http://www.asyura2.com/12/hasan76/msg/607.html
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http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0620&f=business_0620_078.shtml
ギリシャが連立政権の樹立で合意する見込みであることや、欧州が「銀行同盟」の実現に向けて動き出そうとしていることは、少なくとも市場におけるリスク・オフのムードを多少なり後退させることに貢献するものと見られる。とは言え、スペインにおける足下の危機が沈静化に向かっているわけではなく、EUのギリシャ支援に関する条件の再交渉もこれから…。
英ガーディアン紙は「独首相が欧州の救済基金を使って財政的困難に陥っている国の債券を購入することを可能にする用意がある」と伝えたが、ほどなく独政府高官はこれを否定。21日にはスペインの中長期債入札が控えており、市場にはこれを不安視するムードもある。一方、ギリシャの支援条件緩和には一定の理解もあるようだが、条件緩和でソルベンシ―問題が解消するわけではない。
★当面最大のヤマ場は、来週28―29日のEUサミット。
欧州の将来的な財政同盟、政治同盟に向けた足がかりとなる銀行同盟創設に関して、一定の具体的合意がなされればいいが…何ら合意が得られなかった場合や上辺だけの「大方針」のみが掲げられるに留まった場合は、目下のところ静かに進行している欧州での銀行預金流出が加速することとなるだろう。さらに、スペインやイタリアが市場での資金調達の道を閉ざされる可能性も否定はできない。果たして、独メルケル首相の変心はあるのか。もはや、EUサミットまで数日という状況にあるにもかかわらず、ドイツの頑なな姿勢はあまり変わっていないように見えるのだが…。(抜粋)
●米大統領:欧州の課題はG20や米国によって解決されない
・・・ブリュッセルに劣後するセレモニーでしかない?!
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M5W3EQ6KLVR401.html
6月19日(ブルームバーグ):オバマ大統領はメキシコでのG20首脳会議終了後に記者団に対し、各国指導者は債務危機の重要性を理解していると語った。・欧州首脳はユーロのために必要なすべての措置を取る・スペインは数日中に銀行支援要請の詳細を公表・スペインは支援の形式や額、枠組みを示す
★FOMC:ブリュッセルに劣後する会合
(http://ameblo.jp/eiichiro44/entry-11282914691.html)
「緩和」というフレーズの下、QE3とオペレーションツイストが同義語のように市場に響き渡っていたようだが、基本的にオペレーションツイスト延長であれば、ファンダメンタルズ的には円高を招く事は無い。
さきほど声明が発表されたFOMCでは、そのツイストオペの年末までの延長を決めたようだ。
今回のFOMCは、ただ単に市場の顔色を覗っただけだ。
今回のFOMCにてツイストオペが延長されようが、「何もナシ」であろうが、市場にとっては全く同じ事である事から、意に介していなかった。FRBのバランスシートは引き続き「ニュートラル」 であるからだ。
★市場にとって重要なのは今回のFOMCではない、月末のEUサミット。「夏場の行方」はブリュッセルに掛かっている、といっても過言ではないだろう。(抜粋)
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