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http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M9YW216TTDXH01.html
9月6日(ブルームバーグ):米アップルのエンジニアらは2005年からテレビ視聴のあり方を一変させる製品を生み出すよう取り組んでいるが、メディア企業やケーブルテレビ業界から譲歩を引き出すことと比べればこうした製品の設計の方が簡単かもしれない。
メディア・ケーブルテレビ業界との対立は、アップルがこれまで音楽産業や携帯電話業界に切り込んでいったときとは似ても似つかない厳しさだ。「iPod(アイポッド)」や「iPhone(アイフォーン)」で挑んだ当時、音楽会社の力は低下していたし、携帯電話業界はばらばらだった。だが今回の挑戦はずっと難しく、相手も手ごわい。
アップルはテレビをデジタルライフの中核とするため、グーグルやマイクロソフト、アマゾン・ドット・コムといった企業と競い合っている。2017年までにこうした産業の規模は2000億ドル(約16兆円)に達すると見込まれている。
どの企業がその競争を制するにせよ、まず、貴重な収入源を譲る動機がほとんど見いだせないメディア・ケーブルテレビ各社との間で取引をまとめる必要がある。アップルの計画に詳しい関係者1人は、結果として同社が新しいテレビ製品を年内に発表することはないだろうと話す。アナリストはこれまで今年中を予想してきた。
サンフォード・C・バーンスティーンのアナリスト、クレイグ・モフェット氏は「アップルが乗り込んで、世界をひっくり返し、それから人々の生活がもっとハッピーになるといった単純かつ簡単で素晴らしい話ではない」と語る。ケーブルテレビ業界を20年にわたって分析している同氏によれば、アップルが独自のテレビ製品を間もなく発表できると考えるのは「こうした複雑な業界を形成するビジネスの現実を無視している」のだそうだ。
原題:Apple TV No IPhone as Talks Bog Down With Media Companies:Tech(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:サンフランシスコ Adam Satariano asatariano1@bloomberg.net;ニューヨーク Alex Sherman asherman6@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Tom Giles tgiles5@bloomberg.net;Nick Turner nturner7@bloomberg.net
更新日時: 2012/09/07 16:31 JST
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