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http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51490710.html(小笠原誠治)
懲りずに日経新聞が、日韓通貨スワップを継続しろと主張しているのです。
8月28日の記事なのですが、その理由はといえば、スワップ枠を縮小してウォン安になってしまえば、日本の株価にも影響を及ぼすからだ、と。
そして、日経はさらにその根拠として、ゴールドマンサックス証券によれば、ドルやユーロに対してよりも対ウォンで円高が進んだときに株価は最も下落しやすいからと言っているのです。
まあ、新聞社がどんな考えを持とうとそれは自由である訳ですが、何度も言うように、韓国が如何に不合理な言動に出ようと、日本のマスコミがこうして韓国に甘い態度を取ることが韓国側の態度を増長させてきたのです。
それにしても、新聞社の務めとは真実を国民に伝えることですから、その点については努力すべきだと思うのです。
つまり、ウォンに対して円高になったときに株価は下がると本当に言えるのか、と。
では、改めてウォン相場の推移を見てみましょう。
例えば、世界経済がまだ順調だった2007年の6月頃、1ウォンは0.13円程度であったのが、その後ほぼ一貫して下がり続け、2009年2月には0.064円ほどになったのです。そして、その後2010年の4月に0.08円を超えたこともあったのですが、それ以降は1ウォン0.07円前後で推移しているのが現実です。
そして、このウォン相場の動きをもっと長いスパンで眺めると、30年ほど前には1ウォンが0.3円を上回るような状況にあったのに、最近では0.07円前後と、歴史的に見て最もウォンが安くなっていることが分かるのです。
では、その一方で日経平均はどう推移してきたか?
日経平均が1万2千円を割ったのがリーマンショックの起きた2008年9月であるのですが、実は日経平均もそのリーマンショックが起こる1年ほど前から下げ始めていたのです。そして、2009年2月に8000円を切る水準にまで落ち込んだ後盛り返し、2009年夏には1万円台を回復したものの、その後もたついているということなのです。
ということで、確かにリーマンショックの1年ほど前からウォンも日経平均も下げているのです。
でも、だからと言って、ウォンが急落したから株価が落ちたと本当に思っている人がどれだけいるでしょう?
もちろん円がウォンに対して強くなれば、それは日本の輸出企業が韓国の輸出企業に対して輸出競争上不利になることを意味する訳ですが、しかし、円高で株価が下がる理由は、ドルに対し円が高くなれば、ドルで受け取る輸出代金を円に交換したときの、円建ての受取額が減少してしまうからというのが直接的な理由であるのです。
だから日経の主張はどうしても支持できない、と。
それに、仮に日経の主張に合理性があるというのであれば、それならそれで、韓国が日本とは違い、欧米の意向などお構いなしに為替介入している事に対してどうして異議を唱えないのでしょう?
韓国は絶えず為替介入をしてダーティだ、と。
百歩譲って、通貨スワップというのであれば、韓国が自国のウォンを提供するというのなら、日本も
円の提供にとどめるべきであり、ドルまで提供する必要はないと思うのです。
つまり、どこまで言ってもこの日韓スワップというのは、韓国支援でしかなく、しかも、韓国がどれほど日本の主権を侵害するようなことをしても韓国支援を続けると言うのでは、韓国はいつになっても竹島の実効支配を止めないと思うのです。
このような記事を日本の新聞社が掲載するので、韓国でも誤解する人が現れるのです。
最後に一言。
韓国へのスワップによる支援額は700億ドル相当で、約5兆5千億円。ということは、国民一人当たり約5万円。
幾ら何でも気前が良すぎではないですか?
◆通貨スワップ継続は、通貨マフィアからの指示だと思います
http://green.ap.teacup.com/pekepon/882.html
(なんでもイヤのネチズン「無責任」の代償)からの抜粋
**** 例えば、通貨スワップ継続を表面的には発表しながらも、
裏では、「テメー、これ以上騒ぐと、通貨スワップしてやんないぞ」と脅すとか・・・。まあ、アメリカが良く使う手ですね。
★尤も通貨スワップ継続は、通貨マフィアからの指示だと思います。
通貨の情勢が不安定な時期に、いらぬ騒ぎを起すなという圧力が当然あるはずです。
さらに韓国の格付けを1ランク引き揚げて、後方支援も怠りません。
日韓のイガミ合いも、結局は誰かの掌の上だという・・何だかトホホな状態であるという事に、・・どれだけ気付いているのでしょう?
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