http://www.asyura2.com/12/hasan76/msg/429.html
Tweet |
金塊大国・日本がギリシヤ、スペインを救う義務はないけれど、世界経済を救えるのは、敗戦国日本の皮肉
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/45432fd0a1ab5e198452c1b49cf1bd88
2012年06月03日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆第2次世界大戦の敗戦国であるドイツと日本が、戦後賠償しているのに、どうして貧乏国ばかりでなく、欧米列強まで助けなくてはならないのか。非常に矛盾を感じるところである。
ドイツは、本音では貧乏国ギリシヤを「腐ったリンゴ」として切り捨てたいに違いない。だが、せっかく欧州統合の仲間として引き入れた貧乏国ギリシヤを簡単には切捨てられないけれど、「腐ったリンゴ」は切捨てなければ、ドイツ自身が崩壊してしまう。
そもそも、敗戦国であるドイツが貧乏国の面倒を見る義務があるのか。理不尽もはなはだしい。
しかし、日本はもっと過酷な義務を課せられようとしている。米国のみならず、欧州の金融危機の元凶を救うことを強く求められているのだ。
◆毎日新聞日本は6月1日午後10時2分、「外為:ユーロ急落95円台…NY市場」という見出しで、以下のように配信している。
「【ワシントン平地修】週末1日のニューヨーク外国為替市場は、米国経済の先行き不安が高まったことを受けて、相対的に安全な通貨とされる円を買う動きが加速。円相場は対ドル、対ユーロともに急伸した。対ユーロでは一時95円59銭まで上昇し、11年半ぶりの高水準を2日連続で更新。対ドルでも一時1ドル=77円66銭まで急伸し、2月中旬以来約3カ月半ぶりに77円台となった。米経済への先行き不安は、1日公表された米雇用統計が市場予想を大幅に下回ったことが原因。欧州債務危機不安がスペインの金融・財政に拡大するなか、米経済の不透明感が増したことで、米株式市場ではダウ工業株30種平均が一時、前日比200ドル以上急落した。主要通貨で円は独歩高の様相で、日本では輸出に打撃を受ける製造業への影響が避けられない状況。市場では日本政府・日銀による円高阻止の市場介入観測が強まっている」
そもそもギリシャのみならず、スペインが経済破綻に陥っているというのは、もはやEU経済が、一体として成り立つことが不可能であることを物語っている。本来、経済統合は、無理だったのである。それどころか、通貨をユーロにするのは、無茶苦茶だったのだ。
というのは、努力する国が、努力しない国と1つに統合すること自体に無理があったのである。とくに努力する国ドイツは、努力しない国ギリシヤの生活保護に、違和感と異論があった。グッと寄りかかられたのでは、たまらないからである。
◆実に奇妙な言い方ではあるけれど、日本は、ドイツと並んで敗戦国の「雄」である。だからと言って、日本は米国と欧州の経済・金融危機を救わなくてはならない使命を与えられている。それは、なぜか?
ズバリ言えば、「黄金の国ジパング」であるからだ。だからと言って使命と義務が生じるわけではないのであるけれど、仕方がない。世界経済を崩壊させるわけにはいかないからである。
世界で唯一、人類の君主たり得る国は、天皇陛下を仰ぎ、その裏づけとして「本物の金塊」を保有し、しかも、日々「本物の金塊」が増えて、太り続けている日本のみであるからだ。これは単なる「夢物語」ではない。もしも疑う者があるならば、経済産業省・資源エネルギー庁のホームぺージを見るがよい。鹿児島県伊佐市の「菱刈鉱山」の実態である。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。