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http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M4VFES6J
5月31日(ブルームバーグ):金の世界需要は鉱山からの供給量を上回る状態が今後数年は続き、金価格は12年連続の上昇を記録する見通しだ−−。このほど来日した産金業界団体ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)の投資調査担当マネジング・ディレクター、マーカス・グラッブ氏がブルームバーグ・ニュースとの取材で述べた。
グラッブ氏は、2012年の金鉱山からの産金量が前年の2800トンから3%増える一方、需要が4400トンの横ばい程度を維持すると指摘。差となる1600トンの需要分を使用済み金製品の再利用(リサイクル)によって埋めている状況という。
産金量は需要を下回る状態が当面続くとしたうえで、現在の金価格は底値に近いと指摘した。金の現物価格は31日午後3時28分現在で1オンス当たり1563ドルと、16日に付けた年初来の安値1527ドルから36ドル程度上回る水準で推移している。昨年12月末の価格は1564ドルだった。
金の需要をけん引する要因の1つが各国・地域の中央銀行の金保有量の拡大継続。WGCが17日発表したところによると、ドルやユーロの信認低下から11年の中銀の金の買越量は456トンと1964年以来で最大となった。今年も400トンの買い越しが見込まれている。グラッブ氏は、アジアの富裕層の金製品の購入も需要を押し上げ、特に全体の需要の約半分はインドと中国の2カ国で占めると指摘した。
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