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http://blog.goo.ne.jp/msi021112/e/1ded98ce37a533a2ad9a3cc7cafb2081
今週はアメリカの住宅関連指数も注目のひとつだが、今夜のケース・シラー住宅価格指数(7月)は、主要20都市平均で年率換算(季節調整済み)1.0%上昇の市場予想のところ、1.2%となった。2ヵ月連続のプラス。前月比では市場予想プラス0.9%に対し0.4%の上昇。
このところ米国内では住宅市場がようやく底打ちしたのではないか、という見方が高まっている。おそらくそれはそうなのだろう。あの手、この手の対応策を限りなく繰り出しているのだから。しかし、ここからの回復過程が従来の経験則が役に立たないということではないか。経済全般に、こうした傾向は蔓延している。だから、“こんなハズではなかった”が頻発してきたし、これからも頻発するのだろう。
★FRB自体が、すでに誤算の中にある。その誤算が重なるほどに金価格を押し上げる。(http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MAY3V16JTSF101.html)
24日、ETFの残高が過去最高を更新と。この商品を立ち上げたときから、単一銘柄(SPDR Gold Trust)だけで2000トンを目標数字にしていると思っている。それからすると、通過点に過ぎない。
◆喜ぶのは消費者でなく銀行−FRBの住宅ローン担保証券購入
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MAY3V16JTSF101.html
9月26日(ブルームバーグ):米連邦準備制度理事会(FRB)による住宅ローン担保証券(MBS)購入はこれまでのところ、借り換えを望む住宅保有者や不動産オーナーを支援するという本来の目的よりも、ウェルズ・ファーゴやJPモルガン・チェースなど銀行の利幅拡大に寄与している。
連邦公開市場委員会(FOMC)が13日の会合後に毎月400億ドル(約3兆1100億円)相当のMBSを市場から買い入れる方針を発表してから、新規30年物融資の金利低下幅は0.11ポイントなのに対して、住宅ローン債権が組み込まれているMBSの利回りは0.6ポイント余りの低下となっている。ブルームバーグとバンクレート・ドットコムのデータが示した。この2つの金利の格差は過去最大の1.6ポイント超に達した。一般的に格差拡大は銀行の収入増加を示唆している。
投資家がMBS価格を押し上げているとはいえ、住宅市場を支えるとバーナンキFRB議長が明言している目標の達成は、銀行が消費者の要望に対応し続けることができないことが妨げとなっている。住宅ローン借り換え申請が殺到している銀行は、融資金利の引き下げに消極的だ。
世界最大の債券ファンドを運用する米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)で住宅ローン担当責任者を務めるスコット・サイモン氏は、「こう考えてみてほしい。100人が順番待ちをしているレストランがあるとすれば、そのレストランがまず最初に値下げしようと思うだろうか」と話す。コンパス・ポイント・リサーチ・アンド・トレーディングのアナリスト、ケビン・バーカー氏によれば、前回FOMCでの政策決定後、住宅ローンをめぐる利益率は今年の平均水準から約50%拡大したと指摘した。
住宅ローン貸し出しで米上位3行のウェルズ・ファーゴとJPモルガン、USバンコープなどが利益率改善の恩恵を最も大きく受ける可能性がある。ウェルズ・ファーゴの広報担当ビッキー・アダムス氏、JPモルガンのトム・ケリー氏、USバンコープのテリ・チャレスト氏はコメントを控えた。
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