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生活保護受給者「ビールも毎日飲めて、寿司屋もたまに行く」  
http://www.asyura2.com/12/hasan76/msg/213.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 5 月 17 日 16:49:55: igsppGRN/E9PQ
 

生活保護受給者「ビールも毎日飲めて、寿司屋もたまに行く」
http://www.news-postseven.com/archives/20120517_108746.html
女性セブン 2012年5月31日号


 生活保護受給者数は、2012年1月の時点で、制度開始当初(1950年)を超える過去最大の209万1902人にまで達した。税金から支出される生活保護関連予算は3兆7000億円に上る。消費税1.5%に匹敵する数字だ。

 生活保護受給者増大には、長引く不況や震災が影響しているが、その陰で、多くの人が首を傾げるような生活保護のグレーゾーン受給者が増えているという現実がある。

 大阪市に住むAさん(73才)は元喫茶店店主。国民年金を受給しているが、4年前からあわせて生活保護も受け始めたという。

「15年前に妻に先立たれ、お客さんがあまりはいらへんくなった。その後、店を売ってずっと借家住まい。国民年金は30年以上保険料を払ってきたけど、もらえる金額は月4万9000円程度にしかならん。貯金を切り崩しながら細々と暮らしてきたんやけど、とてもじゃないけどやっていけへん」(Aさん)

 そこで、区の福祉事務所に行き、窓口で生活保護を相談。資産や収入を書いて申告書を出すと、審査が始まった。

「1週間後くらいにケースワーカー(一般的に自治体の生活保護担当者をこう呼ぶ)という相談員の家庭訪問があって、貯金通帳を全部見せたんや。それから、また1週間くらい後やね、福祉事務所から電話で連絡があって、8万円近くが毎月振り込まれるようになった。

 年金とあわせると、月13万円程度。病院のお金もかからんし、生活は前よりずいぶん楽になった。それまで3、4日に1回だったビールも毎日飲めるし、週に1回はおでん屋や焼き鳥屋、たまには寿司屋に行くときもある。タバコも1日1箱。20才の時から吸っているんでやめられへんのや」(Aさん)

 自営業者の場合、国民年金に加入して20才から60才までの40年間、保険料を払い続けると、月額約6万6000円が支給される(Aさんの場合は未払い期間が約10年あったため、その分、受け取り分も減額されている)。

 これに対し、生活保護の場合、地域によって差はあるが、月額10万〜15万円だから、年金の倍以上の金額が受け取れることもあるわけだ。

 それだけではない。医療費は全額免除、住民税は非課税で、NHK受信料は無料、まだ60才に達していないなら国民年金の支払いも免除される。これでは“まじめに年金保険料を支払うのがバカらしい”と思う人が増えても不思議はない。


 

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コメント
 
01. 2012年5月17日 17:20:15 : BZZjZAt60A
長く働いて、73才、少ない貯金、月10万〜15万円の生活がそんなにうらやましい(妬ましい)のか?
これを非難する了見は何だ?
記事を書いた男(女)は一体どんな生活(収入)をしているのだ。それも書け。

02. 2012年5月17日 17:48:42 : bQJwNP9w3I
生活保護受給者は準公務員待遇だから、三等年金受給者よか生活レベルは上だろう。
生活保護受給者を三等年金レベルに待遇を一気に落とせとは云っていない。
三等年金生活者のレベルを生活保護受給者レベルに引き上げろ。

高止まり公務員給与を下げろとは云わない。
民間給与を公務員レベルに引き上げろ。


03. 2012年5月17日 18:14:55 : Q5D5fFKwyw
タイトルがあまりにも敵意剥き出し。
8万ばかりの生活援助に、なぜ、こうも嫉妬するのか。
下等な者が貧乏人を敵視する構図は気持ち悪い。
それにしても、わずか3兆7,000億ですか。消費税にして1.5%。
米国への思いやり予算はいくらでしたっけ?
それより、地球壊滅産業の企業幹部の年金は月300万と言われてましたっけ。
下ばかりを見ないで上を見ることを心がけよう。

羨ましければ、自らも生活保護受けられる状況になり、申請すればいいだけのことです。


04. 2012年5月17日 18:21:35 : Pj82T22SRI

日本は、過去の蓄積や競争力のある企業があり、ワーキングプアなどの日々の労働のおかげで、

まだ無職者や犯罪者でも世界の大多数の一般人より遥かに好い生活ができる蓄積があるということだ

搾取階級(上は高給公務員や高額年金受給者から生活保護受給者まで)、は、日々、感謝すべきだろうな、

こうした平和な日常は、そう長くは続かないから


05. 2012年5月17日 20:00:29 : txKoq6KBVw
生活保護受給者にかかる支出は案外多くない


06. 2012年5月17日 22:15:23 : abHih0C8hk
太平洋の向こうには成人の100人に1人が刑務所暮らしという超大国があったっけ。

かの国では「服役」も一種の福祉だと皮肉られているとか。

まあ日本でも本当にカネが無くて数百円の万引きで、もらい下げに来てくれる親族もなく
そのまま立件されて刑務所行きという老人が少なくないが。

一方で億単位の犯罪を犯してもすぐ保釈されて執行猶予というご身分もある。


07. 2012年5月17日 23:28:21 : AOnVDdrzME
>長く働いて、73才、少ない貯金、月10万〜15万円の生活がそんなにうらやましい(妬ましい)のか?

医療費無料、家賃も補助がで、その他特典もある。
最低賃金付近でフル活動していて家賃も払ってるような人じゃなくても羨ましいよ。


08. 2012年5月17日 23:33:48 : 5w6pW8hZtQ
下らない議論はどうでも良いが、生涯真面目に働き無理をしてでもこつこつと

国民年金を払い続けた人の年金受給額が月に5万から7万で、年金など払わず

若い時には遊び放題遊んで高齢になれば生活保護で月に十万から十五万も支給され

楽しい老後が送れるなんて馬鹿な基準があるか?

こんな馬鹿な制度にメスを入れず放置しておくから正直ものが馬鹿を見る社会とな

りモラルが崩壊するのだ。

生活保護というセーフテイネットが重要であることは当然であるが、本当に保護が

必要な人のところに回っているのかはなはだ疑問である。

生活保護受給者の中には高級車を乗り回しているものもいるではないか。

国民年金で七万で家賃・医療費・住民税ゼロ・NHK受信料まで払えば満足な食事も

取れないではないか?

こんな理不尽が放置されていて良いのか?

消費税議論などその後の問題ではないのか?


09. 2012年5月18日 00:53:32 : uz4zqg3c5L
ほとんど在日がいままで保護を盗っててぞ。日本人には出さなかったぞ。インチキ騙し反日政策だったよな。保護の全員の全部のデーターを官報で公表しろよ。

10. 2012年5月18日 00:57:43 : sgolhP60mA
同じ条件の人が他県で申し込んでも恐らく認めて貰えない。
認めて貰えない人と貰っている人との差が大きい。
都会でも10万円くらいで生活している人はたくさんいる。
みんな認めたら、税金がかなり上がりそう。
何かがおかしい。

11. 2012年5月18日 03:06:56 : TB68vqUfWg
【公正かつ透明な基本所得保障制度を導入しよう!】

生活保護に代えて、負の所得税を導入するのが妥当だ。
まずは、負の所得税の部分的導入としての給付付き税額控除。
この給付付き税額控除に段階的に生活保護や役に立たないアドホックな福祉制度を統合し、負の所得税に近づけてゆくのが妥当。

いちばん重要な問題は、
生活保護世帯を締め上げれば、頑張って働いても貧しい「ワーキングプア」が救われるわけではないということ。
むしろ、自分が困窮者になったときのことを考えると、自分で自分のクビを締めるようなものだ。
巨視的に見れば、天下り官僚など一握りの勝ち組以外は、皆同じようなリスクにさらされているのだから。

生活保護問題の根源は「どうやったら困窮者を増やさないようにするか」である。
解決策は、不安を解消し「安心」して働けるようにする事。
リスクに見舞われた人を含めて人間の生活を支えるための普遍的な制度基盤を構築する事である。
つまり、具体的には、財政政策と金融政策を総動員して景気を良くすることと、
負の所得税のようなシンプルで公正なセーフティネットを整備することである。

【改革案】
(1)現行の生活保護制度を原則として廃止し(経過措置は当然設ける)、「負の所得税」に移行する。
あるいは
(2)現行の生活保護制度を大幅に見直し、「負の所得税」型の生活保護制度に移行する。

日本の捕捉率はきわめて低いので、
制度を大幅に見直して、給付を受けられる人の比率を増やすべきである。
「給付水準を引き下げる。しかし、給付対象者を増やす(ワープア層にも支給=貧困対策だけでなく少子化対策にもなる)」

■生活保護制度の改正を!/“負の所得税”(≒擬似ベーシックインカム)化が必要
生活保護制度を誰もが利用できるよう改正する必要がある。
現行の「最後の砦」であるはずの生活保護制度は、給付を受ける際に極めて厳しい条件が課せられており、
また、“水際作戦”のような悪質な違法行為が横行していることもあり、日本の捕捉率は9〜20%に過ぎない。
( http://www.nichibenren.or.jp/ja/publication/booklet/data/seikatuhogohou_kaisei_youkou_leaflet.pdf )
ちなみに、イギリスは87%、ドイツは85〜90%。
これは、先進国であるはずの日本が、他の先進国に比べて、いかに貧困層を見殺しにしているかの証左。

この欠陥だらけの現行制度を、何らかの理由でフルタイムで働けなくなり、一時的に稼得所得のみで生活ができなくなった人が、
フルタイムで働けるようになるまで利用できる「入りやすく出やすい」制度へと変える必要がある。

そのためには、全額国庫負担とした上で、以下のように改正すべし。

(1)水際作戦を不可能にする制度的保障
(2)保護基準の決定に対する民主的コントロール
(3)権利性の明確化
(4)ワーキングプアに対する積極的な支援の実現

■生活保護の捕捉率
ドイツで稼動年齢層に対応する「失業手当U」の捕捉率は85〜90%、
イギリスの「所得補助」の捕捉率は87%と言われています。
日本については、上記各研究のうち最も低い数値は9%、最も高い数値でも、19.7%にすぎません。
困窮者のうち、8割以上の者が放置されているのが現状です。
http://www.nichibenren.or.jp/ja/publication/booklet/data/seikatuhogohou_kaisei_youkou_leaflet.pdf
■生活保護法改正要綱案 生活保護法改正要綱案
http://www.nichibenren.or.jp/ja/publication/booklet/data/seikatuhogohou_kaisei_youkou_leaflet.pdf
■日弁連・生活保護法改正要綱案
http://www.nichibenren.or.jp/ja/opinion/report/081118-4.html
http://www.nichibenren.or.jp/ja/opinion/report/data/081118_3.pdf

■「年越し派遣村」後の生活保護、入りやすく出やすい合理的な制度設計を
http://www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/e7af0fe01d0f796f45f3ee108b447500/page/1/

■第65回「日本の奇妙な生活保護制度」原田泰氏 大和総研 常務理事チーフエコノミスト
日本の生活保護制度には、国際的に見て奇妙な特徴がある。制度を国際的に比較するのは難しいが、
埋橋(うずはし)孝文・同志社大学教授の素晴らしい研究に基づいて比較をしてみたい
(「公的扶助制度の国際比較」『海外社会保障研究』127号、Summer 1999年)。
■給付総額は少なく、保護されている人はさらに少ない
日本の公的扶助支出額の国内総生産(GDP)に占める比率を見ると、わずか0.3%であり、
経済協力開発機構(OECD)諸国の平均(2.4%)の約8分の1と極めて小さい。
当然のことながら、公的扶助を受けている人々(子供を含む)の総人口に占める比率も0.7%と低く、
OECD諸国の平均(7.4%)の約10分の1にすぎない。
http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/harada.cfm?i=20071101c3000c3&p=1
イギリス、フランス、ドイツ、アメリカの公的扶助総額の対GDP比は、
それぞれ4.1%、2.0%、2.0%、3.7%であり、日本は前述のように0.3%である。
また、イギリス、フランス、ドイツ、アメリカの公的扶助を与えられている人の総人口に占める比率は、
それぞれ15.9%、2.3%、5.2%、10.0%であり、日本は前述のように0.7%である(以上の数値は前掲埋橋論文による)。
要するに、日本の1人当たり公的扶助給付額は主要先進国の中で際立って高いが、
公的扶助を実際に与えられている人は少ないということになる。
これは極めて奇妙な制度である。日本に貧しい人が少ないわけではない。
同志社大学の橘木俊詔教授は、生活保護水準以下の所得で暮らしている人は人口の13%と推計している(「格差社会」岩波新書、18頁)。
ところが、実際に生活保護を受けている人はわずか0.7%である。
私は、日本も、イギリス、フランス、ドイツ、アメリカのように給付水準を引き下げて、
生活保護を受ける人の比率を高くすべきだと思う。
これまで日本で奇妙な制度が続いてきたのは、おそらく、高い給付水準のままで実際の支給要件を厳しくし、
保護を受ける人の比率を下げていた方が、給付総額が減るという財政的要請があるからだと思う。
しかし、今後、65歳以上の無年金者が続出する中では、現在の制度は維持できないだろう。
65歳以上の人は、支給要件の1つである「働けないこと」を容易に証明できるからだ。日本独自の制度をやめて、
グローバルスタンダードに合わせるしかないのではないか。
http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/harada.cfm?i=20071101c3000c3&p=2
総人口に占める生活保護率(=公的扶助受給者率)は、

 イギリス   15.9%
 フランス    2.3%
 ドイツ      5.2%
 アメリカ    10.0%
 日本      0.7%
と、日本が際だって低い。そして、その数少ない受給者の給付水準は高い。

■生活保護制度とベーシックインカムと負の所得税の違い
『ベーシックインカムは「愚者の楽園」』『ベーカムは「愚者の楽園」追記』で橘玲氏が、
産業革命勃興期に英国で実施されたスピーナムランド法の経験を元に、ベーシックインカムを否定している。
しかし、批判は妥当とは言えない。
現在の生活保護制度の方がスピーナムランド法に近くなっており、
ベーシックインカムは生活困窮者のインセンティブ・メカニズムにも考慮しているからだ。
分かりづらい所もあるので、生活保護制度とベーシックインカム、そして負の所得税について違いをまとめてみた。
1. 生活保護制度とその問題点
スピーナムランド法は端的に言えば、所得が生活扶助額以下の困窮者に生活扶助額を与える、
現在の日本で行われている生活保護に近い制度だ。大雑把な例を図示する。

実線が手取り、破線が所得税や生活扶助費が無い状態を表す。
実際の制度は、家族構成や居住地域資産の有無等で生活扶助を受けられる所得が変化し複雑だが、基本的な特性は同じだ。
(1.1) 困窮者が働かなくなる
全力で働いても生活扶助額以下にしかならない人には働く意味が無い(スピーナムランド法では一定額以上は働く必要がある)。
図で言うと、所得が14万円以下の領域では、手取りが平行線になる。
困窮者が働かなくなるために、生活扶助額と社会的損失が大きくなる(*1)。
(1.2) 困窮者の扶養者の調査が必要
内縁の夫などの経済的な保護者がいても、それを隠す人が出てくる。
児童手当や生活扶助狙いの偽装離婚などがありえる。
(1.3) 財政負担が大きくなる
(1.1)から財政負担が大きくなる。なお現在は年に3兆円以上の支出がある。

2. ベーシックインカムとその利点と問題点
ベーシックインカム(以下、BI)は、全員に一定の金額を給付しようと言う制度だ。
金持ちであろうが、困窮者であろうが一定の金額がもらえる。大雑把な例を図示する。
実線が手取り、上の破線がBI込みの所得、下の破線が所得税や生活扶助費が無い状態を表す。
BIにも所得税がかかるとしているが、かからなくても他の所得に対する課税で調整されるので、本質的には同じだ。
一定の金額(ここでは10万円)を所得に関わりなく給付し、その後に所得税をかけるので、実際に生活扶助費をもらう人は少数になる。
(2.1) 困窮者も働く
困窮者も働くインセンティブを持つ。図で説明すると、手取りが所得に対して平行な領域が無い。
理論上は労働意欲が減退すると思われるが、貧乏人の方がお金が必要なものだ。
(2.2) 困窮者の扶養者の調査が不要
家計単位ではなく、国民全員に給付するので、実際の家族関係などの把握は不要になる。
BIを課税対象にした場合、BIへの課税を減らす為に離婚する人が増えるかも知れないが、生活扶助ほどの利益は無い。
(2.3) 大きな所得税増税が必要
BIの欠点は予算規模が莫大になることだ。
支給額×1億2000万人が総支給額になるので、月に10万円配ると年に144兆円必要になる。
生活保護制度と比較すると、インセンティブ・メカニズムが良くなり、スクリーニング・コストが低減され、
政府の予算規模が膨大になる。

3. 負の所得税とその利点と問題点
生活保護制度の生活扶助費の計算を改善して、働く意欲を持たせたのが負の所得税。
ミルトン・フリードマンが提唱し、最近では英国で導入が検討されている(Telegraph)。大雑把な例を図示する。
実線が手取り、破線が所得税や負の所得税(=生活扶助費)が無い状態を表す。
(3.1) 困窮者も働く
困窮者も働くインセンティブを持つ。図で説明すると、手取りが所得に対して平行な領域が無い。
理論上は労働意欲が減退すると思われるが、貧乏人の方がお金が必要なものだ。
(3.2) 困窮者の扶養者の調査が必要
内縁の夫などの経済的な保護者がいても、それを隠す人が出てくる。
(3.3) 政府予算が削減できる
(3.1)から働く人が増えるので、政府予算をある程度は削減できる。
生活保護制度と比較すると、インセンティブ・メカニズムが良くなり、スクリーニング・コストは同様で、政府予算を削減できる。

4. 生活保護制度の改良は必要
日本は母親が勤労しているのに貧困に陥っている母子家庭がOECD諸国の中で飛びぬけて多く
(平成22年版 男女共同参画白書 - 第1部 第5章)、
もっと生活保護制度は批判されても良いと思うのだが、なぜか対策は後回しにされている。
現状では生活保護制度の不正は0.4%程度なので、スクリーニングに大きな問題は無い。
しかし、インセンティブ・メカニズムには大きな問題があり、
困窮者が自助努力を放棄したり、本来ならば生活保護が必要な家計が利用できていなかったりする。
頑張る人が得にならない社会と言うのは、道徳的とは言えない。
BIも負の所得税もインセンティブ・メカニズムは大きく改善するが、
BIは政府予算の劇的な拡大を招く為、受け入れられる可能性は低い。
最終的にはそうはならないが、ばら撒きと見なされる可能性も大きく、
負の所得税を導入する方が現実的であろう。
http://www.anlyznews.com/2012/03/blog-post_17.html
完璧な制度はない。
ただ、総合的に見ると、負の所得税>ベーシックインカム>生活保護制度。
まずは給付付き税額控除、
この給付付き税額控除に段階的に生活保護や役に立たないアドホックな福祉制度を統合し、
負の所得税に近づけてゆく。

【赤木智弘の眼光紙背】社会保障が社会保障として成立するために
前略。現在、マスコミによる生活保護受給者に対するバッシングキャンペーンが激しく行われている。
一部の事例を大げさに取り上げ、生活保護受給者がいかに不正な受給者ばかりで、
仕事に向き合うことのできない無気力でわがままな存在であるかというような、一方的な見方ばかり論じている。
そうした中で世論も、生活保護受給者が恵まれた立場の人たちであるかのように感じてしまっている。
しかし、それはあながち間違いではない。
各種税金や年金保険料。他に様々な料金が免除されながら、ワーキングプアと同等の収入を働くことなく得られる生活保護は、
ワーキングプアから見れば羨望の的である。
この案がもし実施されたとしたら、それにプラスして、生活保護受給者は大阪市の後ろ盾による特別枠で真っ当な職まで手に入れることができる。
ハローワークで求人票を眺め、後ろ盾もなく採用担当者に気に入られるように必死に振る舞うしかないワーキングプアから見れば、夢のような世界である。
そして何より、最低賃金より低い特別枠の存在が、ワーキングプアの賃金を守る唯一の後ろ盾である最低賃金までもを下落させる可能性がある。
あるというか、鈴木亘案の骨子の1つに最低賃金の切り下げがあるということは、本人のブログにも書かれているとおりだ。
そうした政策を行えばどうなるか。
それは当然、世間の生活保護受給者に対する反感は、これまでになく苛烈なものになるだろう。
それは生活保護という仕組みが、国民全体に付与されるものではなく、一部の認められた権益者にだけ与えられるものである以上、当然の反動といえよう。
現状の生活保護が抱える一番の問題は、申請し、それが通らなければ生活保護が受けられないという仕組みそのものだ。
その結果、福祉団体などの後ろ盾を得て生活保護を受けられる人たちと、
後ろ盾を得られないために生活保護という社会保障を受けることができない人に分かれてしまう。
社会保障は本来、好むと好まざるに関わらず、全ての国民が恩恵を得る傘であるべきなのだ。
そうした考え方が、所得が少なければ自動的に給付を受けられる「負の所得税」や、
全ての国民に給付を行う「ベーシックインカム」といった、画期的な社会保障の考え方を産みだしている。
しかし、給付を行う権限を持つ側は、そうした「自動的にまんべんなく給付」という考え方に反発している。
また、子ども手当に対する反発を見るに、日本人全体としてそうした方法を嫌うのだろう。
かくして「選ばれた一部の貧困者だけが、生活保護受給者としての特権を享受し、
その一方でワーキングプアの憎悪を一身に受けることになる。
それは社会保障と称していても、実質的には分断統治のための餌に過ぎない。
どんな素晴らしい社会保障制度を作ろうとも、それを受けられる人間が誰かによって選別される以上、
結果として利権争いや憎悪しか生み出さない。
その点に触れず、対策も取ろうとしない、あらゆる社会保障制度の試案は、すべて失格と言っていいだろう。
社会保障の傘の中に、老若男女はもちろん、貧困層も富裕層もすべて巻き込む。
そのような考え方が社会保障には必須であると、僕は思う。
http://blogos.com/article/36556/
>現状の生活保護が抱える一番の問題は、申請し、それが通らなければ生活保護が受けられないという仕組みそのものだ。
その結果、福祉団体などの後ろ盾を得て生活保護を受けられる人たちと、
後ろ盾を得られないために生活保護という社会保障を受けることができない人に分かれてしまう。
社会保障は本来、好むと好まざるに関わらず、全ての国民が恩恵を得る傘であるべきなのだ。
そうした考え方が、所得が少なければ自動的に給付を受けられる「負の所得税」や、
全ての国民に給付を行う「ベーシックインカム」といった、画期的な社会保障の考え方を産みだしている。
しかし、給付を行う権限を持つ側は、そうした「自動的にまんべんなく給付」という考え方に反発している。
また、子ども手当に対する反発を見るに、日本人全体としてそうした方法を嫌うのだろう。
かくして「選ばれた一部の貧困者だけが、生活保護受給者としての特権を享受し、
その一方でワーキングプアの憎悪を一身に受けることになる。
それは社会保障と称していても、実質的には分断統治のための餌に過ぎない。
どんな素晴らしい社会保障制度を作ろうとも、それを受けられる人間が誰かによって選別される以上、
結果として利権争いや憎悪しか生み出さない。


負の所得税は、給付付き税額控除という部分的な形で、他の先進国において導入例がある。
■ミルトン・フリードマンが提唱した負の所得税が有名である。
実際にはイギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドで一部導入され、拡大されつつある。
アメリカ合衆国における勤労税額控除もこの負の所得税のバリエーションだと評価される。
日本においては小沢一郎が党首を務めた自由党が負の所得税に近い政策を掲げていた。
また、小沢が民主党の代表選挙に出馬する際に、再びこの公約が掲げられた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%90%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0
■給付付き税額控除 具体案の提言
〜バラマキではない「強い社会保障」実現に向けて〜
【導入国】イギリス、フランス、オランダ、ベルギー、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、カナダ、ニュージーランド、アメリカ等
日本は、バブルの崩壊からようやく立ち直ったかと思うと、今また、グローバルな経済危機に直面しています。
この20年の間に、雇用については非正規雇用労働者の比率が増え、これまで
「会社」が正社員・終身雇用・年功制というかたちで果たしてきたセーフティネットから漏れる人々が増えてきました。
また、子育ての問題など、人間が生きる上で基本的な、生活や人生設計に直結した部分での将来不安が国民を覆っています。
このような重大な時期に政治は機能不全をきたしています。現在の日本が抱える課題の解決のためには、
物事の本質をしっかりと見極め、的確な政策を打ち出していく必要があります。
しかし、残念ながらこれらの問題に関する政策論議の多くは、対症療法的な既存政策の微修正が中心です。
わが国は厳しい財政制約の中で、格差問題や生活に対する不安といった問題に対処していかなければなりません。
そうなると必然的に、税と社会保障を別々に議論するのではなく、両者を一体にした仕組みを考えていかざるを得ません。
そうした要請を具体化するのが本提言で掲げる「給付付き税額控除」です。
東京財団では2007年よりその必要性を提唱し、近年はメディア等でも頻繁に取り上げられるまでになりました。
本提言では、より詳細な制度設計の論点、海外の導入事例に加え、日本における具体的な導入モデルを提示しています。
http://www.tkfd.or.jp/admin/files/2010-07.pdf
http://www.tkfd.or.jp/research/project/project.php?id=12
小沢一郎は、自由党時代から唱えていたというのだから、先見性がある。

段階的に導入するのが現実的。
まずは、給付付き税額控除、そして徐々に負の所得税に進化させていく。。。
■私が考えてたのはまさにこの流れ。
@forumdrei: 小沢修司さん的BI俯瞰図:
所得控除→税額控除→給付付税額控除→負の所得税→ベーシックインカム
http://twitter.com/birdtaka/statuses/9651666109
■負の所得税とベーシックインカムの対比図
http://newworldorder.tumblr.com/post/702950538
■【研究メモ】ベーシックインカムと負の所得税の関係
http://d.hatena.ne.jp/dojin/20100514#p1

【負の所得税】
所得が一定額に達しない者に対し、政府が給付金を支払う制度。
課税最低限との差額の一定割合の金を給付する。
http://kotobank.jp/word/%E8%B2%A0%E3%81%AE%E6%89%80%E5%BE%97%E7%A8%8E
■そろそろ「負の所得税」をまじめに考えてもいいのではないか(山口浩/駒澤大学教授)
http://www.h-yamaguchi.net/2005/07/post_01a6.html


12. 2012年5月18日 08:20:12 : beQiOMZZVw
いつの時代も、このようなプロパガンダが繰り返されて

物言えぬ弱者が常に切り捨てられていくんだなぁ‥

十把一絡げに‥‥


13. 2012年5月18日 09:21:34 : VM4rQwTrQQ
国民年金生活者と生活保護受給者の格差、歪さ、矛盾点、これらはすべて民間給与と公務員給与の格差、歪さにすり替えられる。
生活保護受給が弱者救済というのは建前に過ぎない。
だから生活保護受給を問題視することには、ここでも公務員世帯がすぐに反対してくる。
年金受給額より多いということは一つの利権に他ならない。
平均以上に優遇される、特権があると云うことはそういうことだ。

14. 2012年5月18日 13:35:20 : PV9mgxFbAL
吉本興業が次長課長・河本[年収5千万]の母が今年4月まで10年に及ぶ生活保護受給を認める「年収が上下しており、違法ではないhttp://awabi.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1337308339/

河本母不正受給疑惑について片山議員「芸能人ひとりの問題ではなく生活保護制度の問題を示す」「見過ごしてはいけない」
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1337266879/

河本の母は北朝鮮生まれである。

5月2日、自民党の参議院議員・片山さつき氏(53才)は、自身のブログにこう綴った。

<「正直者が報われる社会」にしていく上で、「生活保護は、本当に困窮している方にはしっかり届き、頑張れば働ける、
あるいは本来養ってくれるべき近い親等の親族がいる場合には支給しない。」が大原則でしょう>

フォロワー約10万人のツイッターでも同様のつぶやきをしている。
その片山氏に呼応して、同じく自民党の参議院議員・世耕弘成氏(49才)もフォロワー約6万7000人のツイッターで5月10日こうつぶやいた。

<次長課長の件厚労省から事情聴取しました>
<うやむやにはさせません。生活保護法77条に扶養義務者への費用請求が規定されていますので、 これに基づき彼には過去の分も払わせねば>


15. 2012年5月19日 00:13:25 : CqgpTVH9UU
>いつの時代も、このようなプロパガンダが繰り返されて
>物言えぬ弱者が常に切り捨てられていくんだなぁ‥
>十把一絡げに‥‥

それもこれも図々しい一部自称弱者が幅利かせてるせいだけどな。

物言えぬ弱者が切り捨てられないよう監視を強めようとすると、
自称弱者の味方が人権侵害だとか騒ぎ立てるし。


16. 2012年5月19日 08:42:55 : cnrruPq3Vg

>>15
>物言えぬ弱者が切り捨てられないよう監視を強めようとすると、
自称弱者の味方が人権侵害だとか騒ぎ立てるし。

この自称弱者の味方というのがくせ者なのさ。
自称弱者の味方というのは利権に敏感で、既得権益を握ったまま離さない
奴らだよ。


17. 2012年5月19日 09:17:20 : CqgpTVH9UU
>自称弱者の味方というのは利権に敏感で、既得権益を握ったまま離さない
奴らだよ。

そうだよね。
草の根運動だの無所属議員だの○○党だのそんな連中ばっかりだからねぇ。


18. 2012年5月19日 10:13:20 : cnrruPq3Vg
こっちの記事の方が分かりやすい。

生活保護受給者 著名温泉行き尽くし、暇ならパチンコの人も
http://www.news-postseven.com/archives/20120519_108989.html


19. 2012年5月20日 02:09:34 : uKFoqoJusE
生活保護、日米比較 、日本は劣悪

日本は、給付総額は少なく、保護されている人はさらに少ない

▽公的扶助総額     GDP比 日本0.3%、米国 3.7%、OECD平均2.4%

▽与えられている人数の総人口比 日本0.7%、 米国10.0%、OECD平均7.4%

(出所)BIZ+PLUS  第65回 原田 泰氏 大和総研 チーフエコノミスト「日本の奇妙な生活保護制度」 
▼日本は劣悪ですね


20. 2012年5月20日 02:12:42 : uKFoqoJusE
国家予算日米比較 、日本は低福祉国家ですね
▼米国の国家予算、総額3兆7,290億ドル(2012年度)
社会保障費20.4%、メディケアー(65歳以上の医療保険)13.0%、メディケイド(低所得者医療補助)7.2%
▽社会保障費計40.6%(うち医療費20.2%)
▽国防費23.7%
(出所)2012年度米国予算教書(概要)外務省
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/keizai/eco_tusho/us_2012.html

※(参考)米国では消費税が地方税なので国家予算に含まれていない

▼日本の国家予算,総額903,339億円(H24年度)
▽社会保障費の29.2%
▽国防費5.2%

▼米国は国防費が多いのに、福祉に占める比率も多いですね、
特に消費税は国税でないのです。
したがって米国に見習えば、消費税がなくても、福祉により多くの予算が使いますね。
※消費税増ありきは国民だましです


21. 2012年5月20日 11:31:39 : Wb3Tcvboz6
>>19,20

統計上の単なるマジックじゃないの。
福祉といっても幅があって、米国の医療は国民皆保険ではないわけで、日本人が医療福祉面で米国人以上に恩恵を受けていることは、高い平均寿命でも明らかだろう。

日本は高額になりがちな医療費コストを皆保険制度で相当圧縮できているのも事実であって、米国並みの医療体制とコストを強いられたらたまったものではない。
ホームレスなんざ、それこそ米国生まれの社会現象じゃないの。

社会的弱者といわれる人たちが、温泉旅行やパチンコに興じる余裕があるのは、それこそ日本の福祉政策の充実度を如実に表しているといえよう。
それとも米国の弱者が、実質的にそれほど優遇されているのかな。


22. 2012年5月20日 18:18:34 : uKFoqoJusE
>>21
米国は皆保険でないが国家予算の20.2%を医療費に充てている、医療の善し悪しの比較ではないのです
軍事大国で、消費税を含まなくても、ですよ。
日本に出来ないはずはないのです。

「税の集め方と使い方日米比較」
日本は米国より低所得者に厳しいのです、全てのデータで言えるので、逆のデータあったら指摘して下さい
予算税制の比較で善し悪しや社会の比較ではないのです,念のため付言いたします。
日本人の多くは洗脳されているのです、データなどを調べ目を覚まして頂きたい

>温泉旅行やパチンコに興じる余裕があるのは
例外ではないのですか、米国でもあるようですよ、


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