http://www.asyura2.com/12/hasan77/msg/487.html
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http://www.mmc.co.jp/gold/market/toshima_t/2012/1253.html
そろそろ8月も終わり、米国ではLabor Day Weekend(労働者の日、今年は9月3日)の三連休が終わると、いよいよマーケットも夏休みモードを脱却して、本格的に動き出す。
そろそろ真面目に日々の値動きを追うよ。
今年は、今日の米国ワイオミング州ジャクソンホールというスキーリゾート(少なくてもスキーヤーの筆者にはその連想が働く人口8000人程度で標高2000メートルの町)で開催される世界の中央銀行家たちの「年次勉強会」から、本格相場入りとなった。
二年前のジャクソンホールで、バーナンキがQE2(追加的量的緩和第二弾)の意向を表明したので、それ以来、マーケットの注目する会議となった。
今年は、金価格が久しぶりに200日移動平均線を上回り、レンジが上放れる兆候が出た矢先の開催というタイミング。
QE3への言及ありや、なしや、でマーケットは大騒ぎ。
筆者は、無い、と見る。
9月7日に米国雇用統計を控えているので、ここで、「QE3」宣言などやったとして、翌週の雇用統計が大幅改善などと出たら、それこそカッコつかないじゃない。足元の米国景気指標はとにかく良いデータが続いているのだし。
ECBドラギ総裁が、「多忙」を理由に欠席というのも、なにか拍子抜け。
たしか、7月末の日経関連メディアの取材で8月のレンジを1550−1680と出した記憶があるけど、まぁ、当面は、1670ドル台までつけたことだし(昨日は反落)、いいとこじゃないかな。
年末までの上値は1800ドルと言っている。
「専門家」予測では低いほう。
中国経済減速と欧州債務危機のリスクオフ売りを想定しての、控えめの予想だ。
プラチナは、南ア鉱山暴力沙汰に、ユーロ高ドル安も加わり、1500ドルを超えたが、需要サイドの欧州経済マイナス成長という事実が重くのしかかる。金より基盤は依然軟調。
欧州債務問題関連では、メルケル首相が中国訪問中ということに注目。果たして、中国は「白馬の騎士」となれるのか。ふーむ、白馬というほどキレイなココロには見えないが(笑)。でも、欧州がこければ、中国もこける。輸出入で、ギブ&テイクの間柄だ。仲良くせねばね。人権問題にも当面は目をつぶって。
◆日経平均 忍者の里(http://sora660.blog2.fc2.com/)
9・3日 気になったニュース
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日銀が異例の大量資金供給 特例公債法案成立難しく…地銀を支援
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スペインがバッドバンク設立、11月にも業務開始
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●中国・アジア
中国:年間成長目標下回る可能性高まる−経済悪化の兆候増す
中国:燃料価格を10日にトン当たり500元引き上げの公算−中国証券報
統一教会創始者の文鮮明氏が死去、肺炎の合併症で
インド経済成長率見通し引き下げ、今年度は5.1%−モルガンS
●メモ
ソロス氏:ユーロ圏の将来に「極めて悲観的」−パイス
権利取りのシーズン到来9月末一括配当銘柄の妙味増幅
権利付き最終(25日)まで3週
スペインのカタルーニャ州をジャンク級に格下げ−S&P
ESM、10月に稼働開始の公算=EFSFのレグリング責任者
米FRB、9月のツイストオペ予定を公表 450億ドルの国債買い入れへ
イタリアのモンテ・デイ・パスキ、デフォルト確率6割
中国投資公司、米ブラックロック株の大半を売却=報道
ギリシャのユーロ離脱、すべての関係国に有益な可能性=バイエルCEO
焦点:FRBの独立性に懸念台頭、ジャクソンホール会合
独憲法裁、ESMや財政協定を妨げない見通し=ショイブレ独財務相
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