★阿修羅♪ > 経世済民77 > 616.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
それでも景気は悪化する・・・ポストQE3 金が嗅ぎつける世界的ハイパーインフレ!
http://www.asyura2.com/12/hasan77/msg/616.html
投稿者 墨染 日時 2012 年 9 月 16 日 11:49:10: EVQc6rJP..8E.
 

http://www.eagle-hit.com/

記事に述べられているように、金(ゴールド)だけが独歩高となる世界経済はどのようなものであるかが示されている。
金を通して世界を見れば、世界の通貨は減価の一途をたどっているのであって、インフレとなることを見通しているのである。
しかも、そのインフレは過去に例のない世界同時ハイパーインフレを引き起こす危険性があるのだ。

◆QE3に手放しで楽観できぬコモディティ市場
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE88D04C20120914?pageNumber=3&virtualBrandChannel=0

コモディティ市場関係者にとって、連邦準備理事会(FRB)による量的緩和第3弾(QE3)の発表は、映画の続編を見るようなものだ。慣れ親しんだストーリーで、見るのは楽しみだが、初編ほど大きな感動は得られそうにない。

バーナンキ議長はこの日、米国の雇用見通しが改善するまで月間400億ドルの住宅ローン担保証券(MBS)を購入する考えを表明した。これまでの量的緩和策と異なり、期限は定められていないが、別の見方をすれば、失業率が低下すればQE3プログラムが縮小あるいは廃止されることを意味する。QE3がいつ打ち切られるか誰も分からないため、コモディティ関係者は、QE3が市場を押し上げると楽観するよりも、むしろ警戒感を持って受け止めている。

プレステージ・エコノミクス(テキサス州オースチン)のジェイソン・シェンカー氏は「(QE3は)市場参加者が期待していたような強力で大規模なプログラムではない。金融市場やコモディティ価格を押し上げる効果は緩やかなものにとどまる」との見方を示している。サーハン・キャピタル(ニューヨーク)の創設者であるアダム・サーハン氏は「投資家にとって重要な問題は、QE3がいつまで続くのかということだ」とした上で、「緩和策がしばらく継続、あるいは拡大されるとみられれば、金、原油、金属などは上昇すると考えるのが妥当だが、すでに市場は大きく動いており、投資家は今後の見通しについて『慎重ながらも楽観的なスタンス』を取るだろう」との見方を示した。
原油価格はQE3発表前の10週間で3分の1近くも上昇したため、さらなる上値追いには慎重なムードが強い。北海ブレント原油価格は13日に1%上昇して1バレル=116.90ドルで終了。6月22日につけた88.49ドルの底値からは29%値を上げた。

ロンドン市場の銅先物は13日の時間外取引で急伸し、1トン=8200ドルを突破。10週間前に比べれば約14%上昇した。米市場の金先物も過去10週間で約13%上昇した。ロイター/ジェフリーズCRB指数.CRBは過去6営業日連続で上昇。6月につけた底からの上げ幅は20%近くに達し、「強気」の領域に入った。


<遅れる市場の反応>
2008年と2010年に過去2度の量的緩和策が発表された後は、コモディティ価格が力強い上昇局面に入ったのは数カ月経ってからだった。例えば、ブレント原油価格はQE1発表直後の3カ月で12%下落したが、6カ月後には20%、1年後には56%、それぞれ上昇した。2010年第3・四半期にバーナンキ議長がQE2の実施を示唆した際は、ブレント原油はその後1カ月で3%上昇しただけだったが、QE2実施後3カ月で13%、6カ月後には38%上昇した。1年後には、上昇幅は27%に縮小した。

今回のQE3発表に最も敏感に反応したコモディティは金で、13日の取引で2%上昇し、1年ぶり高値に迫った。マーク・ファンズの最高投資責任者、アクセル・マーク氏は「FRBは経済成長を強調しており、インフレについては口にするだけで実際には気にしていない。金価格は今後、極めて力強い展開となるだろう」とコメントした。

★今回のQE3発表が過去2回のQEほどコモディティ価格を押し上げる効果が期待できないとの見方は、米国や世界経済を取り巻く環境の厳しさも一因だ。米経済はユーロ圏債務危機の影響を受けているほか、中東での反米デモ、深刻な干ばつも無視できない。

ヘネシー・グループ(ニューヨーク)の共同創設者、チャールズ・グラダンテ氏は「QE3では、上昇余地よりもダウンサイドリスクが大きい」と指摘。
★「おそらく金を別にすれば、特に原油や金属をはじめとするコモディティにとって、価格上昇を継続を正当化する経済見通しは存在しない」としている。


(関連記事)
■香港が住宅ローン規制発表、米QE3による住宅市場過熱阻止へ
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTJE88D01E20120914

[香港 14日 ロイター] 香港金融管理局(HKMA)は14日、2軒目以降の住宅ローンの借り手に対する融資を規制する方針を打ち出した。米連邦準備理事会(FRB)が量的緩和台3弾(QE3)の実施を決めたことを受け、香港への投機資金流入が加速するのを防ぐ。

HKMAは今回の措置で、2軒目の住宅ローンについて、借り手の資産を担保としている場合、融資比率の上限を30%に引き下げる。
主に域外から収入を得ている借り手に対しては、居住者の場合よりも20%ポイント高い頭金比率を適用する。
融資期間も最長30年までに制限する。これまでは40年のローンを提供する銀行もあった。

HKMAのノーマン・チャン長官はこれらの措置について、米FRBが追加緩和を打ち出したことや、香港不動産市場に過熱再燃の兆しが見られることが背景にあり、銀行システムの安定を維持することを目的としていると説明した。
香港では近年、中国本土の富裕層による強い需要や供給の不足を背景に住宅相場が高騰している。


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2012年9月17日 08:49:33 : Eb48pxGbzI

 世界中で 1.5京円の 純資産で デリバティブのかかっているものが

 2000兆円で そのうちの 1000兆円は 毀損している

 その1000兆円を 表面に出さないために アメリカとユーロが

 200兆円以上のお金を 印刷して 当座をしのいでいる状態だ

 ===

 たとえば 日本の国債は いつ暴落するのかと聞かれても 明確には堪えられない

 なぜならば 国債が売れなくなる(=国債の消化ができないで金利が上がる)

 場合は 日本政府が お金を印刷して 自分で購入しちゃうので 

 市中で消化する国債が減るので 国債の価格は維持されるわけで

 ===

 単純計算では 日本の国債は3年から5年で論理的には破綻するわけだけど

 その後数年は 破綻が お金の印刷で カムフラージュされるわけだ

 ===

 つまり アメリカのQE2 QE3なども お金の印刷で 国債の価格維持を

 しているわけだ (この意味で アメリカとユーロは 日本の5年先を行ってる)

 もしも このお金の大増産がなかったら 1929年の大恐慌のように

 すでに 世界経済は クラッシュしていたわけだ

 ===

 今のところ 世界的規模での このカムフラージュ作戦が いつまで続くのか

 続けられるのか 誰も未知の探検ゾーンで 答えが出せていないわけだ

 ===

 唯一 このカムフラージュ大作戦が 破綻した時 価値を持つだろうと考えられる 

 金が高騰するのは 当然と言えば当然だが 現実的には 金が世界経済を回しているのではなく

 このカムフラージュ大作戦が 世界経済を 現状維持させているわけだ〜〜
 
 ===

 このカムフラージュ大作戦を 哲学的に見れば つまり 金融ということであり

 マルクスの資本論では 労働者の作った富を 金融で消費するということだし

 もっと平たく言えば 「働かない人が 多くの富を浪費している」事でもある

 イスラムでは この金融を禁止したわけだけど すでにイスラムさへ

 金融に 引きずりこまれている訳だ
 
 ===

 あっらーの神は この結末をどうつけようとしているのか??

 アラーとしか 言えないのでは なかろうか??
 


02. 2012年9月17日 13:14:16 : Eb48pxGbzI

 要は 世界経済の中には 詐欺師がたくさんいるというか〜〜

 詐欺師そのものが 経済で〜〜 詐欺師がいないと 経済が動かないわけだ!!
 
 ===

 そこで 詐欺師たちが 別の詐欺師にむかって お前の取り分が多い って喧嘩している

 今の 経済は 一部の詐欺師が 大チョンボして 大穴を明けちゃったわけだけど〜〜

 詐欺師どうしが 密接にリンクしているため 大チョンボの詐欺師を 生かさず

 殺さず ってことで 苦労してる最中やね〜〜

 ===

 昔昔 ジョンローが フランスに銀行を作って フランスを救ったけど〜〜

 最終的には ジョンローは 詐欺師だって レッテルを貼られたわけだけど

 ジョンローの詐欺に フランス国民が 全て乗っかって その場をしのいだ事は

 反省していないわけだ

 ===

 世界経済なんて 「夢幻の物語」 だぜ〜〜
 


03. 2012年9月19日 14:37:48 : TsSKvA7TLq
国境付近で逮捕されたローの荷物から出てきたのは、金貨・銀貨だった という話ですね。不換紙幣を説いたロー自身が一番不換紙幣を信用していなかったという有名なオチ。
 この話から学ぶべきことは、結局”有事の金”は現代でも健在だ ということでしょうか・・

 それが事実なら、保険の意味で個人が保有するのは悪くないかもしれませんね。
あまり時間は残っていないようですが、モタモタしてるとGold現物自体が売り切れになるかも ね。


  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 経世済民77掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 経世済民77掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧