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ギリシア危機の現状 − 相変わらずの超緊縮イデオロギーへの固執
トロイカからギリシアに査察団がやってきて、「どれくらい超緊縮と構造改革を実行しているか、する気があるのか」を調べた。で、「よくやっている。9月にまた調べる」と珍しくおほめの言葉を残してアテネを去った。
ギリシア財相は「115億ユーロのさらなる財政緊縮と官僚機構および職業の自由化(タクシーの運転など)を不退転の決意で行う」と述べている。
まあ、これはいつものパターンだな。トロイカは「よくやっている」と述べることで市場に安心感を与えさせ、また315億ユーロのベイルアウトを9月に支払えることを示唆することが必要であった。ギリシア側もどうせできないとは分かっていてもそういわないかぎり、空っぽの金庫を前にしてはアウトである。
しかし、何も問題は解決しない。超緊縮の強行がギリシア経済を復活させる切り札だというイデオロギーにトロイカもギリシアもとりつかれている。その結果、経済はさらなる悪化を招くことになり、財政改善もできないことになる・・・。まあ、いままでの繰り返しである。そしてこの繰り返しがどこで終わるかである。なんの知恵もない政策当局の動きだ。
英文はリンクへ
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どこで終わるかって
アイスランドのように市民革命が起きないと終わらない
アイスランド革命 借金奴隷金融制度からの脱却 #紫陽花革命 #Keiza
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ドイツの経済学者の論争 − ユーロ危機をめぐって
http://blogs.yahoo.co.jp/olympass/MYBLOG/yblog.html?m=lc&p=2
現在のユーロ危機をめぐって、ドイツの経済学者のあいだで世間の注目を引く論争が起きている。
発端は7月にクレーメルがメルケルのユーロ政策を批判し、「バンキング・ユニオン」や銀行の不良債券の「社会化」に警告を発する公開書簡を出したことだ。そしてヨーロッパの指導者が同意している救済パッケージはウォールストリート(金融界の意味だろう)を助けるのみで他のあらゆる人々を害する、と論じた。これが数週間で200名近い経済学者の署名を勝ち得た。
この動きに驚いた反対の立場に立つ経済学者(ハイネマンなど)が公開の回答として、「バンキング・ユニオン」はユーロ救済にとりきわめて重要であると述べた。するとそれにたいし200名近い同調者を勝ち得た。
そこへ「五賢人」が割り込んできた。彼らは、「ユーロ圏減債基金」構想を
提案している(ある限度を超えた国債を引き取って25年間塩漬けにする)。それと「バンキング・ユニオン」を。
ここへINET(ソロス)がこの五賢人案に同意を表明している。
(残念ながら、経済学者は賢い専門家とはいえない。絶えず、大きな誤りや偏見に左右される存在である。予想など当たるも八卦、当たらぬも八卦の世界である。それを科学の仮面でごまかすようなことが日常茶飯事に行われている。そう評する私も賢くはない。)
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どうして経済学者って馬鹿ばかりなのだろう。
本末転倒している。
モノの交換をおこなわさせるために通貨はある。
通貨のためにモノの動静が決まるのは間違いです。
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