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ロイター調査:
米QE3の買い入れ総額6000億ドルと予想
2012年 09月 15日 08:46 JST
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[ニューヨーク 14日 ロイター] ロイター調査によると、米連邦準備理事会(FRB)が量的緩和第3弾(QE3)の下で買い入れるモーゲージ担保証券(MBS)の規模は総額6000億ドルと予想されている。買い入れは失業率が7%に改善するまで継続される見通し。
調査はエコノミスト52人を対象に実施。それによると、買い入れ総額の予想レンジは2500億─2兆ドルになった。
FRBは13日の連邦公開市場委員会(FOMC)後にQE3の実施を発表。MBSを月額400億ドル買い入れ、インフレが抑制されている限り、労働市場の見通しが大幅に改善するまで資産買い入れを継続する方針を示した。また異例の低金利を維持する時間軸を2015年半ばまでとし、従来の2014年終盤から延長した。
プライマリーディーラー(米政府証券公認ディーラー)13社の買い入れ額予想は中央値で7500億ドル。またエコノミスト47人の予想中央値から、失業率が7%に改善するまでQE3は継続されるとみられている。
FRB当局者がQE3の解除時期を判断する上で雇用の伸び以外にも労働市場の様々な側面を考慮するとの見方から、一部のエコノミストは特定の失業率に言及しなかった。
RBCキャピタル・マーケッツの米国担当シニアエコノミスト、ジェイコブ・オウビナ氏は「バーナンキ議長はFRBの政策反応関数に影響する雇用関連指標が失業率のみでないことを会見で明確にしている」と指摘し、買い入れの縮小には労働参加率などの大幅な改善も必要になる公算が大きいとの見方を示した。
エコノミスト58人中49人は、米国債ポートフォリオの短期債を減らして長期債を増やす「ツイストオペ」が終了する12月以降、FRBはさらに国債を買い入れると予想した。
クレディ・スイスのエコノミスト、デイナ・サポルタ氏は「労働市場の見通しが『著しく』改善するまで、ツイストオペ終了後もFRBはMBSと米国債双方の買い入れを継続する」との見通しを示した。
QE3発表を受け、失業率見通しを変更したのは58人中6人にとどまり、52人は2013・14年の失業率予想を変更しなかったと答えた。
RBCのオウビナ氏は、経済の基礎的条件に対する金融政策の影響力は弱いとの見方に変わりはないと述べた。
一方、見通しを変更した6人のうち、BMOキャピタル・マーケッツのエコノミストは2013年第4・四半期の失業率を従来予想の8.2%から7.8%に引き下げた。
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スペインが構造改革の期限公表約束、支援要請の準備との見方も
2012年 09月 15日 08:35 JST
[ニコシア 14日 ロイター] スペインは14日、キプロスで開催されたユーロ圏財務相会合で、今月末までに構造改革の期限を明確にする方針を明らかにした。ユーロ圏当局者の間では前面的な支援要請に向けた準備との見方も出ている。
このところスペインの借り入れコストは大幅に低下しているものの、リセッション(景気後退)が深刻化していることに加え、年内には大規模な国債償還を迎えるため、同国の全面支援要請は時間の問題との見方が大勢となっている。
スペインのデギンドス経済相は会合後、記者団に対し「成長押し上げに向け、欧州委員会の提案に沿った形で、新たな改革を実行する」と述べた。
発表は9月28日の予定で、この日は構造改革案のほか、2013年予算案や銀行セクターの資本増強必要額も示される。
ユーロ圏当局者はこれまで、支援を受けるには詳細な改革案と期限を定めた厳格な条件に従う沿う必要があるとしており、デギンドス経済相は否定しているものの、構造改革案の発表は、支援要請に向けた地ならしとの見方が出ている。
ある欧州連合(EU)当局者は「これは今後の財政再建プログラムの青写真で、支援要請の方向に向かっているのは確実だ。だが決定する立場にあるラホイ首相の意図が読みきれない」と述べた。
別の当局者は、スペインの提示する構造改革が信頼できるものであれば、スペインが支援を要請する明確なシグナルとの見方を示した。
2人の当局者はともに、スペイン支援は欧州安定メカニズム(ESM)の予防的信用枠から拠出される可能性が高いとしている。
信用枠が設定された場合、ESMが発行市場でスペイン国債を購入することができるようになり、欧州中央銀行(ECB)も流通市場への介入が可能になる。
ギリシャやポルトガル、アイルランドに行った全面支援を行う余裕はユーロ圏にはなく、モスコビシ仏経済・財政相は「誰もスペインが全面支援を要請することを望んでおらず、議題にならなかった」と述べた。
ユーロ圏当局者の間では、10月8日に開催される次回のユーロ財務相会合に間に合うよう、スペインが支援を要請するとの見方も出ている。
スペインは、欧州委の提言に沿ってすでに実行している以上の緊縮措置を伴う支援条件には反対の立場だ。だがドイツなどユーロ北方諸国はより厳しい条件を求めている。
ECBも新たな債券買い入れを実施するにあたっては、厳格かつ期限を定めた政策条件と監督が不可欠としており、この日のユーロ財務相会合に出席したドラギECB総裁は、あらためて厳しい条件を伴う点を強調した。
だが外交筋が明らかにしたことろによると、ECB内では債券買い入れに向け、ほぼ毎日のように電話会議が行われるなど着実に準備が進んでいる。
「債券市場への介入が始まれば、ECBは1日当たりの買い入れ枠を設定して、各国中銀に指示する」という。
ECBが条件付きで、南欧諸国の国債を無制限に買い入れる方針を示して以降、スペインの借り入れコストは大きく低下している。支援は要請するスペイン、そして救済する側のドイツにとっても、政治的にコストが高く、支援要請なしで状況を乗り切りたいというのが両国の本音だ。
これまで3年に及ぶ債務危機の中でも、市場の圧力が収まると、ドイツ当局者が対応の手を緩めるといった構図が続いており、欧州委員会のレーン委員(経済・通貨問題担当)は「気を緩める暇はない」と釘を刺した。
<ギリシャ支援条件緩和か>
ユーロ圏財務相会合では対ギリシャ支援についても協議し、国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は、支援の条件である財政再建計画の実施期限を延長することは、検討に値するとの考えを示した。
「ギリシャは多大な取り組みをすでに行っているが、今後も継続的な取り組みが必要なのは明らか」と指摘。 債務の持続可能性に関する目標は極めて高く、さまざまな調整方法があるとした上で、「実施期限に関する調整も検討が必要な1つの選択肢」と述べた。
ギリシャのストゥルナラス財務相は、支援プログラムの見直しについて、10月後半に最終決定される公算が大きいと述べた。
オーストリアのフェクター財務相は、ギリシャに対して目標達成期限の延長を認める可能性があるが、一段の支援は行わないとしている。
あるユーロ圏当局者は、10月に欧州委員会、ECB、IMFの合同調査団がギリシャに関する報告書を公表すれば、市場が内容に失望してスペインやイタリア国債への売り圧力が高まる恐れがあると指摘。その前にスペインは支援を確保しておく必要があるとの見方を示した。
<地合いは改善>
ドラギECB総裁は「ユーロ圏のガバナンスに関する進展や、域内全体での財政建て直しへの取り組み、そしてユーロ圏のテールリスクを取り除くための全面的、かつ効果的な支援メカニズムの整備など、このところ多方面で物事が上手く進んでいる」とし、「これらのすべての要素が総合的にプラスの効果をもたらし、最近の金融市場における地合い改善に寄与した」との考えを示した。
またドイツ憲法裁判所による欧州安定メカニズム(ESM)の合憲判断や、ユーロ支持派の与党が勝利したオランダ議会選挙、欧州委による「銀行同盟」に向けたユーロ圏の銀行監督一元化案発表なども、市場は好感した。
ただ一段の状況改善には、ECBが表明した支援を確実に行うことが不可欠とみられている。
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米国株:続伸、FOMCの追加緩和を好感し世界株高
9月14日(ブルームバーグ):米株式相場は続伸。米連邦公開市場委員会(FOMC)が前日発表した債券購入プログラムを好感し、この日は世界的に株価が上昇した。
アルコアやエクソンモービルなどが高い。アップルも買い進まれた。ナスダック総合指数は12年ぶり高値に上昇した。事務用品で米最大手のステープルズは、複数のプライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社が買収を検討していると報じられたことに反応し、買い進まれた。医療用および空港警備システムを手掛けるアナロジックは大幅高。利益が市場予想を上回ったことが好感された。
S&P500種株価指数は5.78ポイント(0.4%)高の1465.77。ダウ工業株30種平均は53.51ドル(0.4%)上昇し13593.37ドル。
ウェルズ・キャピタル・マネジメント(ミネアポリス)のチーフ投資ストラテジスト、ジェームズ・ポールセン氏は「FOMCの決定はちょっとした興奮を短期に市場にもたらしているが、この株価上昇は市場が考えるよりも基本的な経済情勢が影響していると思う」とし、「一段落したら、経済が以前と比べてなおも勢いを増していることが分かるだろう」と続けた。
FOMCは声明で、労働市場が「大幅」に改善するまで債券の購入を継続すると表明。声明を受け、前日はS&P500種の業種別10指数が全て上昇した。FOMCは、オープンエンド型の形式で政府支援機関の住宅ローン担保証券(MBS)を毎月400億ドル購入すると発表した。
S&P500種の動き
S&P500種は今年に入り17%上昇し、終値ベースでの過去最高値まであと約7%の水準にある。各国の中央銀行が景気刺激策を講じるとの期待が背景だ。先週は欧州中央銀行(ECB)が無制限の国債購入計画を発表したことを好感し、株価が上昇した。
バンク・オブ・アメリカ(BOA)で米国株式戦略の責任者を務めるサビタ・スブラマニアン氏は、S&P500種が13年末に1600に上昇すると予想。これは、これまでの最高値1565.15を2.2%上回る水準。同氏はリポートで、企業利益が拡大する中でS&P500種は上昇を続けるとの見方を示した。
この日発表された米経済指標では、8月の小売売上高が6カ月ぶりの大幅な伸び。消費者物価指数(CPI)はここ3年余りで最大の上昇となった。また鉱工業生産指数は09年3月以来の大幅な低下を記録した。一方、9月の消費者マインド指数は市場の予想に反して上昇した。
原油上昇
S&P500種の業種別10指数では商品関連株が最大の上げ。原油相場が約4カ月ぶり高値となったことが手掛かりとなった。また景気敏感株で構成するモルガン・スタンレー・シクリカル指数は1.3%高と、4日続伸となった。
アルミ生産で米最大手のアルコアは2.2%高の9.84ドル。石油最大手エクソンは1.2%上げて92.30ドルと、08年5月以来の高値。
金融株は0.8%高。BOAは1.6%上昇し9.55ドルだった。
アップルは1.2%高の691.28ドルで、上場来高値を更新した。ナスダック総合指数は0.9%高の3183.95と、2000年11月以来の高値。
ステープルズは2.1%高の12.21ドル。米誌フォーチュンは13日、ベイン・キャピタルを含む複数のPE投資会社がステープルズの買収を検討していると報じた。
アナロジックは16%高の80.44ドル。同社の5−7月(第4四半期)決算は、調整後の1株利益が1.32ドルと、アナリスト予想の平均(84セント)を上回った。
原題:U.S. Stocks Advance as Global Markets Extend Rally on FedPlan(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Inyoung Hwang ihwang7@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Lynn Thomasson lthomasson@bloomberg.net
更新日時: 2012/09/15 07:07 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MACW9R6S972C01.html
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