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ユダヤ人は金儲けが上手、とは巷でよく言われているが、実際に家族として薫陶を受けたまったくの投資初心者が、ユダヤ人の義父から投資を学んだことで、ゼロから6億円の資産を築いたシングルマザーがいる。ユダヤ人の投資手法とはどのようなものか、その実践者である翻訳家の星野陽子さんに話を聞いた。
***** TVなし、エアコンなしからスタート
東京都内に一棟建てマンションを2棟所有。資産額は6億円以上で、しかもフルローンで入手した。ただ、属性はと言うと、シングルマザー。金融機関からの評価を勝ち取ることは難しい。星野さんが投資家としては、ほぼゼロからのスタートでここまで至るには、身内のユダヤ人の投資やお金に対する考え方を取り入れることができたのが大きい。
「ユダヤ人の夫(現在は離婚)との結婚生活で、まず貯金するということが身につきました。そして、義父(夫の父)から(投資家としての)姿勢を教わりました」と星野さん。
まず新婚生活は、いまどき珍しいエアコン、テレビなしという生活から始まったという。無駄を排除し、生活は必要最低限を求めるようになっていた。これが第一歩だった。
2008年には小平市のRC5階建て(3億1000万円)、10年には三鷹市のRC4階建てを3億円で、ともにフルローンで購入することができた。銀行の査定では、物件の価値は買値よりも価値が高かったために、フルローンの審査が通ったという。
***** ユダヤ人の義父に学ぶ
星野さんの投資に最も大きな影響を与えたのがユダヤ人の義父。ポーランド生まれのユダヤ人で、イスラエルに帰ってからも、最初は貧しい生活を強いられたという。だが、別にこうした光景は何も珍しくないのだという。
星野さんはかつてイスラエルで、ゴミの回収の仕事をしている人たちを路上で見かけたが、知人から、回収している人たちはロシアからの移民で、ヘブライ語が話せないのでこの仕事をしているが、おそらく医師や弁護士だろうと説明された。
とにかく仕事にありつくことができたら、どんな仕事でも一生懸命に働き、貯蓄する。そして、次の収入アップ、もしくは投資のチャンスをうかがうのだ。星野さんお義父もそうだった。
最初は、工場のライン工として働くようになった。この時まだ14歳。日本で言えば中学2年生にあたる。軍隊を希望していたが身長が規定に満たなかったというのが理由のようで、言わば第二希望。それでも必死で働き、独立し事業、不動産投資を行うようになった。
星野さんの印象に残っている義父の行動に、銀行員と常に良い関係を保つように努力していたというのだ。取引のある支店の近所に行った際には、必ずお土産を持参したそうだ。 情報、人脈。これが成功には欠かせないものだと悟った。
***** スーパースターの教え
ジーン・シモンズさん
もう一人だけ、ユダヤ人で大成功した人物の話を紹介していく。人気ロックグループKISSのリーダー、ジーン・シモンズさん。本人も公言しているが、ユダヤ人だ。星野さんは過去に、米国までシモンズさんのセミナーを受講しに行ったことがあるという。
「愛よりもお金が大切」
シモンズさんはそう言い切ったそうだ。母子家庭で育ったことが背景にあり、母親からは次のように教えられていたという。例えば病気で飢えに苦しんでいる子どもがいたとする。あなたならどうするか。
「あなたが愛していると何度言ったとしても、その子は死んでしまう。お金があれば食べ物や薬を買うことができ、与えることができる。人は教えてくれないことだけど、愛が一番ではなく、お金が一番なのです」
何はともあれ、金銭的な支えが必要であることは間違いない。KISSはこれまで、シングル、アルバム合わせて1億枚以上のレコードセールスを記録している。音楽活動を続けることができたのも、売れて金銭的な裏付けがあったから? なのだろう。
**** 投資は必ずプロに聞け
情報と人脈。そう前述したが、ユダヤ人はわからないことがあれば人に聞き、対して、聞かれれば逆に教えるのだという。星野さんも一人でここまで来ることができたわけではない。融資を受ける際にも、門前払いは当然で、人格否定かと言わんばかりのことを言われたこともあるそう。シングルマザーがフルローンの審査を通過するのは難しいようだ。
そこで成功している不動産投資家に連絡を取り、様々なアドバイスをもらい、申請する書類もワードではなくパワーポイントで作成した方が、その金融機関の内部では許可が通りやすくなるなど、様々なテクニックを身に付けたそうだ。
また、金融機関の紹介や、交渉などにも立ち会ってもらうなど、最初のメールを送るという第一歩を踏み出したことがここにつながっている。
「自分は人に道も聞くこともできないくらいの性格でしたが、義父に教えを受けて夢を描くことができたし、わたしの場合は教養がなかったのが逆に強味で、自由な思考でいることができたのだと思います」
投資の知識がまったくなく、良きメンターに恵まれ、行動しその結果がこうした成功に結び付いたのだろう。不動産収入を得ることで、将来の不安を少しでも押さえることができ、現在は本業の方もより打ち込めるのだという。
※星野さんの体験は著書「ユダヤ人と結婚して20年後にわかった『金・銀・銅』の法則50」に詳しく書かれている。
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