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許すな!シロアリ役人「20兆円」山分け計画
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2012/7/4 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
消費増税のウラで進む
国民に消費税増税を押し付ける裏で、許しがたい事態が進んでいる。野田内閣が、公務員の「年金優遇」を温存させようとしているのだ。
公務員の共済年金は、サラリーマンの厚生年金と比べて保険料率が低いのに、独自の上乗せ分「職域加算」があるため、サラリーマンと比べて給付額が月2万円も多い。野田政権はこの「官民格差」の解消を掲げ、厚生年金と共済年金を15年10月に統合する一元化法案を今国会に提出。消費税増税法案とともに衆院で可決された。法案では「職域加算」の廃止が規定され、政府の有識者会議で、廃止後の「新制度」が検討されてきた。
その有識者会議がきのう(3日)、焦点の「職域加算」を今後も形を変えて維持することを求める報告書案を固めた。格差解消どころか特権を温存させようというのだから驚きだ。しかも、この一元化の裏で、シロアリ役人たちが、20兆円もの巨額のカネを山分けする、とんでもない“悪巧み”を画策しているのだ。
◆公務員の「優遇年金」は温存されたまま
「共済年金と厚生年金の一元化は、それぞれの積立金も“持参金”として持ち寄り、ひとつのサイフにするのが前提でした。ところが、共済年金は約45兆円の積立金をため込んでいるのに、厚生年金と統合するのは約24兆円だけで、残りの約20兆円は引き続き『職域加算』分として、温存させるつもりなのです。厚生年金の積立金(約143兆円)が年間給付額の約4年分だから、共済年金も4年分の給付額を統合すればいいという理屈です。官僚の言いなりの野田内閣もこの方針を認め、閣議決定しています」(経済ジャーナリスト)
フザケた話だ。そもそも共済年金が巨額な積立金をため込めたのは、上乗せ分の「職域加算」分に膨大な税金が投じられてきたからだ。
経済ジャーナリストの荻原博子氏がこう憤る。
「年金一元化の話が浮上してきたのは、公務員の数がどんどん減って共済年金とが発端です。いわば共済年金は救済される側なのに、お金は出さず、特権の『職域加算』の仕組みも残そう――というのはおかしい。有識者会議が報告書をまとめたといっても、役所が人選し、代弁させているだけ。民主党はこういう官主導の仕組みを変える、と言っていたのに、今や官のやりたい放題。これで消費税増税というから、いい加減にしてほしい」
野田首相は「増税先行ではない」なんて言っているが、詭弁もいいところだ。
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