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シャープ、押し寄せる“信用不安”の波…株価急落と鴻海の思惑
2012年08月08日17時12分
提供:ZAKZAK(夕刊フジ)
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3月の提携会見ではビデオメッセージ(奥)で登場した鴻海の郭台銘会長。奥田隆司社長率いるシャープとの関係は大きく変化している>
やはり外資系企業との提携はモメ事が絶えない。シャープの株価急落を受け、筆頭株主となる予定の台湾メーカー、鴻海(ホンハイ)精密工業が出資条件の見直しを突きつけた。鴻海に振り回されている形のシャープだが、市場関係者は「提携解消の選択肢はシャープにない」と指摘する。
鴻海は3日、台湾証券取引所に提出した文書の中で「シャープ株の変動により、3月27日に調印した株式取得の合意を鴻海が履行する必要はないことに同意した」と明らかにしたのだ。
合意はシャープの新株を1株550円で取得するというものだったが、8月7日には一時176円と38年ぶりの安値を付けるなど見る影もない。
「赤字で無配が続けばNECのように一時100円割れも想定されるのではないか」(国内証券ストラテジスト)と懸念する向きもあるほどだ。
当初、鴻海の発表を否定していたシャープも、取得株価引き下げの検討に入ったが、気になるのはその先。鴻海が台湾証取に提出した文書には続きがある。「われわれは依然として同じ比率の株式を取得する権利を保有する」というのだ。時価に沿った取得価格に変更し、出資比率を引き上げたいとする鴻海の意向が透けてみえる。
「そもそも鴻海の出資時期が来年3月までと異様に長いことも何らかの思惑があったのではないか」と前出のストラテジストはみる。
外資とのあつれきでは昨年9月、自動車業界でもスズキと独フォルクスワーゲン(VW)の提携解消を決めた例がある。
ただ、「シャープとスズキの決定的な違いは経営状況。シャープの純資産は3月末で6450億円程度で、巨額赤字が続けば底をつくのも時間の問題」と家電担当アナリスト。「世界最先端の堺工場の経営権を事実上与えた時点で鴻海と抜き差しならない関係になっている」(同)とみる。
債務不履行リスクを示すCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)の数値は7日時点で1328bp(ベーシスポイント)まで急上昇した。シャープに残された時間は限られている。
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