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日本のマスコミはあまり報道していませんが、米国は破綻寸前です!
地方自治体の破綻や郵政公社のデフォルトが始まっています。失業者は、実質1億人にも達しているそうです。
●米カリフォルニア州で自治体破綻、先月以降3件目(7/12ロイター)
カリフォルニア州では先月以降、ストックトン市(人口約30万人)、マンモスレイクス町(人口約8000人)が相次いで破産法の適用を申請しており、自治体の破綻はこれで3件目となる。
サンバーナーディーノ市の破綻は事前に予想されていなかった。同市検事は前日、財務報告が長年にわたって偽造されていた可能性があると指摘していたが、この日は「意図的な犯罪行為があったかは不明」と発言。同市市長は「財務分析がずさん」だった可能性があるとの見解を示した。
同市では住宅バブル崩壊で収入が急減。市場ではカリフォルニア州で今後も自治体破綻が相次ぐのではないかとの懸念が浮上している。
米カリフォルニア州サンバーナーディーノ市(人口21万人)議会は10日遅く、市が連邦破産法9条の適用を申請することを決定した。
●米郵政公社、史上初の債務不履行…郵便激減(8/2ロイター)
電子メールなどの普及による郵便の激減で赤字がかさみ、法律で定められた退職者用健康保険の基金を積み立てられなくなったためだ。基金への積み立て義務分を除けば、当面の資金繰りは手当てしてあるため、郵便配達や郵便局の窓口業務など日常の営業には影響が及ばない見通しだ。
郵政公社は2011会計年度(10年10月〜11年9月)に約51億ドル(約4000億円)の赤字を計上、12年度も12年3月末までの半年で赤字は約65億ドルに上っている。06年の郵政改革法で、07年度〜16年度の10年間、毎年54億〜58億ドル、計558億ドルの基金を積み立てることが義務づけられたが、その後の経営悪化で支払い余力を失った。
米国の郵便事業を担う郵政公社(USPS)が2日午前0時(日本時間2日午後1時)時点で、史上初めて債務不履行(デフォルト)に陥ることになった。
この財政破綻の波、最悪なことにどうやらヨーロッパにも飛び火したようです。
●スペインのバレンシア州、支援要請額が約45億ユーロに増える公算(8/31ロイター)
ファブラ知事は国営ラジオに対し、要請額のうち16億ユーロは債券発行、20億ユーロは債券償還、残りは州内の財政費用と説明した。
多額の債務を抱えるスペインのバレンシア州のファブラ州知事は30日、中央政府に対し当初の予想より10億ユーロ多い約45億ユーロ(56億ドル)の支援を要請する公算が大きいことを明らかにした。
スペイン政府は7月に地方政府向け180億ユーロの緊急融資枠の設置を決定。これまでに支援要請を表明していたバレンシア州とムルシア州に続き、今週に入りカタルーニャ州も支援要請を表明している。
●アンダルシア州も財政支援要請へ=中央政府に980億円―スペイン(9/3時事)
スペイン政府は7月、財政難に陥った地方自治体を支援する180億ユーロ規模の基金創設を決定。アンダルシア自治州高官は「基金にアクセスする条件確定前にも現金が必要だ」と述べ、早期の支援実行を訴えた。
スペイン南部のアンダルシア自治州政府高官は3日、中央政府に財政支援を要請する方針を明らかにした。現時点で10億ユーロ(約984億円)必要だという。AFP通信が報じた。
財政破綻は地方から始まるなんて良く言いますが、スペインでまさにその兆候が出始めているようです。まずは、バレンシア州が中央政府に支援要請!そして、その次にはムルシア州が続き、そして何とバルセロナのあるカタルーニャ州まで・・。
日本で言えば、地方自治体で最大規模を誇る東京都が財政破綻寸前で中央政府に泣きついているようなものです。
そして、9月に入り、今度はアンダルシア州も・・・。
スペインの噂はチラホラ聞いていましたが、想像以上にヒドイ状態に入っているようです。
スペインが倒れたら、その経済規模から欧州全体に影響が及ぶのでしょうか?今後の情勢に、大いに注目したいところです。
しかし、米国経済は、まさに断末魔ですね。
FRBが、金融政策としては最悪のドル紙幣の増刷を認めてしまいました!そんな事したら、ドルの価値が下がり、最悪はドル基軸通過制度が崩壊っちゃうんじゃないの?
●FRB ドルの増刷を示唆! ドル基軸通貨崩壊と日本への地震テロへの合図か!
日本は、いつまで、この沈没寸前のドロ舟に乗船しているのかしらん。
http://hellow42.blog.fc2.com/blog-entry-78.html
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