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世界中の金融関係者達が注目していたジャクソン・ホールでのバーナンキFRB議長の講演は、将来的な追加金融緩和策への含みを残しつつも判然としない内容だった様に思うのです。
更なるQEの発動に期待してはダメという類の警告も、その根拠は判然としないのですけどね。
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◆An Open Letter to the QE Crowd: GIVE UP
QEを期待する群衆への公開通知:諦めなさい
そう...貴方達全員はQE3がやって来ると大騒ぎしていました。 それは保証されていたのです。
さて、どうなったでしょうか。 そうではなかったのです。 貴方達は間違っていました。 100%間違っていたのです。 我々全員が得たのは、バーナンキから発せられた「FRBは行動する用意がある」という飽き飽きしたスローガンです。
これは、実際に骨を折って調査していた者達にとって明らかな結論だったのです。 2011年5月にまで遡り、QEの結果が様々な利点を凌駕するとバーナンキは述べたのです。 彼は1ヶ月前に、FRBが国債や政府系債券を過剰に購入する事は金融システムを「傷つける」だろうとも述べたのです。
しかし、誰もが、彼等の母親達もが、QEが本日やって来ると肯定的でした。 バーナンキが実際に述べた事を気にしないで下さい。 食料品やガソリンの価格が記録的な水準にある事を気にしないで下さい。 QEがもたらした政治的な帰結はオバマにとって選挙戦の負担となるのが確実であり、ミット・ロムニーが当選した後でFRBに仕事をさせるという結果になるでしょう…QEは間違い無く本日やって来る筈だったのです。
貴方達は間違っていました。 貴方達は1年以上も間違っていたのです。 FRBが失望させた後に市場が荒れたという事実は、QEを期待していた群衆が如何に絶望的になっているかという事を表しているのです(「確かに、これは今後QEが実施される可能性を残している。) この飽き飽きした計画案を、これまでに我々は10回以上も聞かされてきました。
それは100%全く完璧に哀れです。 そして、非常に多くの人々が「買っていた」という事実は、どうやって批判的な分析を行うか又は正確に現実に即すかという手掛かりを残念ながら多くの投資専門家達が持っていないという事の明白な証(あかし)なのです。
だから、
★バーナンキは失望させたのです。 次はECBの番です。 もし彼等が失望させたら、何が起きるでしょうか?。 全ての「中央銀行は今日を救える」という哲学が全くのナンセンスとなってしまった場合、何が起きるでしょうか?。
★一つの考察として。 更なるQEに関する主張が一年以上を経てインチキであると判明したという事について考えてみる価値はあるかもしれません。
★今や中央銀行は限界であるという明らかな真実を市場が理解するのに伴って高騰するであろう一部の投資に関し、私は通知の中で、私の Private Wealth Advisory の契約者達へ既に警報したのです。
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- Re: 「胡乱(うろん)なQE」−記事URLが記載漏れでした。 墨染 2012/9/02 11:06:43
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