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http://news.livedoor.com/topics/detail/6778820/
2012年7月20日、網易ブログに西洋の教会と中国のお寺を比較する記事が掲載され、注目を集めている。中国では最近、「聖地」の株式上場が話題となっている。普陀山、九華山、五台山などが上場準備を進めており、拝金主義にまみれた中国の宗教に対する批判の声が上がっている。
今や中国ではちょっとした規模のお寺ならば必ず入場料が必要だ。それだけではない。線香代、鐘突き代、おみくじ代、おみくじ解説代などなにかと理由を付けて、金をむしり取っていく。「外で買ってきた線香は汚いので持ち込み禁止」などと説明されるが、なんのことはない。寺院内で売っている高額の線香を買わせたいだけだ。
一方、外国の教会には入場料はない。それどころか線香代も何も必要ないのだ。もちろん教会も寄付は受け付けるが、マリア様の足元に募金箱が置かれているような野暮な光景は見たことがない。
西洋の教会は心の安寧を求めるもの。わだかまりを告白することで心を軽くすることができる。中国はというと、神に祈り線香を供えるのはすべて現実生活の苦しみを解決するものなのだ。同じ宗教といえども西洋と中国ではまったく異なる。中国の信仰は神に賄賂を贈り、御利益をもらおうということにほかならない。
★中国4大仏教名山「普陀山」、新規上場を計画
http://www.emeye.jp/disp/CHN/2012/0704/stockname_0704_010/0/
中国浙江省舟山群島にある中国4大仏教名山の一つ普陀山の管理団体「普陀山旅遊発展」が2年以内の新規株式公開(IPO)を計画していると、3日付チャイナ・デイリーが普陀山管理委員会関係者の話しとして伝えている。上場によって7億5000万元(約94億円)の調達を計画しているという。
普陀山旅遊発展は普陀山観光センター、索道、バス会社、観光事業などの運営を行っている。新華社通信はコスト高と需要低迷に加え、売上利益率が低下しているのは紛れもない事実で、上場計画により利益率の高い観光地にすることが目的ではないかと指摘。ただ同通信は、上場すれば様々な規定に抵触する可能性があり、政府当局も信仰上の場所を上場させることに反対するのではないかとする。上場に向けてはかなりの紆余曲折がありそうだ。
普陀山は五台山、九華山、峨眉山と並ぶ中国仏教の聖地。数多くの寺院や景観で知られ、東シナ海の島にあるため海天佛国とも呼ばれる。日本との関わりは深く、平安時代に日本人僧の慧萼(えがく)が五台山で得た観音菩薩像を寧波から持ち帰ろうとしたものの、菩薩像が日本行きを拒んだ(不肯去)という故事が普陀山の由来。その菩薩像(不肯去観音)を祭るのが、普陀山最初の寺院・不肯去観音院となった。なお、この経緯は俳優の中野良子さんなどが出演して中国で映画化される予定。
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