http://www.asyura2.com/12/hasan77/msg/838.html
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http://jp.wsj.com/Barron-s/node_523669?mod=WSJ3items
一部の投資家が、先月28日に発表され株価の下落につながった経済指標の悪化など、日々の動きにだけ反応する一方で、経験豊かな投資家は今後起こることが分かっているがその影響が不透明な重要事項に備える。11月の米大統領選や年末時点のいわゆる財政の崖などがそれだ。
★シカゴ・オプション取引所(CBOE)ボラティリティー(VIX)指数は現在、15付近の水準で比較的落ち着いているが、投資家はボラティリティー・ショック、つまりVIXの急上昇を予想して株式取引のヘッジを検討すべきだ。
ショックがいつ起きるかを正確に予測することは困難で、そのため投資家の多くが、株式市場が比較的平穏でVIX指数が落ち着いている時にポジションやポートフォリオをヘッジする。
経験を積んだ(痛い目に遭った経験が豊かなと言うべきだろう)投資家たちはVIX指数の15前後の水準を、株式市場について慎重になるべき兆候とみる習慣がついている。この直感により、著しい額の投資資金が失われずにすんでいる。
★過去を振り返ってみても、落ち着いたボラティリティー水準の次には株価の大幅下落が続き、VIX指数は30や40台半ば、さらには80超えの水準に向かって急上昇する。
幸運なことにわれわれは、インプライド・ボラティリティー(IV)というのは平均回帰だと分かっている。つまり、ボラティリティーのパターンは繰り返すということだ。このために、投資家はリスクイベントについて一層クリアに考えることができる。VIX指数が28付近でピークを付けた、6月上旬に起こったような並のボラティリティー・ショックの後には通常、VIX指数が20以下で推移するような谷の時期が最大4カ月間続く。
★VIX指数のこうした性格は、6月半ばの安値から反発局面にあった株価がピークアウトしつつある可能性を示唆する。VIX指数の谷の時期がそろそろ終わりを迎えつつあることがうかがえるほか、季節要因による指数の押し上げ圧力も目立ち始めているからだ。
次のボラティリティー・ショックの潜在的な大きさを推測するのは難しいが、投資家が自分たちのヘッジ戦略を練る際に使用できる枠組みについて過去を参考にできる。CBOEのVIX指数は過去5年間に10回、20台後半の水準かそれ以上に上昇した。その時のS&P500種株価指数の修正率は平均8〜16%だった。
IVは現在、長期的な低水準付近で推移しており、オプションのIVは、多くの投資家が思い描く株式相場の大幅下落見通しを今のところ反映していない。従って、株式ポートフォリオをヘッジするためにディフェンシブのオプション買いにとってほぼ理想的な状況となっている。「既知の未知」が現実のものとなり、株安とVIX指数の上昇につながった場合には、こうしたヘッジの価値が増す。(バロンズ抜粋/2012年 10月 3日)
◆米国株:S&P500種が上げ消す−雇用統計受けた買い続かず
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MBFSGH6TTDS601.html
10月5日(ブルームバーグ):米株式市場ではS&P500種株価指数が上げを消す展開。失業率が予想外に低下したことで楽観が広がったものの、勢いが続かなかった。アップルが大きく下げた。
D.A.デービッドソンのチーフ市場ストラテジスト、フレデリック・ディクソン氏は電話取材で、「朝方大きく上げたが、その後は上昇を維持できるだけの買いが続かなかった」と指摘した。
大統領選
11月の大統領選までにあと1回雇用統計の発表がある。U.S.バンク・ウェルス・マネジメントのグローバル投資ストラテジスト、ジョン・ドクルー氏は「今回の統計は良い方向への一歩だ。だが金融当局がシャンパンのコルクを抜いてお祝いするとは思えない」とし、「大半の市場参加者は、この統計を経済のファンダメンタルの変化というよりも大統領選との関連で注目しているだろう。失業率はまだ金融当局を満足させる水準ではないからだ」と述べた。
欧州ではスペインのラホイ首相が、同国が救済を要請するかどうかの決断は下しておらず、いかなる決定もスペイン国民の最善の利益を考えて行うと語った。マルタで開かれたフランス、イタリア両首脳との会合でラホイ首相はスペイン政府の方針を繰り返し、同国はあらゆる状況を検討する必要があると説明した。
RBCグローバル・アセット・マネジメントの米株トレーディング責任者、ライアン・ラーソン氏(シカゴ在勤)は「午後スペイン首相が救済要請の可能性をまだ精査中で差し迫った状況にはないと繰り返した後、相場の伸び悩みが目立ち始めた」と指摘したほか、「アップルには引き続き圧力がかかっており、テクニカル面での重要な支持線付近で推移している」と加えた。
アップルが安い
時価総額で世界最大の企業アップルは2.1%安の652.59ドル。過去50日間の平均株価を下回った。この下落が重しとなり、S&P500種のテクノロジー株は上げを消した。
銀行株は一時の上げから反転。BOAは1%安の9.32ドル。ゴールドマン・サックス・グループは0.5%安の119.31ドル。シティグループは0.5%下げて34.77ドル。
ジンガは12%安の2.48ドル。フェイスブックは4.7%下げて20.91ドル。一方、エイボンは7.2%高の17.39ドルだった。
◆バブル化する株式:減益で株高・・軋む米国株市場!
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/
米国企業の7−9月期は2%の減益になると報じられていますが、株は金融緩和マネーで買い上げられています。
極めていびつな構造になってきているもので、この点では今の米国株は実体なき上昇、即ち、バブル相場になっていると言えます。
日経報道では、米国企業の純利益(前年同月比増減率)の推移グラフを掲載していますが、2011年1−3月期をピークにほぼ一貫して落ちてきており、この7−9月期はとうとう<マイナス>に転落する事態になっているのです。
ところが株式は買い上げられる。
バブルははじけてはじめてわかると言われますが、よく見ますとそのはじける兆候は見えてきます。
2%減益
これで株が上がり続けることはあり得ません。
★S&P500 5年ぶりの高値 恐ろしや
http://skywalker333.blog27.fc2.com/blog-entry-1657.html
2012-10-05
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