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「悪魔のひそむ10月」到来 マーケットは「安倍総裁」に失望 信頼度ゼロ
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2012/9/28 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
安倍総裁ではダメだ。経済界から落胆の声が上がっている。
安倍は就任会見でデフレ脱却や円高是正など、もっともらしい経済政策を掲げたが、目新しさもなければ具体性もなかった。市場関係者は、「安倍総裁が野田の次に首相になったら、日本経済は今よりヒドい状態になる」とボロクソだ。
株式評論家の倉多慎之助氏も言う。
「タカ派の安倍総裁は、中国との対立を深めることになるでしょう。日本経済へのダメージは計り知れません。今回の反日運動で、中国に進出する日本企業の利益は7〜8%減少したといわれます。さらに日中関係が悪化すれば2ケタ減もあり得ます」
円高是正も望み薄だ。安倍は、「日銀と協調して大胆な金融緩和を行う」と強調したが、日銀はこの発言を「政治の圧力」と受け取りかねない。
第一生命経済研究所首席エコノミストの熊野英生氏が指摘する。
「自主性を重んじる日銀は、政府の圧力に屈したと思われることを極端に嫌います。だから政府が金融緩和を言い出すと、緩和を見送る傾向にあります」
知恵のない“安倍発言”が日銀を刺激し、かえって追加金融緩和に踏み切りにくい状況をつくった。これでは円高是正どころか、円高進行を覚悟しなくてはならない。
「5年前、安倍首相は『経済成長なくして財政再建なし』という成長路線を打ち出した。『アジア・ゲートウェイ構想』という産業育成策もあった。ところが、たった1年で政権ブン投げです。市場は安倍氏を信頼していない。株価が上がるわけがありません」(倉多慎之助氏=前出)
実際、きのう(27日)朝方の日経平均は、一時60円を超える下げを記録した。マーケットのスタンスは明確だ。「悪魔のひそむ10月」を心配する関係者も続出している。
「株価が暴落した『ブラックマンデー』も『暗黒の木曜日』も10月でした。そんなことから10月相場を『悪魔のひそむ月』と呼びます。何が起きるか分からないという意味ですが、欧州ではスペイン危機再燃が心配され、中国リスクも高まっています。そこに政治リスクが重なる。恐怖の10月になりそうです」(株式アナリストの櫻井英明氏)
景気回復はますます遠のいている。
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