http://www.asyura2.com/12/hasan77/msg/701.html
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http://skywalker333.blog27.fc2.com/blog-entry-1640.html
恐ろしいの〜アメリカが失業率6%ぐらいになるまでドルをばら撒いてドル安に誘導しようとすれば、各国が自国通貨を防衛しようと「通貨戦争」状態になる。
しかも欧州は財政規律を守ってのユーロ防衛となるから景気は良くならない。すると中国の外需も戻らない。
世界の景気はすぐに改善する見込みがなく、当分の間、通貨ばら撒き合戦となる。
資本主義の断末魔がやってきた。借金で首が回らなくなったから競い合って無制限に「通貨戦争」をすることになった。
「金」は有限希少の通貨だから紙切れ通貨との差は開くと言っていいでしょう。
もっと言えば「金」が通貨の紙切れ度を表してくれる。
■「最後の貸し手」が「無制限」という時代
ドラギECB総裁は、ヘタレ多債務国短期債券を「無制限」に買い入れると言ってのけ市場を一時的に落ち着かせる命綱を結んだ。
バーナンキFRB議長も雇用が回復するまで「無制限」でMBSを買い入れると言ってのけQE3を半分織り込んでいた市場をガッカリさせなかった。
日銀も続かなければならないということで円安に振れている。
ECBに関してはハッタリが先に出た状態で「厳格な条件」と「不胎化」というドイツを納得させる条件付きだ。不透明だがドル安に軍杯が上がりそうだ。
中国は人民元を安く保つ必要から、せっせと「無制限」にドルを買わなければならなくなる。
「無制限」=コントロールしない。「最後の貸し手」が「無制限」・・・来るところまで来た感がある。そして世界の誰もが気付き始めている。景気は良くならないと。あり余ったマネーは有限な商品に流れ続ける。そしてバーナンキの大実験は終焉を迎える。バブルを創ると言う点でグリーンスパンと同じだ。任期中だけ人気取り、な〜んちゃってね。
◆真の中国リスクは経済崩壊にあり・・米国に対抗して人民元を増刷できない中国
http://tamurah.iza.ne.jp/blog/entry/2868092/(より抜粋)
リーマン以来、人民銀行資産の前年比増加額はドルを主体とする外国為替資産残高増加額とぴったり連動している。中央銀行である中国人民銀行がお札を大増刷して金融機関や地方政府、国有企業に流し込む。発券銀行である人民銀行が入ってくるドルを買い上げ、その量に応じてお札を刷る。
つまり、米連邦準備制度理事会(FRB)がリーマン後、ドルを大量増刷する量的緩和政策(QE)に踏み切ったのに乗じて、中国は人民銀行がおカネを創出し、大々的な固定資産投資に振り向け、胡政権はめでたく8%以上の高度成長に回帰した。
2011年前半はドル増刷の相当分に近い額が人民元増刷に回ったほどだ。しかし、昨年秋からはドル流入は激減し始めた。貿易収支黒字の減少に加え、不動産バブルが崩壊し始め、資本逃避が急増しているからだ。
FRBのバーナンキ議長は13日、QEの第3弾に踏み切った。中国が再びお札を増刷できそうに見えるが、今度はそうはいかない。
10月の共産党大会を控え、党内部の権力闘争が激化している。浮足立った中国の既得権層は今後さらに巨額の富を海外に持ち出すだろう。ドルの洪水におぼれる中国を党幹部が見切ったのだ。
◆日米欧の「QE合戦」日本には勝ち目がない。
http://zai.diamond.jp/articles/-/136196?page=2
(「日銀の追加緩和は円安効果をもたらさず。日米欧のQE合戦は日本に勝ち目なし!」より抜粋)
*****日銀の量的緩和は円安効果をもたらさず
今週(9月17日〜)は、日銀の政策決定にマーケットの注目が集まっていたが、事前の予想と大差がなく、量的緩和の増額で欧米に追随し、「QE(量的緩和政策)合戦」に日銀も参加した。いや、参加せざるを得なかったという結果だった。
しかし、 米ドル/円の動きからみると、効果は極めて限定的だった。
日銀の決定は少なくとも円安効果をもたらしていないことは確かである。
理屈では、今回日銀が決定した10兆円規模の増額の金額自体は少なくないが、 無制限な欧米の量的緩和策に比べると見劣りしてしまうのも確かである。
要するに、「有限」と「無限」の差を考えると、円売りよりも米ドル売り、ユーロ売りにつながりやすいからだ。
紙幣というものは刷れば刷るほど価値が下がっていくから、長い目でみれば、無制限と宣言し、実行する米ドルのほうが、より大きな下落余地があると思う。
・・まとめてみると、
米ドル/円に限って言えば、日米金利差の一段拡大か、日銀の介入なしでは なかなか上放れしないかもしれない。
一方、 底割れも想定しにくい。というのは、前述のように、米ドル安の効果はタイムラグがあってから影響してくるので、目先、米ドル/円を押し下げることはないと思われるからだ。
また、米ドル安は外貨高をもたらすから、これは外貨に対する円の上昇、つまりクロス円 (米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)の堅調につながるため、米ドル/円の下値余地は限定されるだろうからだ。
*****豪ドル以外は、米ドルに対してさらに上昇の可能性あり
そのほかの主要通貨ペアについては、前述のように、ドルインデックスはもしかしたら短期スパンにおける下値ターゲットになお達していない可能性があるため、 ユーロ/米ドル、英ポンド/米ドルなどはもう一段高があってもおかしくないだろう。
◆金相場は来年まで最高値に・・金価格は驚異の高値保ち合いとなっている
http://www.eagle-hit.com/
金相場が来年までに過去最高値2000ドルをつけるとの観測が流れている。
アナリストら15人は来週の金相場は上昇すると予測している。
強気姿勢は18週間続いているようだ。
また、金ETP(上場取引型金融商品)による金購入量も、
過去2年間で最多となっているという。
背景には量的緩和策があるとされるが、
さらに有事懸念、インフレ懸念などが重なっていよう。
いずれにしても、世界経済の悪化や戦争など世の中が悪くなっていることの裏返しである。もはや金の一人勝ちの時代が来ようとしている・・・。
◆膠着状態・・金価格は驚異の高値保ち合いとなっている
http://blog.goo.ne.jp/msi021112/e/8e22eb91def5bdace1f73cc30b8ac1c3
ここに「回転が利いている」とか「地に足がついた・・・・」とか書いてきたが、金価格は驚異の高値保ち合いとなっている。NYコメックスのフロア取引の終値でなんと20日までで5営業日連続で1770〜1773ドルのレンジに収まるという膠着状態。昨日はユーロ圏のPMI(企業の仕入れ担当者の景況感)が09年6月以来の低水準となったことで、ユーロが売られその折に金市場でも益出しの売りが見られ反落状態に。前日の安値を割って来たのでさすがに直近の引け値レンジを飛び出すかと思いきや、また戻って来た。
こうして1700ドル台を維持しているうちに移動平均線なども変化してきており、ついに50日線(短期線)が200日線(長期線)を上回る・・・つまり下から上へと交差するという、いわゆるゴールデン・クロスという初歩的なテクニカル上の強気のサインまで出てきた。すべて参考要因だが、こうした基礎的なテクニカルの変化はバカにできないのは、金の場合センチメントひとつみたいな部分があるからだ。そういえば、NYコメックスの取組も48万枚(1枚=100オンス)を超えて1年ぶりの水準に復活したとニュースになっていた。それでもまだ50万枚以下という理解になる。金のETFの増加も続いている・・・・が価格は高値で保ち合ったまま。膠着状態も悪いことではないと思うのだが。
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