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日本はデフレではない、だから預金金利ゼロも効果なし、物価の高い日本ではグローバル化で物価は下がって当然
http://www.asyura2.com/12/hasan76/msg/478.html
投稿者 heiwatarou 日時 2012 年 6 月 07 日 22:07:17: Bioiw4SmLoqDQ
 

http://www012.upp.so-net.ne.jp/visitor/12.6.5.htm
単に物価が下がるだけでデフレだと騒ぐのは如何なものか

日本の物価は海外に比べて可成り高く、経済のグローバル化で海外の物価に近づいてきた、それと円高で円の購買力が上がったことにより物価が安く なって いる、

そもそも物価が安くなるのはむしろ喜ばしいことで、問題なのはデフレギャップなのです、
すなわち物価と賃金の関係が重要、日本の現状は物価が安くなる比率以上に賃金が下がっているのでは、だからデフレギャップになるのです、
この逆なら、すなわち物価は下がるが賃金が下がらなければデフレギャップにはならないのではないでしょうか

▼経済のグローバル化で物価は今後とも下がる傾向と言って良いのです。
この物価安を前提にデフレギャップを解消するにはどうすべきか、すなわち物価安の中で需給が供給を上回るにはどうすべきかですね
この政策が必要なのです、

日本のマネーサプライは世界ダントツで欧米の比ではないのです、それと十数年以前 から預金金利ゼロ、こんな国は世界で日本だけなのです。
むしろ預金金利ゼロが所得を下げ消費減にもつながっているのではと見ることが出来るのです

▼日本は輸出超過大国、輸出超過で外貨を稼いだ結果、対外純資産残高は世界ダントツになっている
日本は輸出競争力に見合う賃金を払わないから,すなわち労働に見合う対価を払わないで輸出を続け企業が外貨を稼いだ結果の対外純資産なので す。
この資産が「外貨売り円買い」になり円高になっているのです。

▼デフレギャップを解消するには、すなわち需要が供給を上回るには、円安にするには最低時給を上げる以外にないのです
そもそも最低時給を決めるのは輸出価格なのです、最低受給を上げるとコストが上がり輸出が出来なくなるからです。

※しかし国内だけなら、原材料の値上と違い、国内同時に同額上げることは消費増につながり、景気対策になるのです。
最低時給は物価との関連で物価が上がれば賃金はそれ以上に上げる、物価が下がっても賃金は下がらない、このことがデフレギャップの防止なのです

▼購買力平価からも、日本の物価は高いことが明らかで,このデータからはデフレとは言えないのです、
消費者物価が76.72円/ドル 以下でなければデフレとは言えないのではないでしょうか

購買力平価(2011年10月現在)
       円/ドル       ユーロ/ド ル
消費者物価 130.84円/ドル 1.221ユーロ/ドル
企業物価   99.55円/ドル 1.212ユーロ/ドル
輸出物価   61.86円/ドル 1.280ユーロ/ドル
実勢相場   76.72円/ドル 1.371ユーロ/ドル
(出所)公益財団法人 国際通貨研究所
http://www.iima.or.jp/research_gaibu.html

このデータから
消費者物価は米国の1.6倍(130.84÷76.72)と高く
輸出物価は米国の0.8倍(61.86÷76.72)で安い(レーとは62円になるまで円は割安、国際通貨研究所)
すなわち国民には高く売って海外には安く売っているのです。

▼日本の物価、特に食料電気ガス郵便料など米国の2倍以上高いのです
電気の例
U.S.Energy Infomation Administration
Report Released: March 11, 2011
U.S. Total(Cents per kilowatthour)
   2011年、 2010年
Residential   11.09、 10.74
Commercial   9.99、  9.77
Industrial     6.72、   6.54

▼景気対策はこれ以外にない
賃金倍増論
 

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コメント
 
01. 2012年6月07日 23:53:21 : cqRnZH2CUM

>日本はデフレではない
>デフレギャップを解消するには、すなわち需要が供給を上回るには

相変わらず意味不明なことをしているな

デフレギャップがあり、コアCPIが未だにマイナスなのにデフレでないとはね

http://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/index-z.htm
 
ja.wikipedia.org/wiki/デフレーション
デフレーション (deflation) とは、物価が持続的に下落していく経済現象を指す[1]。略してデフレとも呼ぶ。日本語では通貨収縮という[2]

http://www.nomura.co.jp/terms/japan/te/deflation.html 
モノやサービスの値段は、需要と供給のバランスで決められている。
需要と供給のバランスが崩れると、値段は変動する。この動きが、他のモノやサービス全般に広がっていくと、物価(モノやサービスを総合的に表したもの)が変動する。
一般的には、物価が継続して下落する状態をデフレーション略してデフレと呼ぶ。


02. 2012年6月08日 00:17:41 : uKFoqoJusE
>>01
>モノやサービスの値段は、需要と供給のバランスで決められている。
鎖国時代なら言えてますね
日本だけでなく経済のグローバル化を考えましょう、だから預金金利ゼロでも物価は下がるのです

購買力平価>為替レート
これではデフレとは言えない
経済のグローバル化では「購買力平価=為替レート」に近づくはずですよ

「賃金デフレ」これは正しい
日本は輸出競争力に見合う賃金を払らわないで企業は外貨を貯め込んだのです


03. 2012年6月08日 02:51:26 : YautVOgSac
デフレなどリフレ派のデマ。

下がったのは賃金だけ。よって賃金デフレ=インフレが真実。


04. 2012年6月08日 05:14:06 : PQNWKASNMk
ノーベル経済学賞受賞のクルーグマンも
日本は深刻なデフレとみなし、年率3〜4%程度のインフレターゲット政策を提唱しているぞ。

どうも阿修羅は heiwatarouさんのような官僚の犬みたいな人が多いな。

■ノーベル経済学者が警告!「消費増税タイミング悪すぎる。間もなく欧州ドミノ倒し」
「野田首相も現在5%の消費税を2年後に8%、3年半後に10%まで上げようとしているが、いかにもタイミングが悪すぎる。
いずれ消費税を上げなければいけないことにはなるだろうが、それはいまではない。
この時期に消費税を上げたら、もっと消費が落ち込み、経済が悪化することは目に見えている。
日本の政策当局はいつも、これといった大胆な政策を打たないできた。
だからこそ、他国でショックが起きたときにはかなりきつく影響が波及してしまう」
これは「週刊現代」に載ったノーベル経済学受賞者ポール・クルーグマンの言葉である。
インタビューの冒頭でクルーグマンは、ギリシャの財政再建計画は現実的に実行不可能だといっている。
「現実が私の言っていたようになってきている。
もはやギリシャにはユーロを離脱し、そこから改めてやり直す以外に道は残っていない」
ギリシャが6月中(2012年)にユーロを離脱する確率は50%で、
どちらにしても90%の確率でギリシャはユーロを離脱すると予測する。
しかし、その影響は「計り知れない。対応を誤れば、ユーロ圏で大パニックが起こることになる」という。
「ギリシャがユーロを離脱すると、まずスペインとイタリアで銀行から大量の預金流失が起こることになる。
いわゆる取り付け騒ぎというやつだ。(中略)
おそらく預金の引き出しと海外への移転の額を合わせて、1000億ユーロ(10兆円)単位になるだろう。
そうなれば巨大銀行崩壊の危険性が高まってくる。
もちろんスペインやイタリアの巨大銀行が倒れれば、それは『第二のリーマンショック』級のものになる」
それを避けるためにECB(欧州中央銀行)が乗り出し、スペインやイタリアにカネを貸し付けることになるだろうが、
もしECBが動かなかったとき、またそれだけ大量のカネを供給できなかった場合は「預金封鎖」になるという。
そうした事態はポルトガルでも起こり、次々にユーロを離脱してドミノ倒しのようにユーロ離れが起こる。
ユーロというプロジェクトが失敗すれば、どんなひどいことが起きても不思議ではない。
「戦争が起こる可能性? ヨーロッパではすでに過激派政党がどんどん力を持ってきている。
アドルフ・ヒットラーが戻ってくることはないだろうが、過激派がさらに増加することは間違いない。ハンガリーではそういう状態にある」
▼「日本のインフレ目標3、4%必要。もう日銀に期待するのはやめた」
しかし、アメリカは日本経済と似たような状態だし、ユーロ諸国も同じ。
中国も労働者の賃金が上がっていることから成長の速度はさらに落ちる。
日本経済の政策当局は、この15年間アグレッシブな政策をとることを拒否してきたし、それは今も変わっていない。
日本銀行は今年に入ってやっとインフレ目標を1%としたが、本来なら3%、4%にしなければならないはずだから、
「もう日銀に期待するのはやめた」とまでクルーグマンはいい切っている。
クルーグマンはこの危機を乗り越えるためには、ユーロ諸国、アメリカ、日本などが一斉に大恐慌並みの大胆で積極的な財政・金融政策をとればいいと説く。
ただ、世界中の先進国が頭を抱えている国債、借金問題などそれほど恐くないのだといっている。
「経済が成長すればそれは返すことができる。
イギリスがかつて成長を謳歌していた時代にも、同国は大量の借金を抱えていたという事実をどうして誰も語ろうとしないのか。
そうした意味でも、成長のための政策がいま求められているのだ」
http://www.j-cast.com/tv/2012/06/07134899.html


05. 2012年6月08日 08:42:12 : aITOueeZ2Q
預金金利ゼロでも物価は下がる情況で、しかも財政は悪化するばかり。
官僚や既得権益階層は痛くも痒くもないわけで、バブル期の高止まり給与を享受できる環境に変わりは無いわけで、一向に切迫感はない。

むしろ現状は居心地が良いに決まっている。
不景気感は民間レベルの話だろう。


06. 2012年6月08日 09:24:58 : uKFoqoJusE
>>04
日本のマネーサプライは世界ダントツで欧米の比ではない
十数年前からマネーを増やして預金金利ゼロ、こんな大幅な世界ダントツに金融緩和をしている国は世界で日本だけですよ。
http://www.asyura2.com/12/hasan75/msg/157.html

▼「購買力平価<為替レート」ならデフレと言えるが
「購買力平価>>為替レート」だからデフレとは言えず、だからどんなに金融緩和しても影響しないで物価は下がるのです。
経済のグローバル化の目的は「購買力平価=為替レート」ではないのですか

▼ギリシャ救済はこれ以外にない、それと離脱ですね
http://www.asyura2.com/12/hasan76/msg/407.html

▼ノーベル受賞者が経済学会誌に載せるならよいが、馬鹿げた話ですよ、
そもそも経済学とは
「全く反対のことを言っている2人の学者が、ノーベル賞を取れる唯一の分野」
のようですよ。
▼対外純資産黒字国は最低時給を上げて輸出を減らすべき、世界経済の発展には必要なことですね
ノーベル受賞者に言ってやりたい


07. 2012年6月08日 11:56:16 : 5RfN5Sh3SE
最低時給を上げて輸出を落としたくない連中がいるのですよ
経団連と言う

08. 2012年6月08日 18:16:58 : oDUQs0tLGU
heiwatarouは馬鹿さ加減において、
政治板で菅支持のトンでも論を展開し笑いものになった
「帝都通信」と雰囲気が似てるんだが。

09. 2012年6月09日 03:13:44 : 5fpZ0PNfj2
>>06
ノーベル経済学賞経済学者を誹謗中傷するheiwatarouさんは何様のつもり?
あんた、誰?

2ちゃんねる同様、阿修羅も無知で愚かなのに傲慢な人が多いなあ。


10. 2012年6月09日 03:53:12 : f6FvgRcq3M
しかしデフレ開始前の日本の物価を見ると異常に高かった。
今のデフレは経済をふくらませて見せるためにインフレをやりすぎた反動とも言える。

11. 2012年6月09日 11:15:39 : uKFoqoJusE
>>09
世界には経済学者はいないと言って良い、
特に経済学にノーベル賞に不適でノーベルが泣いていますよ、

世界には失業者が溢れている、貧困が溢れている、これから経済学者はいないと言って良いのでは
一体経済学とは何なのだ、経済学の定義は何なのだ
世界から「貧困を撲滅する」ことを研究する学問と理解しているものです


12. 2012年6月09日 18:25:53 : HUhoS8y71Q
>>03の卓見に感心した。 あーたもっと喋りなさい。

13. カノープスへの旅人 2012年6月09日 20:12:41 : kvo3oMLuYPpmI : ObnzX9gnP6
この投稿者は「正しい分析」と「誤った認識」、「とんでもない結論」がごちゃ混ぜである事にお気づきでは無いようですね(笑)。

 現実の「物価下落」は事実ですし、日本の社会コスト(公共料金・電気・ガス・水道・郵便・電話代等)が先進国でも割高なのも真実です。その結果、賃金に占める固定費用が増大し、消費部分が減少するとしたい主張も正しいと思います。

 しかし「輸出大国・貿易黒字蓄積」までは頷けても、その後からの認識が戴けない。デフレギャップ解消→需要増→最低時給増は現実に不可能であり、むしろ何故「社会コストの低減」を論じないのでしょうか?。せっかくご自分で正しく指摘されているにも関わらず・・。

 また「消費者物価」の割合いは国に拠って様々であり、「自給率」の低い我が国の物価が、「自給率の高い国」よりも必然的に流通コスト増となるのは当然です。 海外で日本の物が安くなろうと、海外市場の事情(競争状態)では有り得る事で、作為的に国内市場が高値誘導を受けて居るとするには無理が有ります。

 更に国内の消費物価が、複雑な流通システムの為に割高なのは今始まった事では無く、そのお影で中小零細商店が存在して来た歴史はその証明です。これを無視した「誤った認識」の結果、荒唐無稽な「賃金倍増論」を持ち出す結論の凄まじさ!。結果的に「いい加減な主張」と成ってしまったのが実態ですね。

 ただ需要増(景気刺激)を、多少なりとも考える姿勢は評価しますが、少し結論を急ぎ過ぎた感じがします。私はもっと別の観方をしますが・・。


14. 2012年6月10日 01:16:33 : uKFoqoJusE
>>13
>「自給率」の低い我が国
なら輸入超過になって良いのに輸出超過大国なのはなんででしょう、

>。ヨ社会コストの低減」を論じない
>複雑な流通システムの為に割高

どちらも物価高の原因ですね
本来なら物価が高ければ輸出はできないはずなのに、日本は輸出超過大国で外貨を貯め込んで対外純資産残高は世界ダントツなのです、それで円高にしている。

輸出競争力に見合う賃金を払わないから輸出超過になるのです、賃金上げれば輸入超過になり外貨は貯まらないのです、賃金は原価なのですから

特に社会コストが高いのに、流通コストが高いのに、輸出超過大国なのはその分賃金を下げて、すなわち労働者を犠牲にして輸出していることになるのです。

日本経済の再生には海外並みに輸出競争力に見合う賃金が不可欠なのです(絶対額ではないのです)
そもそも円高で輸出が減るなら先に賃金上げて減らすのが得策なのです。


15. カノープスへの旅人 2012年6月10日 06:08:41 : kvo3oMLuYPpmI : ObnzX9gnP6

  14番、uKFoqoJusE氏、早速のレスですが、貴殿は筆者の「heiwatarou」氏なのかしら?。でしたらHNの方をお書きになられて下さい。板の主張と同じ誤解をされているので、同一人物と思えますが・・。

>対外純資産はダントツ、それで円高にしている。

 これは事実ですし私も全く異論は有りません。ただ輸出超過大国=実質的物価安(低賃金の結果)と述べたい主張は戴けない。戦後の高度経済成長時代や円安水準であれば一理有り、とも言えましょうが、問題は現在の情況を如何に把握しているか、なのです。そこに重大な誤解が在る。故に、

>輸出競争力に見合う賃金を払っていないから輸出超過になる。

 と言うまるで「社会主義者」の「総資本対総労働」的な見解が生まれるのです。

>賃金は原価なのですから。

 言いたい事は判りますが余りにも現状経済を一面的に捉え過ぎています。もしも貴殿がこの板の著者で

>労働者を犠牲にして輸出していることになる。=賃金増が不可欠

 を主張されたいなら私は退出します。ここで現状認識の違いを説明しても貴殿には無意味ですし、「机上の論」と空回りし合うほど暇では有りませんから。

 また以前の主張も読ませて戴きましたが、余りにも実態経済を御存知ない論理展開に、ただの自己満足(マスターベィション)である印象を強くしました。私にはそんな貴殿の誤解(盲信)を解くほどの説得力も有りません(笑)。

 強いて一言申し上げるなら、

「なぜ日本は{失われた二十年}と言われる大不況に陥ったのか、」

 これを明確に述べてみて下さい。再び「低賃金だったから」等と主張されるならば、私が「無意味」と申し上げる理由もご納得なさるでしょう。

 再度、申し上げます。この板の筆者ならHNをお付け下さい。

 


16. heiwatarou 2012年6月10日 08:34:47 : Bioiw4SmLoqDQ : uKFoqoJusE
>>15
理屈で話し合いましょう
「輸出競争力に見合う賃金を払っていないから輸出超過になる」
これは経済の原則ではないのですか、賃金を上げれば輸出は減り輸入超過になるのです。
他に輸出超過になる理由はあるのですか、あるならご説明願います

17. カノープスへの旅人 2012年6月10日 11:12:07 : kvo3oMLuYPpmI : ObnzX9gnP6

 heiwatarou氏、 おやおや・・、早速のレスですが、私のお訊ねした、「なぜ日本は{失われた二十年}と言われる大不況に陥ったのか」のご回答が16番ですか?。どうやら早めに去った方が良さそうだ・・(苦笑)。

 率直にお訊ねされるのは結構ですが、経済の基礎ベースや学問的知識だけで私の
質問には答えられませんよ。故に「机上の論」と申し上げた。
 何故ならば「物価が下がる=デフレ」は「円高」に拠る輸入原価の下落に加え、国内消費の落ち込み(不況)がその最も大きな要因だからです。

 貴殿は不況の理由を「賃金の不当抑制に拠る結果」と主張されていますが、これ
はただ単なる「甚だしい思い込み」でしか有りません。理由は以下の通り。

 「輸出ドライブ」と言う言葉を御存知ですか?。国内消費が落ち込んでも企業は
「生産」を継続させる必要性から、販売(売り上げ)を海外に求める動きです。
 この場合、企業は「工場出荷原価」を上回る価格であれば利益が出る為、必然的
に海外の販売価格は、流通コストの高い国内価格を下回るケースが出ます。

 御存知かも知れませんが、企業の製品価格は「工場出荷価格(工場原価+利益)」と「代理店販売価格(工場出荷価格+営業利益)」、そして「流通希望価格(仕入価格+小売店利益)」と、大きく分けて三段階有ります。

 多くの「物価」はこの最後、「小売り希望価格」で決定されますが、これはまさ
に需要が価格を決定する部分です。そして売り上げ利益から賃金は決定され、労働分配率として企業経営の、「生産コスト(製造経費)」に位置づけられて行きます。「賃金」はこの利益の再分配です。

 間違っても貴殿の言う「始めに賃金有き」では無いのです。ビジネスの本質とは総て、「始めに需要有き」であり、賃金を上昇させる最大の要素は、その製造商品の「収益性」が在って始めて論じられる物です。「マルクス経済学」はこの事実を無視しますが、現実社会では「マル経」などただの戯言でしか有りません。

 貴殿がこの事を御存知なら、その「収益性」を悪化させる「社会コスト高」、「円高に拠る海外販売の低迷」、「国内消費の落ち込みが如何なる理由に拠るか」こそ、何よりも先に論じていた筈なのです。

 これを無視して「賃金の上昇」がいきなり結論付けられるから、私は「話しても無意味」と申し上げた次第・・。故に恐縮ですが、貴殿の「原則認識」が根本から間違っている、と言わざるを得ないのです。

 また「輸出超過」の理由として「輸入制限」が挙げられます。国内製造業を保護する為に、輸入品に関税を掛け国内価格と並ぶ形にする例です。現在のTPPなどはこれに対する海外からの圧力ですね。
 更に私が想う最大の理由は、「海外の商品に消費者が魅力を感じない」事も述べさせて戴きたい。

 貴殿の言う「賃上げ」に拠る「輸入超過」は、輸出産業の「国際競争力低下」であり、日本の構造的不況を加速させるだけでしか無い「売国的暴論」です。
 「消費拡大」の方向性を、何処をどう間違えて「賃金上昇」と言う、全く本質を理解しない暴論となったのか、正直に申して私には全く理解出来ません。

 従って理解し合えない会話は不毛であり、これで失礼させて戴きますが、貴殿の「投稿し主張(間違っていても)される勇気」は評価される物です。


18. heiwatarou 2012年6月10日 13:38:34 : Bioiw4SmLoqDQ : uKFoqoJusE
>>17
理屈で話し合いましょう
輸出超過の原因は何なのですか、これを明確にしないから日本経済は停滞しているのです
輸出競争力に見合う賃金を払わないから、すなわち労働に見合う賃金を払わないから、と考えています
日本と中国とドイツに当てはまると考えています

カノープスへの旅人さんは反対のようですが、何が原因とお考えになっているのですか。

▼本文にもありますが、
購買力平価から、レートが62円になるまでは円はまだ割安との意見があるのです( 国際通貨研究所の見解)
日本の物価が高いので、本来なら輸出が出来ずに輸入超過になり円は安くなってよいはずなのに、
まだ円は割安との意見もあり、すなわち円はまだ高くなっても良い言うことですよ
カノープスへの旅人さんこれをどう見ますか、

▼円高で輸出が減るなら先に賃上げて輸出を減らすのが得策ですよ
これどう思いますか

本文にもあるので購買力平価に付いて考えて見てください。
えせエコノミストが多いので注意しましょう,理屈で話し合いましょう


19. カノープスへの旅人 2012年6月10日 17:24:44 : kvo3oMLuYPpmI : ObnzX9gnP6

HeiwaTarou氏、 「理屈で話し合いましょう。」貴殿はこの「理屈」と言う言葉が大層お好きなようですが、意味を御存知でお使いなのですか?。

 「理屈」即ち「理を屈する」、言い換えれば「筋道が通った話を捻じ曲げる」と言う意味なのですよ?。そんな話し合いを私に求めているのですか?。
 「あなたの言う事は筋が通っている、だが理解したくない。何故ならばあなたの顔が嫌いだからだ。」貴殿の論はまさにこれっ!。この時の理由が下品になれば「屁理屈」と言われます。

 「賃金上昇の論理を展開したい、」だけの理由で現在の不況を論じるのは不可能です。だから私が指摘する、「筋道を屈する→理屈」と成ってしまう。
 私も自分の見解を述べる事は吝か(やぶさか→惜しむ気は無い)では有りませんが、貴殿にまともな会話が出来る素養も無ければそれすら無理です。

 しかも私の質問や意見を聞いても全く理解されて居ない。どうやら貴殿は非常にお若い(二十代前半)様だが、この姿勢では何を私に訊ね、答えを得ても無意味ですよ。残念だが考え方が固過ぎるし、経済の基礎知識も無さ過ぎる。

 ご自分の勉強(理解)に自信が無い事は、貴殿の書かれた文面の行間から溢れ出て居ます。「国際通貨研究所」の見解を引用されただけでもう充分です。
 実態経済の中で生き、大不況に喘ぐ我々に「62円の円高・ドル安」を軽々に持ち出すだけで、貴殿が単なる「学究の徒」で在る事は明白ですよ。
 故に「円はまだ高くなっても良い」と、背筋が寒くなる様な事が平気で言えるのです。

 18番でもまだ「賃金上昇」を持ち出しただけで、貴殿にまともな話し合いが出来るだけの素養が無い事は充分に理解しました。どうやら私は、貴殿の自己満足の場にお邪魔したみたいですね。故にこれで退出します。

 最後に「武士の情け」で一言だけご説明致します。ドイツ・日本の輸出超過は両国の「輸出競争力」「市場占有率」「国際的信用」が生み出した物で、中国の場合は「日本の技術力・信用」+「低賃金」です。
 間違っても「低賃金」だけでは有りません。この事も解らなければ貴殿こそまさに「えせエコノミスト」です。
 しかも未だ「円高で輸出が減るなら先に賃上げして輸出を減らすのが得策」と、信じ難い暴論を平気で吐ける。

 また「購買力平価」も、通貨レートだけで「デフレ(価格下落)を論じている。何処からこんな凄まじい屁理屈を引っ張って来たのか、読んでいて信じられない思いです。
 「国際通貨研究所」の方こそ、官僚的な実態経済を無視した「えせエコノミスト」の集団ですよ。それを有難がって幾度も引用されればもう沢山です。

 さすがにこれではもう評価の下し様がありません。18番で完全に私の理解を越えてしまいました。どうやら最初の予感が当たったようで誠に残念です。


20. 2012年6月10日 20:30:36 : lk4YvoYW8M
ケインズが流動性の罠を説明しているし
 これで説明は十分じゃないか。

heiwatarou さんはまずここを論破しないといけないだろ。


21. 2012年6月10日 22:49:49 : uKFoqoJusE
>>19
>ドイツ日本は「輸出競争力」「市場占有率」「国際的信用」が生み出した物で、
誰が生み出したのですか、働く人間ですよ、この労働に見合う賃金を払わないから輸出超過になるのです
中国でも全く同じですよ、
概念的に中国と差別するのは止しましょう。

日本の購買力平価で、消費者物価、輸出物価、レートが違うのはなんででしょうね、
特に輸出物価が低いのはなんででしょうね、国民には高く国外には安く売っているのではないでしょうか、
これが円高の原因と思っています。

「国際通貨研究所」を非難していますが、この購買力平価のデータを見れば62円になるまで円は割安と見るのは当然だと思いますよ、それともこのデータ自体が出鱈目と言うのですか。



22. heiwatarou 2012年6月10日 23:22:04 : Bioiw4SmLoqDQ : uKFoqoJusE
>>20
アダム・スミスは
輸出で外貨を稼いでも国富にならない、国民は豊かにならないとして、重商主義を批判した。
と言われていますね

輸出超過国は賃金を上げ「輸出=輸入」にする、
これが重商主義批判に答える具体策だと理解しているのです。


23. 2012年6月11日 20:49:45 : pV8Ryev8K7
輸出超過国は賃金を上げ「輸出=輸入」

べつに 賃金上げだけが「輸出=輸入」のルートだとは思えないが?

賃上げだけが方法なんですか?


24. 2012年6月11日 21:01:37 : pV8Ryev8K7
たかだか GDPの10%である輸出企業に国内物価を形成する力なんてあるとは思えないけどね

>>そもそも最低時給を決めるのは輸出価格なのです、最低受給を上げるとコストが上がり輸出が出来なくなるからです。

国内景気が良ければこんな理屈は通用しないはず


25. 2012年6月11日 23:45:35 : uKFoqoJusE
>>23>>24
労働に見合う賃金を払うべきと言うこと、
国内消費=国内生産ー(輸出ー輸入)
だから輸出超過を続けるのは安賃金で貢ぐ植民地と同じで国民生活は向上しないのです
アダム・スミスがが非難したことと同じだと思うのです

▼景気が良くなっても賃金が上がらなければ国民生活は向上しないのです、
景気がどうこうでなく国民生活向上が最優先すべきと思うのです。


26. 2012年6月12日 00:46:30 : gJaSutWY0w
賃上げ=国民生活安定なんてどんな単純なのか?
日本の問題は格差ですよ。
輸出超過なら
つまりマクロ的に生産量を抑制できればいいわけだ。

ワークシェアリング
企業生産性の向上への取り組みと市場監視、監督、整理強化(労働基準監督省の体制強化)
正社員の段階的待遇引き下げとフラット化
ヴァカンス法の導入
公的年金と生活保護制度の拡充


賃上げなんてして総人件費が上昇して仕事が減るくらいなら。
供給側の生産量の緩やかな引き下げを望むべきだと思う。
そうすれば、企業は大量生産を止めて、付加価値の高い物を作るようになる
付加価値を高い物を作ると投資が必要、企業投資が動くし、こうすれば、円安にもなるし、
ヴァカンス法は内需拡大にも役に立つ
日本の過剰貯蓄も崩せる。


27. 2012年6月12日 01:30:13 : uKFoqoJusE
>>26
日本の問題は格差はもちろんですが

▼「GDP(PPP)/人」世界順位
対外純資産黒字世界ダントツの日本が25位と低迷
対外純資産赤字世界ダントツの米国が7位と可成り上
台湾は21位ですよ、
出典:IMF - World Economic Outlook(2011年9月版)
http://ecodb.net/ranking/imf_ppppc.html#GR

「GDP(PPP)/人」は物価を補正しているので,購買力/人で生活レベルと同じなのですよ
外貨は世界ダントツに貯め込んだが、生活レベルは台湾にも追い越されている
これが問題で、最低時給を上げないことが原因だと指摘しているのです



28. TET 2012年6月12日 05:57:31 : UVmM7NkAYwQe6 : oBSL3QZaTQ
上場企業の役員はこの15年平均したら最低でも2倍の手取り。
留保金をためこんで不景気にしすぎ。
中間がいなくなり貧乏人と裕福過ぎるのが増えすぎた。
若者の雇用もこれからボデーブローのように効いてくる。
日本は崩壊するよ。
これ間違いない。

29. 2012年6月12日 08:18:15 : PfG32z2SwA
27>>最低時給をあげるというのは、つまり生産性の低い企業には、市場から退出願うという政策と相なるわけですが。
現在の地方自治体単位の政治まで、政策を落とし込めない可能性があるがその点は如何様にお考えか

30. 2012年6月12日 09:45:24 : uKFoqoJusE
>>29
同額同時に賃金が上がるので競争には影響なく、それに消費は増える、
原材料の値上がりと違うのです、円安になり景気が良くなる
だから賃金上げられない企業は潰れてもやむを得ませんね、いずれ潰れるのです

31. 2012年6月12日 12:58:15 : 8cKT3W3eBU
東京ならその考えでも問題なかろうが。

地方の鳥取県など大手でも生産性の低い企業が散見される。

そのような地方格差を考えれば、簡単に倒産させるのは地方の雇用を奪うことになるが
そのような問題は目を潰れと仰るのか?


32. 2012年6月12日 13:24:27 : uKFoqoJusE
>>28
▽1994年以来大企業ですら賃金は下がり勾配なのに株の配当は3〜4倍に膨れ上がった
http://www.garbagenews.net/archives/990472.html

(法人企業統計年報・大企業)


33. 2012年6月12日 13:27:23 : uKFoqoJusE
>>31
>地方の鳥取県など大手でも生産性の低い企業が散見される。
なぜなんでしょうね、それに生産性が低ければ高くすべきですよ。
生産性の低いところに合わせたら、日本全体が潰れます

そもそも円高が問題なのでは、
最低賃金を上げなければ円高進行は止まりませんよ。
他にあるのですか、輸出に税をかければ円安になるがこれよりは賃上げのが良いと思うのです


34. 2012年6月12日 19:36:14 : 2ZSQCj1NWB
もし貴殿の論説が正しいとしても、それでは選挙民は納得がいかないのではないだろうか?

生産性の低さは、天下り先だのなんだの慣例が強い企業が多い。

地方行政、地方債と地方金融機関と地方の雇用を抱える低生産性企業は一体なのです。
そして、地方政治家と県知事と党役員は国政選挙と全て同じ柱になっておる。

貴殿の論説は、生産性を高めるという点では、正しい結論を得ているが。
雇用と地方の結びつきや国政選挙や官僚の結びつきまでは考慮に入っていない。

彼らこそが、そして雇用を維持しようとする地方の勢力こそが最低時給の引き上げを阻止していると考えれば、今の日本の状態を説明しやすくなるのではなかろうかと私は考えるのだが。


35. 2012年6月13日 00:17:57 : uKFoqoJusE
>>34
日本の対外純資産残高は世界ダントツなのですよ
それなのに更に外貨を貯めようとしている、だから円高になるのです。
だから賃金上げてこれ以上外貨を止めるのは止そうと提案しているのです

▼国内同時に同額の賃金上げて潰れる理由は何ですか、原材料や消費税とは違うのです
賃金上げれば輸出は減るが円安になり国内消費も増えるはずで景気が良くなると考えています



36. 2012年6月13日 06:57:41 : x77hJzlEDA
本当に貴殿は分からないのか?
たとえ話を載せるから、解決方法を提示して下され。


地方の土木会社「最低時給法の見直しに伴い、我が社に今月分の運転資金を融資して欲しいんですが。」

金融機関「ちょっと追加融資は・・・・・」

地方の土木会社「政府が、最低時給を見直せと言っている。でも、うちの会社には、そんな余裕がない。」

「外貨が積み上がっていると政府は言っているが、あれは大企業や、輸出入で食っているやつらだ、うち見たい地方の公共事業で食っている者には、何の関係もないことなのに。

政府は、それがわかっていない。 最低時給を上げれというなら、まず先に、公共事業増やせよ。」

金融機関「最近は公共事業費が削減されていますからね・・・」


37. 2012年6月13日 10:34:58 : uKFoqoJusE
「同一価値労働同一賃金」にすべきで、これができないなら潰れてもやむを得ませんんね。
最低時給が上げられない理由はないと思うのです。

特に建設業では最低時給を上げるのが必要と思うのです。


38. 2012年6月14日 14:06:10 : sgolhP60mA
>デフレギャップを解消するには、すなわち需要が供給を上回るには、円安にするには最低時給を上げる以外にないのです

最低時給を上げれば輸出が減り、経常収支が減り、円安になるはその通りだと思います。
だが、企業は工場を海外移転し、雇用は失われ、その結果はますます不景気になりかねない。
失業者に手当てするために税金が上がる。これもデフレ要因ですし、何よりも納税者は困る。
デフレギャップを解消するのは目的ではなく、国民生活を良くするための手段です。
最低時給を上げて、国民生活が良くなるとは思えません。


39. 2012年6月14日 20:56:53 : uKFoqoJusE
>>38
円高だから海外移転する、国内消費が伸びないから不景気
賃金上げずに円高にしている、賃金上げないので消費は伸びない、これが現状ですよ

賃金上げれば円安になる、賃金上げれば消費が増える、何が悪いのですか、

そもそも痛みのない再生はあり得ないでしょうが、


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