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本日発表された11年国民生活基礎調査によれば、
10年の1世帯あたり平均所得が前年より11万6千円減り、
538万円と25年前と同じ水準に戻ったようだ。
特に、子供がいる世帯では39万2千円減と大幅減となっている。
また、11年7月時点での生活が「苦しい」と感じる割合が、
61・5%と過去最高に達し、消費税率引き上げで生活苦に拍車が
かかるのは必至とみられている。
調査は1年前のものであるから、現在はさらに悪化している公算が高い。
バブル崩壊後の94年をピークに、私たちの生活は下降線を辿りつづけ、
25年前の生活水準に戻っている。
いや、今後、昭和30年代迄戻る可能性がある。
それでも物価が下がれば、まだ生活はしのげる。
だが、これから訪れるのは物価高、インフレである。
収入減の中でのインフレ、つまり、「スタグフレーション」である。
これにより食糧を買えず、餓死する者が続出であろう。
(実際、最近、ミイラ化した遺体が発見されるケースが増えている)
このような中で収入をいかに確保し、そして生活苦から逃れるか。
砂時計のように時間はなくなり、お金と命も落ちていく。
収入多角化戦略は、砂時計をひっくり返すことでもある・・・。
★残飯あさりの日々・・・
確かに、インフレはこたえた。
生活に必要不可欠なものがどんどん値上がりした。
公共料金の値上がりも半端じゃなかった。
税金なんか払える状況じゃなかったが、莫大な金額を持っていかれた。
ある日、電気が止まった。その日、妻は出て行った。
2度と部屋の電気がつくことはなかった。
数ヶ月後、マンションから追い出された。
今はもう、寝ているのか起きているのか分からないような毎日だ。
感覚があるのは、寒いということと空腹、そして身体の痛みだけだ。
痛みをこらえ、残飯をあさりにいく。
「何のために、生きているのだろう」
公園のゴミ箱に、新聞が捨ててあった。
自分と同じような境遇の人が、急激に増えているようだ。
「俺だけじゃないんだ」
何の慰めにもなりはしない。
残飯が、胃袋を多少慰めてくれた。
そしてまた、眠りにつく...。(小出宏実)
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