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2012年8月28日、ロイターによると、中国でクルミやひょうたん、コオロギなど、一風変わったものが投資の対象になっており、中には数十万円の値が付いているクルミも。背景には株式や不動産など主要投資市場の不振がある。29日付で環球時報が伝えた。
北京のクルミ収集家・寇宝軍(コウ・バオジュン)さんは、クルミは形が良くて大きく、年代が古いほど価値があると話す。30対以上あるコレクションの多くが100年以上の歴史を持つクルミだという。
コレクターの興味をあおるのが胡振遠(ホー・ジェンユエン)さんたちのようなバイヤーだ。クルミに関する宣伝だけでなく、農家から収穫前のクルミを木ごと買い取り、北京の販売店に供給している。胡さんによると、クルミへの投資者は毎年増えており、10年前には2個1組350元(約4200円)だったのが、今は3500元(約4万2000円)で売れる。中には2万〜3万元(約24万〜36万円)の値が付くものもある。
こうした投資はクルミだけにとどまらず、ひょうたんやコオロギなどにまで及んでいる。背景には中国政府による不動産投資抑制政策の実施や中国株式市場の不振があり、海外への投資にも限りがあるため、富裕層の新たな投資チャネルとなっている
◆欧米人には理解不能?漢方薬剤や国産酒への投資が盛んに―中国
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=58480
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、不動産市場や株式市場の低迷によって資金の行き場をなくした中国の投資家が、漢方薬や中国酒など、欧米諸国から見ると投資価値がないと思われるような物へ投資し、市場をにぎわしている。
中国では、株式市場の低迷や政府による不動産価格抑制策などの影響で、投資家は従来の市場に代わる新たな投資先を求めている。こうした状況下、最近活況を呈しているのは漢方薬剤だ。中でも希少な冬虫夏草の価格は、過去2年間で2倍になり、最高級品は1ポンド(約453g)当たり1万1500ドル(約88万円)の値がついている。これ以外にも、茅台酒などの国産酒や玉石、紫檀製の家具など、欧米諸国では投資対象とならないような物を対象とした市場が形成されている。
また、中国4大銀行の1つである中国工商銀行が投資家のために高級プーアール茶のファンドを開設したり、南京で鹿の角などの漢方薬剤の取引所が設立されるなど、様々な業界が新たな投資先の開発に努力している。
こうした状況に対し、中国政府は取引に対する監督の強化や投機による価格操作への警戒を示すとともに、詐欺や資金の持ち逃げに注意するよう呼び掛けている。しかし、こうした政府の呼び掛けや、すでに美術品市場で経験した大暴騰・大暴落の教訓にもかかわらず、投資家たちの投資熱は一向に収まる気配がないという。
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(関連参考記事)
「資産は所有すべきだろうか?」 http://blog.livedoor.jp/fromvancouver/archives/52288163.html
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