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メタンハイドレートのなぞ――日本は資源大国なのか? (生き生き箕面通信) 
http://www.asyura2.com/12/hasan76/msg/657.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 6 月 26 日 05:36:04: igsppGRN/E9PQ
 

メタンハイドレートのなぞ――日本は資源大国なのか?
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/02808b192c6a3b5a73bc9e5e33e7cc75
2012-06-25 06:22:16 生き生き箕面通信1294(120625)


 国連の大陸棚限界委員会から今年4月、日本の経済水域の拡大が

認められたこともあって、海底資源への関心が高まっています。レアメ

タルはもちろん、熱水鉱床のあたりには金、銀、マンガンなど多くの鉱

物資源が眠っているのだそうです。なかでもメタンハイドレートは、100

年分があるともいわれ、期待されています。

 「日本海側には、高品質のメタンハイドレートがふんだんに存在するこ

とを確認した」と、青山繁治・独立総合研究所代表がテレビ(関西テレビ)

で話していました。自分たちがチャーターした調査船で、実際に兵庫県

沖や新潟県佐渡島付近の海域を調べた結果だというのです。テレビを

ご覧になった方もおられると思いますが、もし事実なら相当大きな意味

を持つはずですが、その後、音沙汰なしです。

 経産省は、メタンハイドレートの探査に大きな予算を組み、近海を調

査してきました。しかし、その海域は太平洋側に限られています。太平

洋側のハイドレートは砂や泥と混じり合っており、そこから油分だけを

抽出するには高度の技術開発が必要とされる、いわば難物です。

 それに対し、日本海側のはそのまま引き上げて船上で火をつけると、

ポッと火がつくほど高品質。ところが、「こちらは一体どのくらいの埋蔵

量が、どのくらいの範囲にあるのか」さえ調査されていないと、青山氏

は語っています。

 青山氏はさらに、「今回は兵庫県知事と連携して調査ができた。京都

府知事も連携して調査したいと言われている。国に期待できないのなら、

これからは自治体と連携して調査を進めたい」と、今後の方針を語って

います。

 疑問に思うのは、なぜ日本海側のメタンハイドレート調査に力を入れ

ないのか、です。原発再稼働をしなくても、自国産の安価なエネルギー

が開発されれば、電気料金を上げる必要はなくなります。それどころか、

電気料金の値下げも期待できる。さらには、輸出することさえ可能かも

しれない。

 太平洋側調査から方向転換できない理由は、いったん太平洋側で始

めることを決定した経産省と東大の学者チームにとっては、「いまさら転

換できるか」というメンツの問題のようです。

 有望な資源があるなら、徹底的に調査する必要があります。ところが、

日本ではつまらないメンツやしがらみが優先されて、本当に国益を考え

る立場からのプランが進みません。日本の旧体制は、こうした分野でも

制度疲労を改善できないようです。


       ◇

「経産省はなぜメタンハイドレートも発表しないのか」青山繁晴6/20アンカー(動画・内容書き出し)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2034.html


 

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コメント
 
01. 2012年6月26日 06:48:47 : 5P0UAKIBTI
そんな分かり切った質問するなよ!
日本がエネルギー自立を果たしたら誰が困るか考えればわかるでしょう。
日本がエネルギー自立したらどの国もかないません。


02. 2012年6月26日 07:27:48 : mHY843J0vA

>なぜ日本海側のメタンハイドレート調査に力を入れないのか

中韓露台湾などとの海洋利権問題が悪化するのを避けている
と考えるのが自然です


03. 2012年6月26日 08:17:13 : YQX9xw9YPg
メタンハイドレートの海底分布については、ほぼ調査が終わっている。
その結果、日本近海ではは圧倒的に太平洋側に多く、日本海側には少ない。
だから調査の主要部分は太平洋側で行われる。
国際問題なんかではないのだ。

04. 2012年6月26日 11:14:48 : BZZjZAt60A
日本が自前地下(海底)エネルギー資源の開発に消極的だったのは、
@国策としての原子力主導のエネルギー開発A欧米の石油メジャーの支配(輸入国としての日本の存在意義) による。
@はフクシマにより崩れた。Aは世界各国で天然ガス中心の資源開発が進み、石油から天然ガスへのエネルギー源転換が世界的に進みつつある。また、シェールガス・シェールオイルの開発はこれまでの石油メジャーから中小資本によるものが大きい。中国や途上国国策会社による資源開発の進捗とともに石油メジャーの支配力に変化がある。

よって、@Aの前提が崩れつつあり、今後日本は、多角的なLNG輸入とともに自前の天然ガス開発に進むだろうことが客観的な情勢である。開発の主体は、採算性からいって、メタンハイドレート層の下にあるフリーガス(メタンガス)であろう。
ハイドレート層とフリーガスの境界に当たるBSR(海底疑似境界面、ハイドレート層はフリーガスのキャップロックとなっている)の存在は東西の日本近海でも確認されており、比較的浅海で地層的に湧出量が多い(日本海東縁変動帯)、従って容易に取り出せる天然ガスの宝庫はまず「日本海」だ。

先ごろ、経産省はJXを委託先として佐渡沖の試掘開始を発表した。JXはベトナム沖で深度海底油ガス田を掘削している。

2005年土星の衛星タイタンの大気中に多量のメタンガスの存在が確認され、地球においても全ての科学的事実は石油天然ガスが「マントル起源の鉱物資源で地球の脱ガス過程で湧出・貯留している」ことはますます明らかになっている。表向きはともかく、欧米や日本もそのことはわかっているのだろう。(メンデレーエフ以来、旧東側諸国では鉱物説が優勢であった)たとえばシェール層にあれほどの油ガスが詰まっていることは生物起源説では有機物量が圧倒的に足りず、これを説明できない。

経産省の日本海BSR下層の試掘は資源開発の「王道」ではあるものの、その促進は現在の対米従属の日本政府には望むべくもない。真の意味での自立派・経済的ナショナリストによる政治・国際戦略転換が求められる。
かつて(まだ田中派が存在していた頃)、苫小牧や新潟長岡では花崗岩層まで掘り進み、現在国内有数の油ガス田を開発した。サハリンに至る日本海東縁変動帯は油ガスの宝庫である。それも自噴可能の油ガス田の可能性が高い。メタンハイドレートは採算可能性からみると現在未だ開発の必要がない資源であろう。


05. 2012年6月26日 11:51:08 : RufpgDo1AM
自前の核兵器は持たせず
(まあ、持たなくて当然、
・・・持つべきではないが)
自前の戦闘機も作らせず、
安全保障から経済に渡り
全面的に対米隷属路線を進ませる、
そのために日本政府が存在する。
となれば、自ずと理解されるでしょう。

ナンニしても自立はダメよ。


06. 2012年6月26日 15:09:25 : Py5Z7phwaA
下手に大量に掘ったら、地震の原因になりそうに思う。
原発止めろーーーー。
プルトニウム、どれだけ爆弾つくってもあまるくらいあるじゃん。
さっさと違ういいわけ考えて、今のいいわけ放棄しろーーー。

07. 2012年6月26日 16:43:49 : mHY843J0vA

新潟沖における海底下のメタンハイドレート柱状分布の発見
−世界初の深海での曳航式海底電気探査手法によるメタンハイドレート分布状況の把握−
http://www.jamstec.go.jp/jamstec-j/PR/0602/0220/index.html

08. 2012年6月26日 19:56:30 : F2lsB8mnAs
CIAから横槍入ってるよ。
日本が中東原油買わないとドル基軸を揺るがす。
そりゃアメ公さん困るわな。

10. 穀潰し 2012年6月27日 15:51:26 : mhCBWs7MFBCtU : iCOQbVGUqY
日本は自国のエネルギー政策を、独力で決定できない。

バカ高い資源を買わされて、搾取され続ける運命にある。

敗戦国としての運命は、今後も続いていく。


11. 2012年6月27日 19:01:00 : RQpv2rjbfs
たったの100年分。地下資源はいずれなくなる。廃坑をみよ。
すべての地下資源のたどる道だ。目先の利益につられてはならない。

太陽は50億年以上輝き続けている。地球に届くのはその極々一部だ。
研究されていないエネルギーは無数にある。
仕事がないなんて言うな。

例えば、僅か5種類でも、それぞれの比率の金属の合金の物性を調べようとすれば、その結晶構造の違いなどを含めれば、全てを調査しつくすのはぼぼ不可能と言っていい。

仕事はあるのだ、未知の部分は多すぎるのだ。


12. 2012年6月27日 23:56:52 : mve6J9ovEM
青山の動画を見てからここのコメントを見ると、明らかに工作員がいるというのがわかるね。動画を見てない人は見た後にこのコメント欄を1から見ていくと発見できると思うよ。

13. 2012年6月28日 01:19:04 : pVONYGjyvU
エネルギーに費やされる莫大な資金が外国へ流れることなく、国内で回転する場合の国益は計り知れない。
しかし外国へお金を送る口実が失われると困る奴がいるんだろう。
例えばロシアからの天然ガスのパイプラインに難色を示し、液化天然ガスに拘るのは他でもない、政商への配慮だ。
だからメタンハイドレートは核融合研究と同じ道を辿るだろう。
エネルギー自給を旗印に予算をつけるも、延々と探査と実験に終始して決して実現されない。
だいたい本当に自給したければとっくに高熱岩帯や地熱を進めている。


14. 2012年6月28日 18:53:17 : J9vEPUT0Y2
カニの餌となっているため、
http://www.jamstec.go.jp/jamstec-j/PR/0602/0220/photo1-2.html
エネルギー用ではなく、かに食用、とした方が良い。

15. 2012年6月28日 23:20:43 : vd0cl1KhlE
この国の東大法学部卒の国家官僚のしゅっ自は卑しいが上昇志向だけは強い売国官僚となって既得権益の保護を乞食国家の官僚にゆだねているがゆえにこの国の国益追及が出来なくなり。゛来国家米国に尾っぽを振り続けなければ成らない悲しい人間どもによってこの国の国民はいつまでたっても虐げられ続けるのでしょう。しかし、このことも今回の経済恐慌によって乞食国家米国は最後の止めを刺されることに成るのでしょう。早くこの乞食国家米国と、わが国の売国官僚・政治屋から独立しなければなりません。売国官僚の家族に徹槌を下さなければ第二次世界大戦の敗戦でも生き残ってきたシロアリ軍団は退治できません。ましてや民主党なんかには到底無理な話だったのです。この独立が無ければ独自のエネルギー政策なんて夢のまた夢。

16. 2012年6月29日 07:14:31 : VgyIta8OQY
悪名高いロックフェラーさん一派が、あらゆる手段を使って(工作員もそう)足を引っ張ってるからなかなか芽がでない結果となっているのが現状。04さんご指摘のように、これまた悪名高き経産省が、いままでは省内が原発推進派が圧倒的な支配勢力であったところが今回の大震災のお陰で、シュリンクせざるを得なくなって、ようやく日本近海の新資源の開発に金が回り始めたというところか。

17. 2012年6月29日 11:03:42 : sYiPNvl0bI
最近では、普通に新潟県沖に油田があると極秘に報告が上がってるようだが、
メディアではなぜか報道されない。

埋蔵量も相当な量があるらしい。


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