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驚愕!すでに日本の消費税は世界第2位になっていた!
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2012/06/28 【稗史(はいし)倭人伝】
このままではギリシアのようになる。
耳にたこができるほど聞かされた言葉である。
本当は、消費税を上げるとギリシアのようになる、のである。
ヨーロッパ諸国の大方は消費税率20%程度である。
日本は5%である。
だから20%まで上げてもいいのだという。
これだけ聞くと、『そうかな』と思ってしまう。
実際はどうか?
国名 消費税の標準税率 消費税(付加価値税)が国税収入に占める割合
(ウィキペディア・データは、宮内豊編「図説 日本の税制 平成18年度版」より引用)
フランス 19.6% 47.1%
ドイツ 19.0% 33.7%
イタリア 20.0% 27.5%
イギリス 17.5% 23.7%(平成15年度実績額)
日本 4.0%(※) 20.7% 【5.0% 24.6%(地方税1%を含めた数字)】
税率が日本の3.5倍のイギリスよりもすでに日本の消費税の国税収入に占める割合の方が高いのである。
ここで消費税を2倍にすれば、国税収入に占める消費税の割合はどうなるか?
ドイツも抜いてしまう。
実はフランスも抜いてしまう。
もう少し細かく見てみよう。
恐ろしいことが分かってしまった。
次は財務省発表の数字である。
消費税など(消費課税)に関する資料(平成24年4月末現在)
税目等 課税対象 平成24年度予 算 額
構成比
国税収入計452,830 億円 100.0 %
消費課税計 ― 174,003 38.4%
消費税 資産の譲渡等 104,230 23.0
個別間接税計 ― 69,773 15.4
酒税 酒類 13,390 3.0
たばこ税等 製造たばこ 10,912 2.4
揮発油税等 揮発油等 29,123 6.4
自動車重量税 検査自動車等 7,032 1.6
航空機燃料税 航空機燃料 566 0.1
電源開発促進税 一般電気事業者の販売電気 3,290 0.7
石油石炭税 原油等 5,460 1.2
(備考)1.上記の予算額には、一般会計分(423,460億円)の他、特別会計分を含む。
2.上記以外に「消費課税」に含まれるものとして、関税、とん税等があり、これら(税収9,325億円)を加えた場合の国税収入に占める消費課税の割合は40.5%となる。
(数字がうまく並ばないので見にくくてすみません)
日本の場合消費税率1%で2.5兆円と言われる。
国税収入に占める消費税の割合は38.4%〜40.5%になっている。
今現在でも世界第二位である。
イギリスの2倍近くである。
これで消費税を5%上げたらどうなるか?
上の財務省の数字を使って試算してみよう。
国税収入 消費課税 直接税収入
452800億円ー174000億円=277200億円
5%上げた分を国税収入とすると125000億円である。
174000億円+125000億円=299000億円
299000億円÷(277200+299000)億円×100=51.2%
消費税世界1確定である。
これでは国は保たない。
軽減税率など適用しても焼け石に水である。
日本の消費税率:ヨーロッパの消費税率=5%:20%
こんな税率比較だけで騙されてきたのがわたしたちなのである。
15%などというのは狂気の沙汰である。
最近、直間比率という言葉を聞かなくなっていた。
なるほど、使いたくなかったわけだ。
今現在で、(直)6:(間)4である。
5%上げたら、(直)48.8:(間)51.2となる。
間接税(消費課税)が直接税を上回ってしまうのである。
私たちは叫ばなければならない。
せめて消費税はイギリス並みに下げろ!
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