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米国で穀物価格の高騰続く 肉類や油脂にも影響
http://www.cnn.co.jp/business/35019824.html?tag=cbox;business
2012.07.31 Tue posted at 10:33 JST
ニューヨーク(CNNMoney) 米中西部などの歴史的干ばつの影響で、トウモロコシや大豆の価格高騰が続いている。トウモロコシをえさにする家畜の肉や、大豆を原料とする油脂の価格などにも影響が出てきた。
この1カ月でトウモロコシは20%、大豆は15%も値上がりした。
米政府の統計によると、今年の牛ひき肉の平均価格は1ポンド(約454グラム)当たり2.88ドル(約225円)と、昨年の2.77ドルから4%上昇する見通し。ステーキ用のサーロイン肉は25%上昇し、1ポンド当たり6.47ドルに。牛乳の価格も若干上昇するという。
鶏肉は5セント値上がりして1ポンド当たり1.34ドル、鶏卵も1ダース当たり1〜2セントとわずかながら値上がりが予想される。
これらの価格は干ばつ問題が広がる以前の今年6月の時点ですでに上昇していた。牛ひき肉は前年同月と比べて8%、サーロイン肉は15%、鶏肉は6%あまり、それぞれ値上がりしていた。
また米農務省が先週発表した予測によると、大豆を原料とするマーガリンやピーナツバターなど油脂の価格は、南米での不作の影響も加わって4〜5%上昇するとみられる。
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