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小泉純一郎の人気というのは、ライオンヘアーにあったんです。
そのライオンヘアーを活かして、小泉ブームというものが5年以上も続いたんです。
5年以上、小泉ブームというものが続いたから、小泉構造改革という悪政も、5年以上続いてしまった。
小泉構造改革での一番の大罪とはなんでしょう。
それは、公共事業の大幅削減です。
公的資本形成が2001年に、32兆円あったものが、
5年後の2006年には、22兆円まで減ってしまった。
そのおかげで、地域経済はボロボロになってしまいました。
日本が格差社会になった原因はいろいろあるんだけど、
なんといっても、一番の原因は、この公共事業の大幅削減なんです。
「公共事業は貧乏人対策だ」と言う人がいます。
そうなんですよ。公共事業は貧乏人対策なんですよ。
ケインズ政策というのは、貧乏人を助ける経済政策なんです。
90年代を失われた10年と言う人がいますが、
そんなものはすでに死語で、
90年代は公共事業をきちんとやっていたから、
実体経済がまだ良かったのです。
もちろん、日本の公共事業には問題があります。
構造に問題があるし、ルールにも問題がある。
例えば、道路を作るにしても、橋を作るにしても、
その材料を輸入したりしたことだ。
材料が国産ではなく、輸入などをすれば、公共事業の意味がなくなる。
90年代に公共事業をきちんと行っていたことは良かったことなのだが、
お金をかけたわりには、それなりの効果が若干、薄かったことは、
そういったルールをちゃんと定めなかったことだ。
しかし、なにわともあれ、小泉は公共事業を大幅削減した。
しかも、大型公共事業などの無駄な公共事業を温存して、
やらなければいけない地方の小さな公共事業を、
大幅に削減してしまった。
つまらない自民党内の権力闘争で、
地域経済はボロボロにされてしまったのだ。
最後にこれを見て頂きたい。
小泉の人気が、ライオンヘアーにあったことがよく解かる動画だ。
(小泉純一郎の人気はライオンヘアーにあった) 2分8秒
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