http://www.asyura2.com/12/hasan76/msg/404.html
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現在、日本では、現金が強く、物が安い状況です。
銀行の企業融資なども手控えた状態が続いており、資金繰りがつかず破綻する企業も少なくありません。
さらに国家は対策を打とうとし、莫大な財政出動を行うでしょう。また、赤字国債を乱発し続け、国自体の借金が金利と相まって膨らむ一方になっていきます。
いつか、遂に、国債の暴落、通貨の暴落、株式の暴落が起き、ついに国家破綻状態となるでしょう。
その時、ハイパーインフレが吹き荒れることことは想像に難くありません。
ことは一国の話だけはなく、世界中どの国も同じ状況であり、連鎖する可能性があります。
すなわち、世界同時ハイパーインフレが起こる恐れがあります。
このような状況になれば、私たちの生活は当然のことながら困窮します。
一方で、国家破産、ハイパーインフレにより、政府は北朝鮮のようにデノミ(通貨切り下げ)を行い、あるいは余裕のある国民から財産税などで資産を奪おうとします。
ですが、実はこのハイパーインフレにより、国の借金は目減りし、チャラになります。
おわかりのように、国の借金がチャラになるというということは、私たちの借金もチャラになるということです。
これまで借金に追われた方は、返済の負担が軽減します。
(理論的に言えば、例えばマイホームのローン返済金利は上昇するものの、土地建物価格が上昇し、相殺される可能性があります。勿論、法的に債権者が債務者への債権を放棄するかは別問題です)
従って、このテーマで言えば、借金地獄に喘いでいる人は、具体的な対策などを講じる必要はないということです。
(無論、金融資産を持たれている方においては、現物資産へシフトさせることで最小限の影響に喰いとどめておくべきことは言うまでもありません)
但し、これは自己破産したとおなじと考えられます。
その後の社会的信用については保証できません。
また、収入が増えるわけでもないのですから無謀な借金も慎むべきです。
それでも、現在、ローンなど借金地獄に喘いでおられる方にとっては、これを契機にして新たな人生をスタートさせることができるという意味で、ハイパーインフレは歓迎すべきだと言えるでしょう。
★南ヨーロッパでの投資金は完全に絶望視されている25のサイン・・・この惑星の富豪と金融機関は、実際に起きることに精通している。彼らの動きを見れば、何が起きるかを知ることができる。
http://rockway.blog.shinobi.jp/
ギリシャから資金が逃げている。と言うより南欧から北欧に逃げているというほうが正確のようだ。PIIGSといわれた、ポルトガル、イタリア、ギリシャ、スペインは、アイルランドを除けば南欧諸国だ。この諸国がいよいよ揺れだしている。これにつられて中国もぜいたく品などから値下がり傾向が著しくなってきている。ようするにバブルが弾け出しているのだ。穏やかな世界は今年いっぱいと見た方がいいようだ。
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南ヨーロッパでの投資金は完全に絶望視されている25のサイン
http://theeconomiccollapseblog.com/archives/25-signs-that-the-smart-money-has-completely-written-off-southern-europe
【5月28日 Michael Synder - The Economic Collapse】(部分訳)
金融問題を見る際には「投資金」の言う事を聞く事が重要だが、投資金がどうなっているのかを見る事はもっと重要だ。この惑星上の超富豪と金融機関を経営している者たちは、金融界で実際に起きていることに我々よりずっと精通している。しかし我々が彼らの動きを見れば、将来何が起きると彼らが考えているかを知る事のできる手がかりを得る事ができる。
現在、資金は南ヨーロッパから出て北ヨーロッパへ入っている。いくつかの大企業はギリシャで日中稼いだ金を毎晩引き出している。金融界の上層部ではギリシャのユーロ圏離脱は「不可避」とみなしている事、また残りの南ヨーロッパ諸国の多くも負け戦であると考えていることがますますはっきりしだしている。残念だが南ヨーロッパでの金融崩壊が新しい世界的不況を引き起こす引き金になるだろう。
警告となるあらゆる兆候があったのだが、2008年に金融危機が起きると考えていた者は殆どいなかった。しかしそれは起きた。今や、あらゆる兆候があるのだが、もう一回「リーマン・ブラザース」型の危機がやってくると考えるものは殆どいない。
悲しいかな、殆どの人々は間に合わなくなるまで真実に向き合おうとはしないものだ。以下は、南ヨーロッパでの投資金が完全に絶望視されていることを示す25のサインである。
1.ロンドンのロイズはユーロ圏の崩壊に対処する準備を進めている事を公式に認めて いる。
2.ニューヨーク・タイムズ紙によれば、世界的な法律事務所が顧客に対して全ての現 金とその他の流動資金をギリシャから引き上げるアドバイスしているという。
3.CNBCによれば、多くのヨーロッパの金持ちが南ヨーロッパにある銀行から金を引き 出し北ヨーロッパに送っているという。
4.フィラデルフィアの連邦準備銀行会長のチャールス・プロッサーは、連邦準備銀行 はファンドに対してヨーロッパに対する投資を減らすようアドバイスしていると言っ ている。
5.スペイン国債の利回りは非常に重要な7%に向かっている。
6.ギリシャで操業している多くの多国籍企業は毎晩のように資金をギリシャから引き 出している
7.ドイツ銀行重役ののユルゲン・フィッチェンは、公的にギリシャは「破綻国家」だ と宣言した。
8.スイス中央銀行総裁はユーロ圏の崩壊にどう対処するかという問題でスイスが「ア クション・プラン」を作成中だと認めた。
9.ヨーロッパ委員会は全メンバー国家に対してギリシャのユーロ離脱に対応する為の コンティンジェンシー計画(不測事態対応計画)を作成するよう督促している。
10.PIMCOのCEOのモハメド・エル・エリアンは、ギリシャがユーロを離脱する事は 「恐らくは避けられない」と言っている。
11.スペインの株価は岩のように転がり落ちている。
12.スペイン銀行の帳簿にある不良債権の割合は18年間で最悪となっている。
13.25日の晩になってスペイン政府は、巨大銀行のバンキアが190億ユーロの救済が必 要になるだろうと発表した。
14.スタンダート・アンド・プアーズは25日、スペインの5行をジャンク基準に格下げ した。
15.ムーディーズは5月17日にスペインの16行に対する格下げを行っている。
16.テレグラフ紙によると、苦悩の中にあるヨーロッパの銀行は作成中の秘密計画の 一部としてブリュッセルが掌握し支配されることになるかもしれないという。
17.ソシエテ・ジェネラルのエクイティ・ストラテジー部長のクローディア・パンセ リは、ギリシャがユーロを離脱すればヨーロッパの株価は50%ほども落ちるかもし れないと警告を発している。
18.エコノミストのマーク・ファーバーは、新たな世界的不況が来るチャンスは 「100%」だと警告している。
19.ギリシャは市民の動向のため今経験している問題点があることをあげつらう傾向 が出てきている。以下はIMFの専務理事のクリスティーヌ・ラガルデが最近のインタ ビューで語ったものだ。
「ギリシャに関する限り、税金をいつでも支払わずに済まそうとしている人々の事を私も考えた」
仕事がなく社会保障も受けられない人々については、「同じように考える。彼らは連帯して助け合うべき。自分たちの税金を支払う事で」
彼らの子供たちに対しては、「そうね、親に責任があるでしょ? だから親が彼らの税金を支払うべき」
20.テレグラフ紙によれば、メルケル政府閣僚の何人かが、ドイツは「底なしの穴に 金を注ぎいれる」ことはしない、と語った。
21.イングランド銀行は今週、世界の中央銀行代表者らによる「秘密サミット会議」 をヨーロッパの金融危機に際して開催する予定である。
22.ゼロ・ヘッジによれば、ドイツの主要新聞が、ギリシャがユーロ圏を離脱する事は「確定事項」だと報じている。
23.CNBCによれば、必要時のために、新ドラクマの印刷と配給が静かに進行している という。
24.シティバンクのチーフエコノミストのウィレム・ブイターは、ギリシャ政府が発 行するいかなる通貨も「たちまち60%下落」するだろう、と警告している。
25.ロイターは、計画メモなるものが存在し、それにはギリシャはユーロ圏からの離 脱の「道を和らげる」ために、500億ユーロまでの資金を受け取れる事が示唆されて いると伝えている。
もしギリシャがユーロ圏を離脱すれば、残りのヨーロッパが負担する事になる額は天文学的なものとなる。以下はジョン・モルディンの記事からのものだ。
情報に通じた人々や機関におけるヨーロッパの将来に関する議論が緊迫している。ユーロ圏の崩壊は、ギリシャの離脱を許すとしてもあまりにもコストが高すぎて、起こすわけには行かないだろう。概算で1兆ユーロが、ギリシャの離脱だけでヨーロッパの銀行、政府、企業に降りかかってくる。スペインとイタリアの金利負担を持続可能レベルに維持するだけで数兆ユーロかかる。年金や保険積立金は言うまでも無い事だ。だとすれば、ギリシャの離脱のコストが1兆ユーロだとすれば、スペインやイタリアの離脱ではどれほどになるのか?
以前書いたように、ギリシャの離脱は銀行の取り付け騒ぎを引き起こし、既にスペインやイタリアで起きはじめている。
ヨーロッパの問題は単なる政府の債務問題ではない。真実は、ヨーロッパ全体の金融システムがメルトダウンの危機に瀕している事である。
残念だがこれを解決する事のできる総体的な回答は存在しないので、事態はますます悪化するばかりである。
何回もこの問題を指摘してきたように、次の経済崩壊はヨーロッパで始まるだろうが、これは世界全体に深刻な影響を与えることになる。
★ギリシャ急進左派連が再交渉を改めて主張「ドラクマに戻らず」・・
ツィプラス党首:掴んだ金ズルは放しません
http://jp.reuters.com/article/jp_eurocrisis/idJPTYE84U06R20120531
[アテネ31日ロイター]ギリシャ反緊縮派の急進左派連合(SYRIZA)のツィプラス党首は31日、欧州連合(EU)・国際通貨基金(IMF)と合意した支援策を無効にすべきとの考えを示した。
支援合意を破棄してもギリシャがユーロ圏離脱を余儀なくされることはないと述べた。
ツィプラス党首はウェブサイト「enikos.gr」とのインタビューで「ギリシャに大惨事をもたらしてきた支援策を無効にする必要がある」とし、「代わりに、経済再建に向けた国家計画を打ち出す」と語った。
また新たな支援策について再交渉する考えを示し、ギリシャがかつての通貨ドラクマに戻ることはないと言明した。
★ギリシャ離脱なら通貨価値は半減の可能性も=フィッチ
http://jp.wsj.com/World/Europe/node_452604?mod=WSJFeatures
格付け会社フィッチ・レーティングスは、ギリシャがユーロ圏を離脱した場合、同国が導入する新通貨の価値は現水準から半減する可能性があり、ひいては政府および国内銀行のデフォルト(債務不履行)に陥る公算が大きいと警告した。
★メルケル独首相の孤立深まる−伊首相とECB総裁からも圧力・・・
米国オバマも加わり、マルク本位制EMSはもっと金を貸してられの真意は?
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M4WBY16TTDSA01.html
5月31日(ブルームバーグ):ドイツのメルケル首相は欧州債務危機の泥沼化をめぐる批判にさらされ、孤立を深めている。31日にはイタリア首相と欧州中央銀行(ECB)総裁がともに、ユーロ圏経済の安定化に向けたより大胆な措置をメルケル首相に迫った。
イタリアのモンティ首相とECBのドラギ総裁は、欧州の救済基金が経営難銀行に資本を直接注入することへの反対をドイツが撤回するように訴えた。モンティ首相は共同債発行へのロードマップも求め、ドイツ側を逆なでした。
モンティ首相はこの日ブリュッセルでの会議で、自らをドイツ的な財政規律の信奉者と呼んだ上で、安定した経済についてのメルケル首相のビジョンが「危機波及に歯止めをかけるために必要な仕組みの整備の遅れによって損なわれるリスクがある」と論じた。
金融市場はユーロ売りとドイツやフランス国債への資金逃避で、2年以上にわたる危機のストレスを浮き彫りにしている。
恒久的な救済基金である欧州安定化メカニズム(ESM)による銀行への資本注入とユーロ共同債導入へのロードマップ作成を呼び掛けた欧州連合(EU)欧州委員会の30日の提言はドイツの拒否に遭った。
メルケル首相は31日の発言で、危機との闘いに「タブーはない」とする一方で、経済力や財政運営がまちまちの諸国で構成する通貨同盟の瑕疵(かし)を修復することは「5−10年」をかけた取り組みだと付け加えた。
・盟友失う
メルケル首相は今月、危機と闘う上で大切な盟友を失った。フランスの大統領選で現職だったニコラ・サルコジ氏が社会党のフランソワ・オランド氏に敗れたためだ。
★モンティ首相は30日、オバマ米大統領を交えた電話会議でオランド新大統領とともにメルケル首相に対応を迫った。 31日にはモンティ首相とイタリア中銀のビスコ総裁、ドラギECB総裁がそろって、ESMによる銀行直接支援を認める欧州委の案を支持するよう訴えた。
★ドラギ総裁は「銀行の資本増強にESMを活用し得る方法がないか、実際に検討している人々がいる」と述べた上で、「問題はESMの資金を銀行の資本増強に使えるかということよりもむしろ、政府を通さずにこれを直接行えるかどうかだ」と語った。
銀行の資本増強問題に加えて、ギリシャが来月の選挙で救済合意を支持する政府を誕生させるように働き掛けることや、それができない場合の対応も課題だ。ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のユンケル議長(ルクセンブルク首相兼国庫相)はこの日、ギリシャの財政調整プログラムについて、期間を1年間延長する必要があるとの考えを示した。欧州各国はスペインにも赤字削減の目標達成までさらに1年の猶予を与えることを検討する。
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