドル(1株当たり53セント)と、前年同期の57億4000万ドル(同68セント)から22%減少した。ブルームバーグがまとめたアナリストの予想平均は1株当たり56セントだった。売上高は7.9%減の160億ドル。アナリスト予想平均の164億ドルを下回った。
GEは3.4%安。7−9月決算は、売上高がアナリスト予想を下回った。減速する世界経済が医療用スキャナーやジェットエンジンなどへの製品需要の低下につながった。
マクドナルド は4.5%安。7−9月決算は前年同期比3.5%減益となった。米既存店売上高は1.2%増加した。コンセンサス・メトリックスがまとめたアナリスト21人の予想は1.7%増だった。
アップルは3.6%安。9月19日に記録した最高値からは13%値下がりし、7月以降で初めて100日平均を下回った。
◆10月19日の欧州マーケットサマリー:株反落、割高感とスペイン不安で
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MC5IYI1A74E901.html
◎欧州株式市場
19日の欧州株式 相場は5日ぶりに下落。前日までの上昇でバリュエーション(株価評価)は2010年以来の高水準に達していた。欧州連合(EU)首脳会議でスペイン向け追加支援が協議されなかったことも嫌気された。
銀行株は総じて安く、スペインのバンキアは14%急落。ストックス欧州600指数の産業別銘柄の中で銀行株が最も下げた。英発電設備レンタルのアグレコ は7.2%下げた。不良債権の貸倒引当金が通期業績に影響を及ぼすとの見方が嫌気された。精密機器や精密制御機器を手掛ける英スペクトリスは12%の大幅高。7−9月売上高が12%増え、通期目標を達成できるとの見方を示したことが買いを誘った。フランスの小売り大手、カルフールは5.9%高。コロンビア部門売却で合意した。
ストックス欧州600指数 は前日比0.8%安の274.08で終了。前週末比では1.7%上昇した。6月4日に付けた年初来安値を依然として17%上回っている。ブルームバーグがまとめたデータによると、前日終値の株価収益率(PER、予想収益ベース)は12.33倍だった。
RMGウェルス・マネジメントのスチュアート・リチャードソン最高投資責任者(CIO)は、「最近の取引レンジの上限近くにあり、短期的なテクニカル要因から判断すると、ちょっとした悪材料で市場参加者が買い控えるか、利益確定に動く理由が分かるだろう」と続けた。
フランスのオランド大統領は、首脳会議ではスペイン向け追加支援策は協議されなかったと言明した。
原題:European Stocks Fall as EU Leaders Fail toDiscuss Spanish Aid(抜粋)
◎欧州債券市場
19日の欧州債市場ではスペイン国債が下落。2年債利回りは約6カ月ぶりの低水準から上昇した。ラホイ首相が欧州連合(EU)首脳会議後、全面的な国家救済の要請を迫る圧力に直面していないと語ったことが手掛かり。
スペイン2年債は4日ぶりに下落。ラホイ首相の発言を受けて、同国の国家救済要請の先延ばしで債務危機が長びくとの懸念が高まった。ドイツ国債は上昇し、利回りは前日付けた1カ月ぶり高水準から下げに転じた。イタリア国債は週間ベースで3週連続のプラスとなった。
コメルツ銀行の債券ストラテジスト、マイケル・ライスター氏(ロンドン在勤)は、スペインの「救済要請に対して市場は引き続き極めて神経質だ」とし、「当社の見方では、状況が明らかになるまで待つ必要がある」と続けた。
ロンドン時間午後4時51分現在、スペイン2年債 利回りは前日比4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し2.75%。一時は2.66%と、4月4日以来の最低まで低下する場面もあった。同国債(表面利率3.3%、2014年10月償還)はこの日、0.085下げ101.07。
ドイツ10年債 利回りは4bp低下の1.60%。前日は1.66%と、先月19日以来の高水準に達した。イタリア10年債 利回りは前週末比で22bp低下し4.77%。この日は4.70%まで下げる場面もあった。
英10年債利回りは前日比2bp低下の1.89%。同国債(表面利率1.75%、2022年9月償還)価格は0.19上げて98.73となった。
英国債相場は週間ベースで下落した。18日に10年債 利回りは1.96%まで上げ、1カ月ぶり高水準となった。
◆NY原油:続落、2週間ぶり大幅安−企業決算不振で景気懸念
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MC5PCD6S972P01.html
10月19日(ブルームバーグ):ニューヨーク原油相場は続落。2週間ぶりの大幅安となった。米企業マイクロソフトやゼネラル・エレクトリック(GE)の決算が不調だったことから、景気や原油需要の先行きに対する懸念が強まった。
S&P500種株価指数 も続落。欧州情勢への不安を背景にユーロが対ドルで下落したことも、原油の売りにつながった。
ストラテジック・エナジー・アンド・エコノミック・リサーチ(マサチューセッツ州ウィンチェスター)のマイケル・リンチ社長は「企業決算が弱いため、市場は経済状況や原油需要に関して神経質になっている」と指摘。「ドル上昇や株価下落も原油相場を押し下げる背景になっている」と述べた。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物11月限は前日比2.05ドル(2.23%)安の1バレル=90.05ドルで終了。3日以来の大幅下落となった。週間では2%値下がり。
◆NY金:続落、6週間ぶり安値−商品需要の見通しを不安視
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MC5MOE6S973201.html
10月19日(ブルームバーグ):ニューヨーク金先物相場は続落。6週間ぶりの安値となった。中国の成長鈍化の兆しを背景に、商品需要が弱まるとの見方が広がった。
中国政府の発表によると、対中直接投資は9月も減少し、過去11カ月のうち10カ月で前年水準を割り込んだ。ブリュッセルで開催されている欧州連合(EU)首脳会議では明確なスペイン救済対策が発表されることはないとの観測を背景に、ドルは主要6通貨のバスケットに対して一時0.4%上昇。商品24銘柄で構成するS&PのGSCIスポット指数は一時1.4%値下がりした。
貴金属精製・調査会社キトコ(モントリオール)のアナリスト、ジョン・ナドラー氏はリポートで、「中国経済の減速と、それが商品需要全般に及ぼす影響について、市場は神経質になっている」と指摘。「一方で、欧州情勢が不透明なことも引き続き投資意欲を萎縮させている」と続けた。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物12月限は前日比1.2%安の1オンス=1724ドルで終了。一時は1716ドルと、先月7日以来の安値をつけた
◆NY銅:6カ月ぶりの大幅安、対中投資の鈍化で需要減の思惑
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MC5K596TTDWN01.html
10月19日(ブルームバーグ):ニューヨーク銅先物相場は続落。約6カ月ぶりの大幅安となった。最大の銅消費国である中国への投資が鈍化し、需要が落ち込むとの懸念が強まった。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物12月限は前日比2.8%安の1ポンド=3.6375ドルと、4月4日以来の大幅安で終えた。週間では1.8%下落。
◆米国債(19日):10年債利回り大幅低下、スペインに不安再燃
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MC5MSA6TTDT101.html
10月19日(ブルームバーグ):米国債相場は上昇。10年債利回りは6週間ぶりの大幅な低下となった。スペイン支援をめぐり、欧州首脳陣が明確な方向性を打ち出せなければ欧州債務危機が長引くとの懸念が広がり、資金の逃避先としての需要が高まった。
10年債 利回りは1カ月ぶり高水準から低下した。欧州連合(EU)首脳会議を終えてスペインのラホイ首相は、全面的な国家救済の要請を迫る圧力があるとは感じていないと発言。またドイツのメルケル首相は、ユーロ圏の銀行監督一元化のための法整備について、今年末の期限を欧州各国政府が守れる保証はないとの認識を示した。これを受けて10年債利回りは5日ぶりに低下。9月の米中古住宅販売が前月比で減少したことも米国債の買い材料となった。19日の米株式相場は6月以来の大幅下落となっている。(以下略)
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