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ギリシャ離脱は今年か来年、ポルトガル追随も−ルービニ
5月24日(ブルームバーグ):ニューヨーク大学のヌリエル・ルービニ教授は、ギリシャが支払い不能に陥り、年内ないし来年にユーロ圏を離脱するとの見方をスイス紙ハンデルスツァイトゥングへの寄稿で示した。
24日に掲載された寄稿でルービニ教授は「秩序立ったギリシャのユーロ離脱はかなりの経済的苦痛を伴う」とした上で、「それでも、ギリシャの経済と社会がゆっくりと無秩序に崩壊するのを見ているよりは、はるかにましだろう」と論じた。
さらに、債務の大きさと競争力の弱さという点でギリシャ同様の「問題を他の周辺国も既に抱えている」と指摘。ポルトガルは「恐らく、ある時点で債務再編を迫られユーロ離脱に追い込まれるだろう。潜在的に支払い能力はあっても流動性がないイタリアやスペインは、ギリシャのユーロ離脱があろうとなかろうと、欧州からの支援を必要とするだろう」と付け加えた。
原題:Greece Will Leave Euro This Year or Next, Roubini Writesin HZ(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:チューリッヒ Simone Meier smeier@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Craig Stirling cstirling1@bloomberg.net
更新日時: 2012/05/24 20:31 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M4IWZX6KLVR401.html
ECB今年0.5%に利下げへ、ギリシャ13年離脱に備え−シティ
5月24日(ブルームバーグ):欧州中央銀行(ECB)は今年7−9月(第3四半期)に、欧州債務危機への対応を強化すると、シティグループが予想した。同行はギリシャが2013年にユーロ圏を離脱する可能性が高いとみている。
ウィレム・ブイター氏らシティのエコノミストは23日発表したリポートで、「ギリシャが2013年の早い時期に欧州通貨同盟から脱退すると考えている」とした上で、「政府とECBが今年第3四半期に、ギリシャ離脱の影響を封じ込める措置を整備し、ECBは追加の長期リファイナンスオペ(LTRO)と0.5%への利下げで対応すると予想する」と記している。
エコノミストらはポルトガルとアイルランドが追加の国際的救済を必要とするとも予想。スペイン支援のプログラムと金融市場でスペインとイタリアの国債を支える措置も必要になるだろうと指摘した。
ドイツの10年国債利回りは10−12月(第4四半期)に過去最低の1.25%まで低下し、スペイン債とドイツ債の利回り格差(スプレッド)が第3四半期に600ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)に達するとの予想も示した。イタリア債のドイツ債とのスプレッドは年末までに600bpに達するとみている。
ドイツ10年債利回りは24日、過去最低の1.351%を付けた。ロンドン時間午前9時38分現在、スペイン10年債のスプレッドは7bp拡大の489bp。イタリア債のスプレッドは3bp拡大で432bp。
ロンドン在勤の金利戦略責任者、マーク・ショフィールド氏は「ドイツ債の利回り予想を下方修正している。2年債と3年債はマイナス利回りになるとみている」とリポートで指摘した。
原題:ECB to Cut Key Rate as Greece Readies Euro Exit, BuiterSays (1)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ロンドン Emma Charlton echarlton1@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Daniel Tilles dtilles@bloomberg.net
更新日時: 2012/05/24 20:34 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M4IN2O6JIK4401.html
ユーロ圏:5月総合景気指数、45.9に低下−予想以上の悪化
5月24日(ブルームバーグ):ユーロ圏のサービス業と製造業を合わせた経済活動は5月、事前予想以上に縮小した。域内経済が1−3月(第1四半期)の停滞から抜け出すことの困難が示唆された。
マークイット・エコノミクスが24日発表した5月のユーロ圏総合景気指数(速報値)は45.9と、前月の46.7から低下した。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト14人の調査では、中央値で46.6が見込まれていた。同指数は50が活動拡大・縮小の分かれ目とされる。
ユーロ圏では政府の緊縮財政や高い失業率が経済の足かせとなっている。随一の経済大国であるドイツでも今月、Ifo経済研究所の企業景況感指数が事前予想以上に低下した。
INGグループのエコノミスト、マルティン・ファンフリート氏(アムステルダム在勤)は「5月の指数はひどいものに思われる。4−6月(第2四半期)のユーロ圏域内総生産(GDP)の縮小がほぼ確実なことを示すものだ」と述べた。「当社は依然、基本シナリオとして7−12月(下期)に弱いながらもプラス成長へ徐々に回復すると予想しているが、債務危機の悪化と緊縮財政の重しで、リスクは明らかに縮小長期化の方に傾いている」と付け加えた。
総合景気指数を構成する製造業景気指数は45.0と、4月の45.9から悪化し2年11カ月ぶり低水準。サービス業景気指数は46.5(4月は46.9)に低下した。
原題:Euro-Area Manufacturing, Services Shrink More ThanForecast (1)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:チューリッヒ Simone Meier smeier@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Matthew Brockett mbrockett1@bloomberg.net
更新日時: 2012/05/24 18:29 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M4IQ0T6JIJZN01.html
ギリシャ銀、資本増強に向け28日までに180億ユーロ受け取る見通し=中銀総裁
2012年 05月 24日 21:24
[アテネ 24日 ロイター] ギリシャ中央銀行総裁のプロポボラス総裁は24日、同国の大手銀行が25日か28日までに、資本増強に充てる180億ユーロの資金を受け取る見通しだと明らかにした。
総裁はパプリアス大統領との会談で、180億ユーロの資金は25日か28日に支払われると伝えた。
資金の供給は、ギリシャ金融安定基金(HFSF)が22日に承認している。
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPJT815435320120524
ドイツの大手銀、ギリシャのユーロ離脱に対処できる=独銀行連盟会長
2012年 05月 24日 20:51
[フランクフルト 24日 ロイター] ドイツ銀行連盟(BdB)のシュミッツ会長は、ギリシャがユーロを離脱した場合、ドイツの大手銀行は影響に対処することが可能との見方を示した。
23日に述べた。
会長は「ギリシャ(のユーロ離脱)による直後の影響は対処可能」と指摘し、「市場は織り込み済みだと思う」と語った。その上で、スペインやアイルランド、ポルトガル、イタリアに飛び火することなく波及が阻止されることを望んでいるとした。
シュミッツ会長は今月ロイターに対し、ギリシャはユーロを離脱して債務や構造的な問題に対処したほうが賢明かもしれないとの見方を示していた。
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