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G20 オバマ発言で1ドル=50円にまっしぐら
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2012/6/21 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
なにやってんだ! 安住・財務省 白川・日銀
◆「介入はダメ」
日銀の完全なる敗北だ――。19日閉幕したメキシコでのG20を受け、市場関係者が怒りをあらわにした。
問題はオバマ米大統領の発言だ。
「通貨を過小評価させるための市場介入をすべきではないとG20が合意した」
これで日本政府・日銀は身動きが取れなくなってしまった。
「オバマ大統領は、為替介入を認めないとクギを刺したのです。17日のギリシャ選挙後もユーロ安・円高が進み、円高傾向がクッキリしてきました。そのタイミングでの発言は日本に痛手です」(第一生命経済研究所首席エコノミストの熊野英生氏)
悪いことに、この先、円高は加速していく危険がある。米FRBや欧州中央銀行(ECB)が矢継ぎ早に追加金融緩和策を打ち出すとみられるからだ。
「欧米が量的緩和に動けば円高が加速します。そこで慌てて日銀が追加緩和に踏み切っても、実は遅いのです。円高を是正するためには、量的緩和と為替介入をセットで実施する必要があるからです。ところが為替介入が不可能になった。天井知らずの円高がやってくるかもしれません」(市場関係者)
日銀は今月15日の金融政策決定会合で緩和策を打ち出すべきだった。同時に為替介入すれば、円高にストップをかけることができた。しかし日銀は、ギリシャ選挙後の世界金融の動きを読みきれず、後手に回った。この間、消費税増税にかまけて、何もしなかった安住・財務省も言語道断だ。その結果が、一時1ユーロ=90円台突入なのである。
「世界が自国通貨の供給競争をやっているときにインフレを心配する白川方明・日銀総裁の気が知れません。ごく単純には、供給量を倍にすれば、通貨の価値は半分になります。どんどんやるべきでした。それができなかった日銀は敗者です」(株式評論家の倉多慎之助氏)
為替介入というカードが切れなくなったいま、日銀にできることは、市場がサプライズを感じる大規模な金融緩和策しかない。それができなければ、1ドル=50円時代が本当にやってくる。
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