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バフェット氏が多額の地方債CDS契約解除へ、破たん懸念浮き彫り
2012年 08月 22日 07:01 JST
ビジネス
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[ニューヨーク 21日 ロイター] 米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイ(BRKa.N: 株価, 企業情報, レポート)は、売り手として保証を提供している160億ドル(約1兆2700億円)の地方債のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)契約について、そのほぼ半分を解消する。今月規制当局に提出された文書から明らかになった。
バークシャーによると、82億5000万ドルの地方債のCDS契約を解除することでカウンターパーティと合意した。これら契約には500を超える州・地方政府債を保証するCDSが含まれ、償還期限は6月末時点で平均8.8年。
今回の動きから、バフェット氏をはじめ、投資家の間で、地方自治体の破綻が懸念されていることが浮き彫りとなった。
また、バークシャーは上期に、高利回り社債のCDSへのエクスポージャーを前年末の45億7000万ドルから32億6000万ドルに圧縮した。
2011年および、今年に入り、新たなCDSポジションは取っていないとしている。
*見出しを変更し、写真を付けて再送します。
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http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTJE87K01T20120821
この事件は、南アが20年近く前にアパルトヘイト(人種隔離)政策を撤廃して以降、警察が関与した事件の中で最も多くの犠牲者を出したばかりか、慢性的な失業問題、黒人貧困層の拡大といった、南アが依然として抱える深刻な社会問題を浮き彫りにした。
カディス・コーポレート・ソリューションズの鉱山コンサルタント、ピーター・メージャー氏は「南アは投資する上でリスクの高い場所であるという、多くの人々が以前から抱いていた懸念を裏づける事件だ。投資家がこれまではっきり認識していなかった多くの問題が明確になるだろう」と述べている。
こうした事件が起きれば、投資家は南アへの投資に当たって大きなリスクプレミアムを求めることになる。それは、失業問題の解決や経済発展のために海外からの投資を必要としている南ア政府にとって深刻な問題となる。
金融市場もそうした問題を認識しており、通貨ランド相場は17日に1.5%下落した後も軟調に推移している。
<リスクプレミアム>
南アはロシアのように、投資家から高いリスクプレミアムを求められる恐れがある。現在、ロシアは汚職などに対する投資家の懸念を反映し、株価収益率は「BRICS」諸国の中で最低水準にある。
トムソン・ロイターのデータによると、ロシア株の株価収益率はわずか5倍弱。ブラジル.BVSP、南ア.JTOPI、中国株.SSECの11倍、インド株.BSESNの15倍をはるかに下回っている。
キャノン・アセット・マネジャーズの最高投資責任者(CIO)、エイドリアン・サビル氏は「ロンミン、政府当局者、労組のすべてにとって、投資家の不安を和らげることが利益になる。それができなければ、良くても投資家から高いリスクプレミアムを求められ、最悪の場合、投資対象とされなくなる」と警告している。
長期的に見れば、投資家の反応は事件に対する政府の対応にかかっている。ズマ大統領は1週間の服喪を宣言する一方、事件の正式な捜査を命じた。
与党のANCに対しては、政治的な支持者を優遇し、拡大する不平等問題から目をそむけてきたとの批判が高まっている。
南アでは国民1人当たり国内総生産(GDP)が年間8000ドルを超えているが、国民の40%近くは1日3ドル以下で生活している。
世界銀行がまとめているジニ指数によると、南アではアパルトヘイトが撤廃された1994年よりも所得格差が広がっている。
投資家にとって、政府が教育の改善や雇用創出に向けた具体策を講じることが重要な意味を持つが、その道のりは依然として遠い。
スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)の南アおよびサブサハラ担当マネジングディレクターを務めるコンラッド・ルース氏は「先週起きた事件は、南アの信用力の見通しに関してわれわれが持っている懸念の1つだ」とした上で、「今後数週間あるいは数カ月のうちに、どんな対応が取られるかが重要だ」と指摘した。
(David Dolan、Tosin Sulaiman 記者;翻訳 長谷部正敬)
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米国で発生した約半世紀ぶりの大規模な干ばつや黒海沿岸の穀倉地帯の不作により、トウモロコシ、小麦、大豆の価格は上昇したが、アジアやアフリカの一部で主食となっているコメにはまだ影響が及んでいない。
世銀のユルゲン・フェーゲーレ農業・農村開発局長は「現時点で大規模な危機を予想しているわけではない」とした上で、「世界的に食料は潤沢だが、もちろん天候がどうなるのか分からず、異常な事態が起きれば再び困難な状況になるかもしれない」と話した。
世銀の統計によると、食料価格は全体的に上がっているが、07─08年に記録した過去最高水準には達していない。このときには幅広い食料が値上がりした上に原油価格も急騰し、数百万人が貧困に陥った。その後は世界金融危機が深刻化して需要が弱まり、食料と原油の価格高騰の影響は収まった。
フェーゲーレ氏は「とにかく早めに手を打つことを勧める。食料の在庫水準が低い限り、価格が大きく高下する状態から容易には抜け出せない」と話す。
<厳しい世界経済>
今回の穀物価格上昇は、ユーロ圏経済が混乱し、多くの国で失業率が上昇するなど、世界経済が低迷する中で起きた。貧困国にとって恐ろしいのは、金融危機で財政が傷んでおり、食料の輸入代金増加に対応する能力が限られてしまうことだ。
国連食糧農業機関(FAO)の食料指数は7月に6%上昇して08年以来の高水準となり、FAOは輸出規制、関税、買い占めなど、前回の危機の際に状況を悪化させた要因に警戒するよう警告を発した。
世銀のリードエコノミスト、アンドルー・バーンズ氏は、食料価格上昇で世界経済がさらに悪化することはなさそうだが、消費者の懸念は高まるとみている。同氏は「新たな不安要因、懸念材料になる。食料価格上昇がもっと明確になり、原油も再び上昇し始めれば、世界の経済活動に重大な衝撃となる」と話した。
IMFの調査部門の責任者、トーマス・ヘルブリング氏によると、今の穀物価格上昇は「典型的な供給ショック」だという。「そうであれば、価格が上昇しても、次の収穫が基調的、つまり正常に近い水準に戻れば、食料価格は下がるだろう」と話した。ただ「特に新興国や貧困国で実質所得が一時的に減少する。世界経済が新興国頼みになっている状況では、このことは逆風となり、国内産食料の価格にもある程度は影響が及ぶだろう」とした。
一方、インフレへの懸念が07─08年当時よりも後退しており、原油価格が下がっていることは明るい材料だ。ヘルブリング氏によると、米ドルが他の主要通貨に対して下がっていることも食料価格の上昇に一定の歯止めを掛けている。
多くの発展途上国では国内の食料価格は国際価格を下回っており、消費者は国内産の食料に頼ることができる。
<貧困層を守れ>
世銀のフェーゲーレ氏によると、前回の食料危機が教訓となって各国は食料価格高騰に対する準備が周到になっている。農業向け投資の拡大や農業関連統計の透明化が進み、価格高騰の予測や対処が改善した。
G20(20カ国・地域)は今週、食料危機問題を話し合う緊急会合を開くかどうか判断する。
フェーゲーレ氏は、農家は収穫量を増やし、政府は貧困層が急激な食品価格上昇で飢えや栄養不足に陥らないように社会的な安全網を整えるべきだと主張している。
世銀によると、農業向け投資は年間95億ドルで、08年の25億ドルから大幅に増加した。しかし食料価格のボラティリティが高まれば、農家は農産物の生産計画や価格設定が困難になる。
世銀の農業金融・リスク管理部門のチームリーダー、マーク・サドラー氏は「ボラティリティの問題は、食料の生産や在庫が増えるまでは残り続ける」と話した。
(Lesley Wroughton記者)
バフェット氏、地方債のCDS契約を5年前倒しで解除=WSJ 2012年8月21日
バフェット氏のバークシャー、BNYメロン株など大量に買い増し 2012年8月15日
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米バークシャー
米バークシャー第1四半期は大幅増益、保険事業が改善 2012年5月5日
焦点:鉱山労働者と警察の衝突、南アへの投資リスク浮き彫りに
2012年 08月 21日 14:42 JST 記事を印刷する | ブックマーク | 1ページに表示 [-] 文字サイズ [+]
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[ヨハネスブルク 20日 ロイター] ロンミン(LONJ.J: 株価, 企業情報, レポート)(LMI.L: 株価, 企業情報, レポート)が保有する南アフリカのプラチナ鉱山で先週、ストライキ中の労働者と警官隊が衝突し、40人以上の死者を出した惨事は、南アへの投資リスクと、与党アフリカ民族会議(ANC)の雇用創出や改革をめぐる実行力に対する不安を再認識させるものとなった。
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http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE87K03P20120821?sp=true
焦点:世界的な食料価格上昇、危機的状況の兆しはなし
2012年 08月 21日 13:09 JST
[ワシントン 20日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)や世界銀行など国際金融機関は、食料価格上昇に備えるよう各国に忠告しているが、これまでのところ2007─08年のような広範に及ぶ危機的な価格高騰の兆しは出ていない。
http://jp.reuters.com/articlePrint?articleId=JPTYE87K02X20120821
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