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ついに…誰も相手にしなくなった日銀・白川総裁 市場も無反応
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2012/9/7 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
きのう(6日)、日銀の白川方明総裁が都内で講演した。欧米の追加金融緩和に関心が集まり、ユーロ危機は混迷を深めている。そんな時期の中央銀行総裁の発言だけに市場は固唾をのんで見守った。
ところが白川総裁は、「円高が日本経済に及ぼす懸念」や「(景気回復は)内需が堅調なうちに世界経済が減速を脱するかにかかっている」と当たり障りのない内容に終始。サプライズとは無縁だった。
「目新しさもなく期待はずれでした。相変わらず日銀は沈黙しているという印象です」(第一生命経済研究所首席エコノミストの熊野英生氏)
市場は完全に無視。白川発言が伝わっても為替や株価に変化はなく、「7日に発表される米国の雇用統計のほうがよっぽど重要」と吐き捨てる市場関係者もいたほどだ。
「政治がゴタゴタしているのだから、日銀がしっかり舵取りしないと景気は悪化するばかりです。それなのに白川総裁は何ひとつ動かない。今さらですが無能さを再認識した」(市場関係者)
ところが白川総裁は、「円高が日本経済に及ぼす懸念」や「(景気回復は)内需が堅調なうちに世界経済が減速を脱するかにかかっている」と当たり障りのない内容に終始。サプライズとは無縁だった。
「目新しさもなく期待はずれでした。相変わらず日銀は沈黙しているという印象です」(第一生命経済研究所首席エコノミストの熊野英生氏)
市場は完全に無視。白川発言が伝わっても為替や株価に変化はなく、「7日に発表される米国の雇用統計のほうがよっぽど重要」と吐き捨てる市場関係者もいたほどだ。
「政治がゴタゴタしているのだから、日銀がしっかり舵取りしないと景気は悪化するばかりです。それなのに白川総裁は何ひとつ動かない。今さらですが無能さを再認識した」(市場関係者)
7月下旬に民間出身者2人が審議委員に就任している。これで流れが変わると期待を寄せた関係者も多い。実際、新審議委員の1人は、日銀による外債購入を提案。米国やアジア各国の国債を購入し、「円を売る」。円高阻止に有効だ。
しかし白川総裁は講演で、「政府が決めること」とニベもなかった。その通りだとしても、モノには言いようがある。
◆米金融誌の格付けは「Cマイナス」
「例えば、『財務省が判断することだが、国の政策として検討に値するのではないか』と言えば、それとなく外債購入をにおわすことはできます。それを市場は好感したでしょう」(熊野英生氏=前出)
米金融誌が8月下旬に公開した世界の中央銀行総裁の評価で、白川総裁は前年の「C」から「Cマイナス」に“格下げ”された。
米FRBのバーナンキ議長は「B」、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は「Bマイナス」。白川総裁が日米欧で最低だった。
9月はスペイン危機の勃発や米追加金融緩和(QE3)の発動で、「さらなる円高」に襲われかねないと市場は見ている。この危機を知恵のない“低格付け総裁”で乗り切れるのか。
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