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住友金属鉱山が、IMF・世界銀行の年次総会開会当日、「菱刈鉱山で新たに30トンの金鉱脈確認」と発表
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/44ef22920e9e2e6567eec591b1302b27
2012年10月11日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆IMF・世界銀行の年次総会が東京で開会した10月9日、これに丸で合わせるかのように、住友金属鉱山が、報道各社に「菱刈鉱山における下部鉱体の開発について」という表題で、以下のように発表した。
「住友金属鉱山株式会社(本社:東京都港区、社長:家守伸正)は、菱刈鉱山(鹿児島県伊佐市、鉱山長:岡田和也)において、現在採掘中の鉱体の下部にも有望な鉱体が連続していることが確認されたため、今後この下部鉱体を新たに開発することを決定しました。
投資総額は、約32 億円を計画しており、2012 年11 月に工事を開始し、2018 年から下
部鉱体の採掘を行う予定です。これまでの探鉱の結果から予想すると、この開発により金量約30 トンの獲得が期待されます。菱刈鉱山では、地下に温泉水が存在しており、この水位を下げる設備を海抜マイナス50メートルレベルに設置し、金鉱石の採掘を行っています。近年の探鉱の結果、現状の水位よりさらに下部にも有望な鉱体が連続していることが確認されたため、今後この下部鉱体の開発を進めることとしました。下部鉱体の採掘にあたっては、水位をさらに低下させる必要があることから、そのための新たな設備を坑内の海抜マイナス80 メートルレベルの地点に設置します。菱刈鉱山は、我が国最大の生産量を誇る金鉱山であり、当社にとって重要かつ安定した収益源です。また海外資源獲得へ向けて国内唯一の鉱山技術者養成の場という側面も併せもっています。当社は、菱刈鉱山の長期安定操業に向け、今後も新規金量の獲得に努めてまいります」
菱刈鉱山は鹿児島県伊佐市にある金鉱山で、国内で唯一、商業ベースで金採掘をしている。採掘は1985年に始まり、これまで約200トンが産出されている。残りは約150トンとみられていた。金相場は、1グラム4000円〜4500円で推移しているので、30トンは、1200億円〜1350億円に相当する。
これを受けて、時事通信社が9日午前11時40分、このニュースを配信した。東京株式市場では、800円台で推移していた住友金属鉱山の株価が急伸し、10日には1036円の値をつけた。
(私は5月23日、さいたま市中央区の建設業界団体の総会で、講演した後の懇親会で、会長さんが雑談のなかで、「住友金属鉱山の株を持っているが、800円まで下がったときが、買いだ」と話していたのが思い出される。当時の株価は、1000円。それが、6月4日、840円、7月25日、801円、9月6日、785円、9月7日、780円と推移していた)
◆私は4月21日と30日、小石川後楽園「涵徳亭」で開催した、第4回板垣英憲「情報局」勉強会において、「『黄金の国ジパング、日本の実力と進路」〜世界から狙われる金塊大国の運命とは』」という演題で講演した。主な柱は、以下の通りであった。
「1」金銀山の話(出展:「離党 佐渡 第二版」〔出典:島津光夫、神蔵勝明共著、野島出版刊〕より、「日本の金銀山」
「2」世界の金銀山のできた地質時代(表9)〔出典:「離党 佐渡 第二版」島津光夫、神蔵勝明共著、野島出版刊より、「金銀山はどのようにしてできたのか」
「3」古代ローマは、イタリア半島を支配する都市国家連合から「多民族・人種・宗教を内包しつつも大きな領域を統治する国家」へと成長を遂げ、ローマ帝国となる
「4」ルキウス・セプティミウス・セウェルス(ラテン語: Lucius Septimius Severus、146年4月11日〜 211年2月4日)は、ローマ帝国の皇帝(在位:193年4月9日 〜 211年2月4日)である。セウェルス朝の創始者であり、アフリカ属州生まれ(属州民ではない)の皇帝となった。(財力は、アフリカ「クフ」=現在の東スーダンで産出された「金」にあったとされている)【参考】NHKスペシャル「異端の王〜悠久古代文明紀行」(2012年2月18日午後7時30分〜8時29分 総合テレビで放映)
「5」 世界を動かす陰の支配勢力〜ロスチャイルド家が世界のダイヤモンドと金の相場を動かす
「6」ロスチャイルド家マイヤー・アムシェル・ロスチャイルドは1815年、イングランド銀行を支配下に置き、英国の通貨発行権と管理権を手中に収めた。1913年には米国にFRB(米連邦準備理事会)を設立し、米国の通貨発行権と管理権を手中に収めている。FRBの株主は、1社を除きすべてロスチャイルド系である。21世紀初頭、ロスチャイルド家が中央銀行の所有権を持っていない国は、全世界でアフガニスタン、イラク、イラン、北朝鮮、スーダン、キューバ、リビアの7か国だけだった。
「7」米国FRBが破産寸前、欧州ロスチャイルド財閥が一族の資産と事業を統合して借金を踏み倒すのが目的か?
「8」世界中で最も「本物の金塊」を保有している国である日本は、世界を救える実力を持つ。(鹿児島県伊佐市の菱刈鉱山(住友金属鉱山が採掘)の金塊、海底資源に含有される金塊など)
「海洋における主な鉱物資源」〔 資源エネルギー庁鉱物資源課(平成20年(2008年)8月1日)〕補足3:黄金の国ジパング?
鹿児島県菱刈の金鉱山は、江戸時代からその存在は知られていたが、1981年に新たに大規模な金の鉱床が発見された。金の平均含有量1トン当たり40g(南アフリカの金鉱山では1トン当たり5.2g程度)、金の総量250トンを越えるというものである。実際、1983年から住友金属鉱山(核燃料工場で臨界事故を起こしたJCOの親会社)が本格的に採掘を始め、1986年に本格的に出鉱を開始してからわずか11年10ヶ月(1997年6月)で、すでに閉山した佐渡金山が380年かかって産出した全量を追い抜いた。そして、さらに1997年には従来の鉱脈の南西部に、新たな鉱脈も発見された。2008年3月までの金の生産量合計は167.5トン、また7.5トン/年という生産高を誇る。もっとも、世界全体の産出量の中では0.3%程度でしかない。
※日本でのリサイクルの対象となるいわゆる[都市鉱山」中の金属は、金は約6,800トン(世界の現有埋蔵量42,000トンの約16%)、銀は60,000トン(22%)に及ぶという。(物質・材料研究機構2008.1.11)。
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