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● 気になったニュース ●
・日本
来週の日本株はダウンサイドリスク警戒、米企業業績や中国指標にらみ
日経平均のSQは8517円75銭=大阪証券取引所
【日本株週間展望】5週ぶり反発へ、景気警戒の売り一巡−上値重い
海外勢は3週ぶり日本株買い越す、信託銀も買い転換−10月1週需給
日本の政治的停滞、日本の債務見通しにとって懸念材料=ムーディーズ
13年のアジアは5・9%成長 IMF、見通し下方修正
・米国
★米大手行は破綻の容認規模まで縮小を=セントルイス地区連銀総裁
・EU他
ギリシャ再建計画延期を否定 ドイツのショイブレ財務相が会見
ESMの資金分配待たずにスペイン国債買い入れ可能=ECB専務理事
ギリシャがユーロ圏離脱する確率は3分の1−ムーディーズ
★メルケル首相の国内盟友関係に亀裂か−欧州危機への姿勢で
ECB国債買い入れ、対象国が条件受け入れること前提=専務理事
・中国・アジア
中国政府が大手国有銀行株を買い支え、不良債権懸念払しょく狙う
中国:大手銀が貸出金利引き下げに抵抗、緩和政策の効果抑制
ロムニー氏、当選なら対中姿勢を変えるだろう−AIG元会長
・中東
★強制着陸の旅客機から武器、トルコ首相「宛先はシリア国防省」
★〔IMF世銀総会〕日本政府が3年間で1200万ドルの資金拠出を表明、アラブの民主化支援で
● メモ ●
★★サイバー版真珠湾攻撃は起こりうる…米国防長官
スペインとイタリア国債上昇、スペイン10年債利回り5.73%
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◆スペイン債のジャンク落ちと金の調整
http://blog.goo.ne.jp/msi021112/e/6ecd5d72307f8f0c828972a62a8e1b20
昨夜の続きから。まず33万9000件と予想を大きく下回りサプライズとなった新規失業保険申請件数だが、前週比3万件の減少の大半が一つの州に集中しているらしいということが分かってきた。ただし、州別の結果が発表される来週木曜まで待たないと実態は不明とのこと。どっちにしてもイレギュラーな結果で、むしろ来週の数字が注目を集めることになった。
もうひとつのS&Pによるスペインの格下げだが、ムーディーズ・インベスターズ・サービスが先行して6月にジャンクひとつ上(Baa3)に格下げ済みということもあり、2番煎じ的なイメージで反応は薄かった。むしろこれで危機感を持ったスペイン政府が救済申請に重い腰を上げるという解釈が支持され、いわば“雨降って地固まる”的な流れで金にも押し上げ材料となった。
ところが気を付けないといけないのが、2段階も引き下げられたとはいえ未だ「投資適格」であって、次の引き下げがあり投機的等級すなわち投資不適格(ジャンク)に転落すると、“ただでは済まない”ということ。しかも6月に格下げを実行したムーディーズが引き下げ方向で見直しをしており今月中にも結論を出す可能性があるとされる。ジャンクに落ちるか否かは、まさに天国と地獄。落ちると多くの機関投資家は、強制手仕舞い売りに向かうことになり、スペイン債は債券インデックス(指標)から外されることになる。ユーロ売りは避けられず、すなわち反対側で起きるドル高の中で、目先の金の調整という流れが起きる可能性がある。果たして、こうした素直な流れとなるのか否か。
本日午後は、新丸ビルで仕事だったが、丸の内界隈はIMF/世銀総会他で厳重警備中。やや風の強い中、通りを歩いていたら前から20代後半くらいに見える長身のスーツ姿の若者が歩いてくる。2メートルほどのところで、やや強い風が吹き、彼のスーツがひらりとめくれ上がった際に見えたのが、腰のホルダーに差した拳銃だった。刑事か!?しかし、妙に周りの風景と違和感があった。
(参考記事)
豊島逸夫の手帖(抜粋)
http://www.mmc.co.jp/gold/market/toshima_t/2012/1276.html
さて、昨日は来日中の貴金属調査会社GFMS社グローバルヘッド、フィリップ・クラックヴァイク氏とパネルディスカッションで対談。
彼の金価格予測レンジは1650−1870ドル、プラチナが1530−1750ドル。筆者の見方とほぼ一致した感じであった。そして、2013年に最高値2000ドルを突破したあと、2014年には下落とのシナリオ。ここは、筆者は、2013年に2000ドル突破までは同意だが、2014年も高値圏維持。下げがあるとすれば、2015年という想定。欧米経済回復の時期が早まるか、遅れるか、の見方の違いである。
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