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「中国政府系ファンド」が大株主の主な銘柄
“謎のファンド”が日本株をバカ買い!中国マネーの狙いは?
http://www.zakzak.co.jp/economy/investment/news/20120703/inv1207031219001-n1.htm
2012.07.03 夕刊フジ
チャイナマネーが日本企業を買い進めている。中国政府系とみられる謎のファンドが日本の主要企業の株式を買い増し、東証1部上場の主要3月決算企業のうち145社(別表)で大株主に名を連ねた。信託口を除くと“事実上の筆頭株主”となった大企業もある。日本株“爆買い”の狙いは−。
三洋電機の白物家電事業をハイアールが買収したのをはじめ、NECのパソコン事業では合弁相手のレノボが出資比率51%を握り、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業がシャープの筆頭株主になるなど中国や台湾企業による日本企業の買収や出資の事例は増えている。
一方、顔の見えないチャイナマネーも日本の主力銘柄を買っている。主役は「SSBT OD05オムニバス」という投資ファンド。登記先は豪シドニーで常任代理人は香港上海銀行東京支店だが、中国政府系の資金を運用しているというのが定説だ。
マネックス証券のまとめでは、東証1部上場の主力企業で構成する「TOPIX500」銘柄の3月決算企業で、3月末に上位10位以内の株主に「OD05オムニバス」が入った企業は145社。
保有比率3・0%のNECや同2・9%の日立製作所、そして三井住友フィナンシャルグループ(2・8%)、三菱UFJフィナンシャル・グループ(2・6%)、みずほフィナンシャルグループ(2・5%)の3メガバンクでは第3位、年金基金などの「信託口」2社を除けば最上位だ。
製薬関連や証券、不動産などの保有比率が比較的多く、国防関連に強い三菱重工業でも2・4%を持つ第4位株主。電力や通信など基幹産業の株も買っている。
「昨年9月時点から一気に自動車株が増えている」と指摘するのは、同ファンドに詳しいちばぎんアセットマネジメントの安藤富士男顧問。「トヨタ自動車やホンダやスズキなどを買い増している一方、ソニーやパナソニックは微増にとどまっており、業績や株価を反映させているようだ」と指摘する。
マネックス証券の金山敏之シニア・マーケットアナリストは「日本の企業をそれなりに評価し、技術力を買っているのだと思う」とみる。
ある大手メーカーのIR担当者は「ファンド側からのアプローチは一切ない」と明かす。前出の安藤氏は「現時点では波風を立てようとしておらず、純粋な投資のようだ」というが、「モノ言わぬ株主」である同ファンドが存在感を増していることは間違いない。
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